ホーム 02【遊びに行く】 伊賀ならではの土鍋を求めて。やって来ました、長谷園。

伊賀ならではの土鍋を求めて。やって来ました、長谷園。

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三重に越して来て、はや4年。
器好きで、機会があると他県の窯元は行くのに、
まだ足を運んでいなかった、伊賀の窯元!

人気の伊賀の土鍋『かまどさん』は全国の百貨店でも買えるかもしれない。
だけど、これは転勤族の特権!やっぱり縁あって住んでいるのだから!
その土地のものは、“モノ”だけでなく、その背景もひっくるめて、
愛おしい気持ちになってから、手に入れるべきだ。

 

ということで、やって来ました。『かまどさん』の生家、長谷園。

ご存知の方も多いと思いますが、
『かまどさん』は、火加減いらずで、誰でも失敗なく、
かまど炊きのようなふっくら美味しいごはんが炊ける、全国でも大人気の土鍋です。
かまどさん、というネーミングがまた可愛い。

 

ここだ。

この中に入ると、いろんな種類の土鍋や器がたっくさん!
伊賀焼きは、大地を感じさせる素朴な土の風合いが魅力です。
目移りして、もう興奮してしまいました。

残念ながら、店内(商品)の撮影ができなかったのですが、
所狭しと並ぶ器たち。下の写真から、うっすら感じ取れますでしょうか。

中には、かまどさんを小さくしたような『プチ鍋』!
これがまた、とっても可愛いのです。
1人用サイズのスープ鍋にもってこい。
色も素敵だから、色違いでいくつも欲しくなります。

 

国の有形文化財に登録されている、大正館。

すぐ近くにある敷地には、大正ロマンの面影を残している建物が。
その名の通り、大正時代に建てられ、事務所として使われていたそうです。
現在では休憩コーナーとして解放されています。

素敵です。趣、あります。

ここでは、自動販売機のコーヒーも、紙コップではなく、
長谷園オリジナルのカップで飲めるんです。そして、カップはお持ち帰りできるんです。
なんと350円なり!
お持ち帰りしやすいように、ちゃんと新聞紙と袋が用意されている。
こういうのが、嬉しいし、楽しいですよね。

自動販売機も、なんだか大正ロマン、感じます。

コーヒーを飲み干しても、まだ決まらない。
「 気になるお鍋がいくつもある…。
どうしようかなぁ、どっちを買おうか。
プチ鍋もお手頃価格で可愛いし…。」

美味しく感じました、これぞ伊賀焼き。


室内の奥には、長谷園の土鍋の代表選手がずらり、展示されています。
真ん中のしゃもじ乗っけてる子が、そう。かまどさんです。
一番左の生成り色の子は、電子レンジで炊きたてのような
温め直しができる『陶珍』(とうちん)です。
一番右奥は、炭火焼のように食材をふっくら美味しくする『ふっくらさん』

長谷園 七代目当主の長谷優磁さんは、今の時代にあった
いろんな土鍋の開発に、チャレンジされているそうです。
先日、テレビの「カンブリア宮殿」で長谷園さんがクローズアップされていました。
長谷優磁さんの、

ー「伝統だから」と同じ事を続けるのではなく、今の時代にあった求められるものでなければ、
民具にはならない。民芸品は休むことなく、毎日進化しなければいけない
。ー

という言葉、心に残ります。そして、

うまいものが食べたい。うまい酒が飲みたい。
その一心で、ものづくりをされているとのことでした。

自分の中に湧き上がる、突き動かされるなにかに対して、
素直に、突き動かされるまま行動し努力を重ねると、
想像以上の結果がついてくるものだな、と
日々の自分のことに置き換えて、もっと精進せねば…と感じる瞬間でもありました。

 

 

江戸時代・天保三年(1832年)から続いていた、登り釜。

昭和40年代(1970年代)まで稼働していたようです。
現存している登り釜で、これほどの大きさは、日本ではここだけだといわれているようです。
(国登録有形文化財)

むむ。登り釜の傍にある階段を発見。

さくさく散策すると、

見晴らしのよい展望台へと続いていました。

やはり、いい器を作る土地は、自然も豊かで美しい。

 

 

再び降りてきて…

建物の傍に、白い何かがいっぱい積まれている。

焼成する前に自然乾燥させているものでしょうか。
土鍋になるであろう子たちが、美しく並んで待っていました。

 

この日は、途中からけっこうな量の雨が降ってきていました。
多少濡れましたが、降る雨が緑に瑞々しさを与え、
ひとしきり降った後は、凛とした空気に包まれ…
気持ちの良い時間を ここ伊賀焼きの郷で、過ごすことができました。

軒先には、てるてる坊主が。
「来てくれて、ありがとう。」って。
こんな店主の心遣いが、これだけでも、
来てよかったと、また感じさせてくれる。

「こちらこそ、ありがとう。」

 


 

伊賀焼の郷 長谷園

住所: 〒518-1325 三重県伊賀市丸柱569
TEL: 0595-44-1511
展示室営業時間: 9:00〜17:00
休業日: お盆・年末年始
駐車場: あり
URL: http://www.igamono.co.jp/

 

 

で、悩んだ結果、私がお買い求めしたものとは…!?

どーーーーーーん!!
スモーク料理のできる『いぶしぎん』さん!

シャキーーーーン!!

前から気になっていたんです。薫製鍋、とやらに。
おうちで手軽にスモーク料理が味わえるなんて、素敵じゃないですか。
それが、今回訪れた長谷園さんに、やはりありました!

大・小・ミニと3つのサイズがあり、ミニを購入。
ミニだと、わずか10分でスモーク料理が楽しめるのです!

決めては、長谷園のお店のスタッフの方が、
使い方を、本当丁寧に、説明して下さったから。
(もちろん、他の商品にしても同じだったと思いますが!)
扱い方からレシピまで分かりやすく、
これなら私にもできる!と感じました。

スタッフお二人の方の写真を撮らせて頂きたかったのですが、
恥ずかしい、とご辞退され。でも、ちゃんとお二人のお顔も覚えています。
記憶に残る、いいお買い物ができました。

こんな感じで、
チーズ、うずらの卵、海老、たこetc…なんでもスモーーーク!
スペアリブや手作りベーコンなんてのもできるよう ♫

 

おまけのひとこま

今回、OTONAMIEに掲載の許可を、先ほどのお二方に
伺ったのですが、このぬいぐるみも一緒によいか聞いたところ、
「忍者でしょ。いいですよ!」と快く承諾して頂いたのですが。

すみません、ミイラなんです。。
そうですよね、そりゃ、伊賀の地ともなれば、
持ってくるのは忍者ですよね。。汗

 

とある年のハロウィンの時期に、とあるコーヒーショップで
ただ、売られていたミイラです。
OTONAMIEをやるにあたって、なんの関係もございません。
しかし!
買ったその日から、運命共同体を感じていたこのミイラに、
この三重の魅力を、私に代わって伝える役割があるのだと!!!!
気づいたのです。(最近。)

他県から来た、まだまだ三重新米者ですが、
今後も三重の魅力、私なりに探っていこうと思います。

乞うご期待!!!!


                       よろしくね。

タナカマユミ
津市在住歴4年。結婚を機に、大阪からやって参りました。元?グラフィックデザイナー。泣く泣く大阪を離れたものの、三重で暮らし始めて気付いたこの楽しさ。価値観を一変させたこの土地で、さらに伸びやかになる私。面白いことをしていきたいと、心に秘めています。

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