春は花の季節、牡丹は元々中国が原産とのことですが、花が大きく幾重にも重なる姿は、まさに花の王様と呼ばれるほどの気品と風格を漂わせています。
そんな「花の王様」とも称される牡丹を気軽に楽しめるスポットの紹介です。
場所は桑名市「長島水辺のやすらぎパーク」。
昨年の2022年4月中旬に訪れていましたので、今年の2023年は牡丹を観に行こうと考えていらっしゃる方は、是非参考にしてみてください。
(取材は2022年の取材のため、昨年と状況が異なるところもあるかもしれませんが、2023年もぼたん園は開催されるとのことです)
「長島水辺のやすらぎパーク」は、木曽三川の長良・揖斐川と木曽川との間にあって、長島リゾートが経営する「なばなの里」の近くにあります。
隣接した駐車場がありますが数台とのことでしたので、国道1号線沿いある約50台停められる駐車場を利用しました。
駐車場のそばには長島川という川があって、川沿いには遊歩道があります。
この遊歩道を5分ほど歩くと・・・
着きました!!
白や赤、ピンクや紫の牡丹の花が咲いていて感動!!
それに、着いた途端に味わう牡丹の花の香りがすごい!!
写真や文章ではお伝え出来ないのが残念なのですが、
上品な香りがふわ~~っ、あっちでもこっちでも、ふわ~~っ、ふわ~~っと、牡丹ってこんなに香りがするんだ!!っと思えるくらい見事でした。
美しい女性を例えた「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があるように、気品があって華麗なお花ですね!!
黄色の牡丹もあるんですね!
黄色の牡丹は他の色の牡丹に比べて、咲くのが少し遅いそうですが、見に来られたご夫婦方が「黄色ももう咲いてるな。」とおっしゃられてました。
管理されているのはNPO法人木曽三川環境保全機構で、事務局長をされている加藤さんと伊藤さん(同性お二方)、そして、牡丹の時季にはボランティアガイドをされている稲垣さんにお話を聞くことができました。
このやすらぎパークは流れ着く流木をチップ化することをされてる事業をされている中、このパークを管理することになったということで、併せて旧武家屋敷を改修した昔の佇まいの風情を楽しめる休憩施設があります。
レトロな雰囲気を保ったままの家具や照明、
この時期は、ボランティアガイドの稲垣さんが撮影された写真も飾られていて、室内を華やかにしてくれていました。
庭園も整備されていて、ツツジ科のミヤマキリシマが満開でした。
見学は無料で、牡丹や庭を見ながらほんとに安らげますね!
まさに、やすらぎパークといったところです。
でも、管理は大変ご苦労されているようです。
やすらぎパークには約200本の牡丹があるとのことですが、デリケートなお花なので、いくらかは枯れてしまい毎年40本ほどは植え替えをされているとのことです。
運営協力金箱が設置されていますので、ささやかながらでも是非とも協力したいですね!
このやすらぎパーク、今回、牡丹の時季に訪れましたが、2月頃から6月頃までは、他にもお花を楽しめるとのことです。
牡丹の前は、早咲きの桜の河津桜。
牡丹の後は、藤、芍薬、カキツバタ(武家屋敷の裏庭)、紫陽花、蓮、そして柳の緑へと、楽しめるとのことです。
ちなみに、訪れた日は、牡丹のほかにも藤が咲き始めていました。
ちなみに、2023年の牡丹は4/15頃が見頃の予想で、押し寿司などの販売も計画されているとのことですので、長島水辺のやすらぎパーク、ご興味がありましたら、是非、訪れてみてくださいね。
長島水辺のやすらぎパーク/桑名市 (kuwana.lg.jp)
場所はこちら 35°05’25.6″N 136°42’18.2″E – Google マップより
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