最初の投稿をどの記事にしようかと考え、東京にあるいちばん身近な三重と言えば、まずはやっぱり『三重テラス』でしょう!ということで行って来ました。今回快く店内を撮らせていただき、ゆっくり見ることが出来ました。
オープン当初はメディアでの露出も多かったけれど、最近はあまり見かけないので、改めて知ってもらいたい!
『三重テラス』は、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅と直結していて、非常に好立地。JR「神田」駅からなら徒歩8分で行けます。A9出口から地上に出るとYUITO ANNEXビル、この1.2Fが『三重テラス』。他にも飲食店をメインにショップや銀行などが入っています。
斜め前は日本橋三越、はす向かいはマンダリンオリエンタル東京という、なかなか頑張っている立地。ビジネスマンや洗練された大人が行き交い、歩いているだけで豊かな気持ちになります。
ファサードから。右はイタリアン&カフェ、左は物販コーナー。幟旗の“三重の「いいとこ」ぜんぶ日本橋へ。”に、この場所に出した三重の心意気を感じます。私はここに立つといつも胸が熱くなります。
入口には次亜塩素酸水の自動スプレーが設けられ、感染対策は万全。永餅と生あおさの案内もされています。
正面ではフルーツフェスタをやっていました。とてもゴージャスで目を惹くディスプレイになっています。三重県と言えば熊野のみかんが有名ですが、柚子のお酒やみかんのデニッシュ食パンなど、柑橘系の商品が多かったです。*2021.4.6時点
入ってすぐ右後方、伊勢神宮の写真が展示されています。五十鈴川の水しぶきが太陽光に照らされ、神々しい。190,000円で販売もされているみたいです。
左後方は、青さのりのコーナー。生産量日本一の名にふさわしく、三重の青さはしっかりと歯ごたえがあり、私も大好きです。東京では高級スーパーで見掛けますが、ここなら生ものから加工品までいろいろありますね。
店内のコンセプト、「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」のとおり、いろいろな三重がギュッと詰まっています。
《北勢》*左桑名市の「柿安本店」 *右亀山市の「カメヤマローソク」はあまりにも有名で、逆にここにあることが不思議な気がします。写真のあずきバーキャンドルは井村屋とのコラボ商品。「井村屋」は津市に本社があります。店員さんが「本物のあずきバーも食べれますよ」と声を掛けてくれました!
《中南勢》*左松阪牛のクッション、思わず欲しくなりました。本物は高くて買えないけど(笑)冷凍コーナーで本物もちゃんと売っています。松阪は牛だけじゃない!*右三重県指定伝統工芸品の「松阪木綿」は美しい藍染めが特徴です。
《伊勢志摩》*左「伊勢茶」の知名度は低いけれど、かぶせ茶の生産量は全国で圧倒的に三重が多い。四日市の万古焼急須とのクロスMDがされています。*右真珠をあしらった洋菓子「HANADAMA」は可愛いだけじゃなくて、材料にも真珠粉を使うこだわりよう。プレゼントや手土産にピッタリです。
「伊勢角屋麦酒(ビール)」このコーナーがいちばんのお気に入り。直営店が東京駅八重洲ビル地下にあるのは知っていますが、まだ行ったことがないので、今のこの状況が落ち着いたらぜひ行ってみたいです。
《伊賀》伊賀焼で有名な長谷製陶さんは仕事で訪れたことがあります。超ロングセラーとなったごはん土鍋「かまどさん」、陶板鍋「ふっくらさん」もちゃんとここにありました。
《東紀州》尾鷲市のひのきを使った商品。入浴剤やコースターも素敵ですが、ひのきの精油から作られた除菌スプレーが、リラックス効果も相まって人気です。三重県人なら知らない人はいない!「大内山牛乳」のパッケージTシャツもレトロ可愛くてインパクト大。
店内で併設のイタリアン&カフェと繋がっています。ここから向こうは魅力的な三重の「食」の世界へと繋がっています。
近隣の商業施設「コレド室町2」にはTOHOシネマズ日本橋が入っています。浅草近くに住んでいる私はこの映画館で映画をよく観ます。その帰りに『三重テラス』でランチするのも、たまには自分へのご褒美にいいのではないかなと思っています。
三重テラス (mieterrace.jp)
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-4-1
YUITO ANNEX 1F・2F
定休日 年中無休(年末年始を除く)
ショップ:03-5542-1033
レストラン:03-5542-1030
35年の東京生活にピリオドを打ち、2023年春に伊勢市に引越しました。両親は共に三重県出身、親戚もほぼ三重県在住です。仕事で東京と伊勢を行き来するので、キラリと輝く東京の三重ネタや、もちろん伊勢からも定期的に発信していけたらと思います。