夏の暑い時期は涼みに多度峡の天然プールをご褒美に、多度山を走る事が多いですが、同じコースばかりだと飽きてくるのでたまにこの時期行くマイナーコースを。
スタートの場所は多度を裏っ側に回り日本料理 あたごの近くの古野八幡社の奥の所から入山。
注意の看板にちょっとビビリながら 目指すは青池神社!
しばらくは舗装道路が続き、人や車が通らないので路面が苔でツルツル滑りまくる。
しばらく進むと憩いの家に。その昔はここが保養所的に賑やかだったんだと分かる痕跡。
更に奥に、すると未舗装コースに。時々青池神社ののぼりが立っているのでコースが間違いないのが分かってホッとする。そして隣の小川が白く霞んできて体感気温が下がってヒンヤリした頃に・・・
青池神社の鳥居が出現。
ここに入って行くと聖域の空気感がすごく、体全体に「何か」がいるのが伝わって来て心が落ち着く。
この一番奥の滝からあふれ出るイオンというか「何か」がすごく充満している。
それまで汗かいで暑く辛かったのに寒いくらいの気温。
川に下りれる階段があったので手を入れて見ると凄く冷たい。そして飲んでパワー充填。
ちなみにここの伝説が調べたらあったので転記します。
岩や姫の伝説
多度川の上流古野の山奥に、「芒が淵」(すすきがふち)と言うところがあります。
水のとてもうつくしい淵で、地元の人々はここを「青池」と呼んでいます。
山奥の木々と巨大な岩に囲まれて渦を巻く、深いエメラルドグリーンの青池には、こんな伝説が伝えられています。
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昔、松阪に住む禰宜さんの家にキヌという娘がいました。
年頃になったキヌはある日、突然、親に奥多度の青池と言う所に連れて行って欲しいと言い出しました。
父親は困惑しながらも、キヌの望みをかなえようと何日もかかって青池を探しまわりました。
そして奥多度の古野までやってきて、やっとそこに娘のいう「青池」をみつけることができました。
芒が淵の青池は深く覆われた樹木の下に青く透き通って渦をまいていました。
父親が、やっと見つけた安堵の気持ちでほっとしたその時、キヌは大きな岩のうえから蒼く深い淵へ身をなげてしまいました。
それはあっという間のできごとで、止める間もありませんでした。
とそのとき、慌てふためいている父親の前に突然水の中から龍が現れました。
そして
「私はこの青池の主です。 人間の不幸や苦しみを救う為に、人間の化身になって生まれてきたのです。
しかし今は、もう元の姿に戻らなければなりません。お二人を悲しませる事になって申し訳ありません」
と驚いている父親に向かって言うと、瞬く間に淵の底に消えていきました。
それからというもの、滝の流れに娘を背にした龍の姿が現れるようになったということです。
やがて、
娘が身を投げた大きな岩の傍らの紅葉の木の下に祠を建てて青池神社として龍神を祀り、
村人たちがお守りをするようになりました。
そして、古野では雨が降らないときはここで雨ごいの祈願をするようになりました。
いつしか霊験あらたかなことが知れわたり、
いまは古野ばかりではなく、近郷からも多くの人々が祈願に訪れるようになったということです。
青池神社を後にして更に先を進んでみる。
そしたらもう道が無くなって干上がった川のルートに。地図では破線ルートとなっています。前回来た時もここを進もうと思ったのですが、大きなヘビが出てきてこれ以上は進むなと言ってる気がしたので、今回もここでUターン。
今回のコース
おまけ
下山途中で見た大きなムカデ
気持ち悪い生き物なんだけど、ムカデの足の動きが繊細すぎて逆に美しく感じる。
更におまけ
下山後靴を脱いで靴下も脱いだらなんかがぽろんと出てきた。
あ!
ヒルだ!ちょっと油断してた。
こんなにぽっくり膨れ上がってる!
この後血が止まらず靴が真っ赤に。この時期山に入るときは気を付けないと。
39歳までメタボ親父が運動に目覚めてトライアスロンにはまる。チーム「ランナーズ・ハイ」運営。運動で地域活性、いいとこ再発見でマラソンや自転車でウロウロ徘徊してます。普段は桑名でビジネスホテルを経営
得意ジャンル:マラソン・トレラン・自転車・トライアスロン・観光・レジャー