もういくつ寝るとお正月〜♪
と、クリスマスも終わると平成29年もあと少し。。。
山が近くにあり、木曽三川という大きな川がある桑名は「初日の出」を楽しめる場所がたくさんあります。
平成30年を迎える元旦に、みなさんの参考になればと
桑名の初日の出スポットをご紹介します!!
①住吉神社
鳥居の真ん中からの日の出は桑名にも!!
まずは桑名の初日の出といったらここ「住吉神社」。
毎年たくさんの人が集まり、神社内で甘酒(ノンアルコール)の振る舞いがあります。
鳥居の真ん中から初日の出を見ることができます。
冬至の時期の内宮宇治橋からの日の出には負けますが
近年人気が高まっているスポットです。
江戸時代の建立当初から元旦に鳥居の中央から日の出が昇る住吉神社。
当時は水面に面していた神社も、現在は水面から約6mの高い位置にあります。
なぜ神社が高い位置にあるの?
桑名市は「伊勢湾台風」で甚大な被害を被りました。
昭和34年9月26日に929.5hpaの超大型台風として紀伊半島に上陸した伊勢湾台風。
この台風で海抜ゼロメートル地帯の桑名市は堤防が数多く決壊し、桑名市は長島町の全域や旧市街地の国道1号線までが水没。
長島町だけでも当時約8,700人の人口のうち383人の方が亡くなりました。
調べてみよう[伊勢湾台風] 輪中の郷
http://www.waju.jp/6_shirabete_isewan05.html
その後高潮対策を行ってきた揖斐川ですが、平成15年に揖斐川防潮堤を高潮対策として改修した際に、住吉神社の社殿が新しく建て替えられました。
その際、以前と同じく元旦には初日の出が鳥居の真ん中から昇るように設計されました。
本殿の祭壇にある「神鏡」という大きな鏡に日の出が映るのも必見です。
日の出を独り占めしたい!
元旦は無理ですが、元旦を避けた大晦日や三が日は人が少なくておすすめです。
合わせて初詣に春日神社へ
桑名の総鎮守の春日神社は、住吉神社を兼務社として所管しています。
大晦日の午前0時になる前から多くの人で賑わう春日神社です。
②多度山
川の次は難易度が高くなって山をご紹介。
9つのハイキングコースがある多度山のうち、昨年1月2日の日の出前の午前5時30分から健脚コースで登山。
写真は昼のですが、もちろん夜明け前なのでまっ暗。
孤独との戦い・・・
写真には何も写らず・・・・・・
ちょっとした風の音にも驚きながら、山頂に到着。
だんだんと空が明るくなり
初日の出・・・ではなく、これは2日の日の出。
ここ多度山は、電話がない時代に桑名の米相場を名古屋や大阪などに伝えるための「相場振り」の山でした。
と、ふむふむと解説版を読んでいたら、なぜかエンジン音が!!?
そうなんです、実は多度山は車やバイクでも登れるのです。
ただ道が狭くてカーブも連続するため、ライトと登山靴と防寒対策をして登山するのが安全です!!
合わせて初詣に多度大社へ
「北伊勢大神宮」とも称される「多度大社」。
5月4・5日は多度祭(上げ馬神事)
8月11・12日はちょうちん祭り
11月23日は流鏑馬祭が行われます。
③川沿いのいろいろ
人ごみも苦手だし、山を登るのはちょっと・・・
という方、揖斐川右岸(桑名側)だといろいろ画になるスポットがあります。
ただ水面に映るのも素敵ですが、ナガシマスパーランドや伊勢湾岸道の橋脚を入れてみるのもいいかもしれません。
初日の出は一年で初めての計画を実行に移す機会
山も川もある桑名市。
どこで見るか、誰と見るかも大事ですが、
一年の最初の日に、
「朝、早起きしよう」「初日の出を見よう」
と計画を立てて、それを実行する。
これが出来たら、来年一年間は、きっといい一年になるはずです。
初日の出は、ぜひ桑名市へお越し下さい!!
桑名生まれ桑名育ち。大学で県外に出て改めて地元の良さを知りました。桑名の良いところを発信します!
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観光・イベント・歴史・文化・グルメ