太陽って、こ〜んなに大きかったっけ⁈
だんだんと沈んでゆく夕陽さえまるでドラマのワンシーン
なーんて…
誰もがロマンチックな気持ちになる場所
和具のひろの浜に2017年1月5日にオープンした「火場・広の浜」…ここからの夕景。
この絶好のロケーション、海女小屋風の建物の中でいただく 志摩の食材を使ったお料理と海鮮バーベキュー!
今すぐ食べたい♪楽しみたい♪
っと、その前に…
こちらの「火場・広の浜」は、元小学校校長の竹内壽治さんをはじめ、地元の男衆10名が集まり、「志摩なぎさ企画」と銘打って、地域の活性化と海女文化の発信を目的にオープンしました。
この情緒のある建物は、出来るだけ経費をかけず、一部は岐阜から運んできた古材を利用するなどし、業者と仲間で協力してつくりあげたもの。
建物には、江戸時代末期の藏の戸が三ヶ所に利用されています。
ずっしりと重みと趣のある戸は、一見の価値ありです。
施設名にある 「火場」とは、海で漁を終えた海女さんが、冷えた体を温める場所のこと。
建物の中には、海女文化の資料や道具なども展示されています。
(今回は、竹内壽治さんがとてもわかりやすい説明で海女文化を語って下さいました。さすが元小学校校長でいらっしゃいます。)
さてさて!
建物の中は、炭で焼いた海鮮の香りとケムリが心地よく漂っているじゃないですか!
何というタイミング♪
火場焼きコースを楽しんでいるお二人にお願いして、お料理のお写真を撮らせて頂きました。
快く承諾して頂き、その上、コースの中からこちらのバタガイを私に分けてくださるじゃありませんか…
それでは、遠慮なくいただきま〜〜す♪
それはそれは美味しかったですよ〜
新鮮なものを炭火で焼いた焼きたてですもん、身がしっとりと柔らい♡
女性のお客様、伊勢海老丸ごと行きますか???
では、その瞬間を撮らせてくださいm(_ _)m
豪〜〜快!!
そりゃぁ美味しいでしょう♡
志摩の郷土料理てこね寿司をはじめ、志摩の食材を使ったつきだしや小鉢なども…
地元のかたの愛情がお料理にもたっぷりこもっているのですね。
普段は、海女着姿のスタッフが対応してくれるそうで、時には現役の海女さんも…
雰囲気もたっぷり味わえますね。
海女漁のシーズンには、タイミングがよければ、カチド(陸づたいに歩いて移動し、泳いで漁に出る方法)での海女漁を施設前の漁場で観ることが出来たり、潮かけ祭りの会場となる「大島」と、「小島」までもクッキリと浮かんで見えたり、夕陽のみならず、素晴らしいロケーションを楽しめます。
竹内さんは、「ここからの景色…毎日見ていても飽きないんだよ。」と、ご自身が撮った写真を見せてくれました。
尾鷲方面でしょうか?日が沈んだ後に遠くに見える対岸が鮮明に見える瞬間があるらしい。
毎日見ているからこそわかるその瞬間。
毎日変わる空の色、海の色、静かだったり、ザワザワしていたり、クッキリだったり、モヤがかかっていたり…
何度見ても新鮮なこの景色。
飽きることは無いでしょう…
そして、「この、火場・広の浜を通して、海女文化の発信、地域おこしをしていきたい。また、飲食店も減ってきているこの地域…地元の方々にも気楽に利用してほしい…」と話されました。
うなづきながら竹内さんのお話に耳を傾けていたら…
ほら…
空の色が…
変わった…
陽が沈んで黄昏れ時を迎えました。
火場・広の浜
ご予約お問合せ ℡0599-77-7327
〒517-0703 三重県志摩市志摩町和具1641-1
営業時間 10:00〜15:00
※車椅子で使用できるお手洗い完備
西根麻里。OTONAMIE公式記者。現在…ラジオパーソナリティ、スポーツリポーター、石鹸教室講師(HSAハンドメイド石けんマイスター)。
これまでもグルメ、釣り、トライアスロンなど、様々なリポートを経験。その経験を活かして三重の魅力をお届けします。
得意ジャンル:グルメ、旅、スポーツ、競輪、釣り、手作り発酵食品、オーガニック無添加食品、手作り石鹸、環境、ペット等々…。