ホーム 02【遊びに行く】 「その日、誰もが主人公になる。映画祭という名のステージの上で!」 四日市☆映画祭 新里総監督

「その日、誰もが主人公になる。映画祭という名のステージの上で!」 四日市☆映画祭 新里総監督

「映画って、本当にいいものですね~」
と、水野晴郎さんはおっしゃってました。

昔は、今じゃ考えられないくらい放送局の取り決めがゆる~い感じだったのかしらね。
月曜日から日曜日まで、映画の放送しない日がないくらい毎日やってたわ~。
名作から迷作までの豊富なラインナップ!
しかも、21時から23時までのゴールデンタイムあたり!

「え、ちょ、これどこの映画館で上映してたの?」みたいなやつもバンバン放映! 主に木曜日の25chだった覚えがあるんだけど、違ったかしら?

でもね。
今ではまったく放送されてないのよね・・・。

たま~にテレビでやる時は、映画館の上映を控えた作品の前作をおさらい放映みたいな感じで、ガッカリな気持ちになっちゃう。

本当に寂しいわ~・・・。
映画好きなあたしとしては、当時毎日テレビにかじりついてたのに・・・。

あ、水野晴郎さんてご存知?
世代的に知らない人もいるんじゃないかしら?
グー○ル先生に教えてもらっちゃだめよ。
真っ先に軍服姿が出てくるし。
警察マニアとか某ロシア鉄道のサスペンス映画の人ってイメージが強いけど、映画評論家だったのよ、覚えておいてね。
アタクシとの約束よ!

そんな訳で映画大好きなアタクシは、最近の映画が本当に身近になってきたなーと、感じちゃってる訳で。

技術の革新的な進歩のお陰で、ケータイだけででも充分作れちゃうんだから驚きよね~。

そんでもって、作れるようになると今度はそれを見せたくなる訳でして。

「えーでも、発表する場所なんてあるの?」

あるんです!
それもすっごい近くに!

四日市市で映画祭があるのよ~。
前回、お邪魔させてもらったけど、面白かったわ~。

今年も、第二回目が開催予定ってことのなので、四日市☆映画祭 新里 剛総監督にインタビューしてみました~。


<A1>
四日市で映画祭を開催しようと思ったのはなぜですか?

<Q1>
四年ほど前から各地の映画祭に参加するようになり、そこで知り合った監督たちの作品を四日市で上映したいと思ったのがきっかけです。
四日市で育ち、15才の頃から映画制作を始め、映画監督を目指し上京しました。あれから35年、映画への思いは一向に冷めません。
その後、四日市や周辺の方たちが集まり、映画祭をやろうとミーティングをしているうちに、四日市や周辺の地域を盛り上げたいと思うようになりました。

 

<A2>
映画祭を開催して、何が変わったと思いますか?

<Q2>
まずは、四日市の人たちに自主制作映画を観てもらえたことが大きな変化だと思います。
映画と言えば映画館で上映しているハリウッド大作や日本映画を思い浮かべますが、実は映画館で見るチャンスの少ない自主制作映画にも素晴らしい作品がたくさんあります。
そんな作品を招待作品として上映し、新しい発見をしてもらうことも映画祭を開催した理由のひとつです。
コンペに参加した監督たちや四日市☆映画祭をきっかけに知り合った人たちと映画制作を始めたのも自分の中での大きな変化です。

<A3>
映画祭の中で、この瞬間が一番最高だったと感じた時はいつですか?

<Q3>
四日市や周辺の地域に映画を作っている人が思っていたよりもたくさんいたのも驚いたのですが、四日市☆映画祭の存在を知って、はじめて映画を作って実際にコンペに出品してくれた監督がたくさんいたことに感動しました。
映画制作は非常にハードルの高いものですが、それを乗り越えてたくさんの監督たちがコンペに参加してくれたことが一番の喜びです。

<A4>
第1回は短編募集でしたが、第2回はどんな作品を募集してますか?

<Q4>
第1回と同じく15分以内の短編映画の募集をしています。
ジャンルはストーリーのある映画ドラマ部門と、ドキュメンタリー映画部門、18才以下の監督たちのジュニア部門があります。
三つの部門を用意しているのは、より多くの方にコンペに参加して頂きたいからです。
今年は各部門5作品をノミネート作品として上映し、その中から各部門からグランプリを観客投票にて決定します。

<A5>
応募条件を教えてください。

<Q5>
15分以内であることと、四日市及び三重県北勢地区をイメージするストーリー、セリフ、小道具、実景などが表現されていること。
去年参加してくれた監督たちからは「四日市しばり」と呼ばれていますが、四日市を「しばり」ではなく四日市を「楽しむ」ことが最大の目的です。
詳しくはHPの「コンペに関するQ&A」をご覧下さい。
https://yokkaichi-eigasai.jimdo.com/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8Bq-a/

<A6>
月一で会議があるそうですが、どんなことを話し合ってますか?

<Q6>
基本的には月1回、第三金曜日の19時からミーティングをしています。
映画祭に参加してくれた監督や観客のみなさんにどうやったら楽しんでもらえるかを日々考えています。
今現在は開催まで半年を切ったので、具体的に何をすればいいのかを役割分担して準備しています。
会場は四日市市内の会議室などをお借りしています。
ホームページなどで告知しますのでチェックして下さい。

<ミーティング風景>

<A7>
第0回、第1回と続いておりますが、第2回はどんな雰囲気の映画祭になりそうですか?

<Q7>
第2回はこれまでと違い会場を四日市新正にあるエンタメハウス「新笑宴」にしました。
このとこによって上映作品も自由度が増し、映画館のように飲食しながら映画を観ること可能になりました。
一日目には招待作品上映後の会場でそのままスペシャルライブや親睦パーティーもあり、参加監督や出演者と観客の方たちがより身近に映画について語り合えるようにしました。
二日目のコンペ上映では参加監督たちによる作品の紹介やアピールタイムを充実し、観客の方たちの投票のみでグランプリ作品を決めることにしました。
監督たちと観客の距離が近くなることでお互いに刺激し合い、新しい作品が生まれるきっかけになればいいですね。

<A8>
四日市と映画祭の間に「☆」が入ってますけど、これってどんな意味が隠れてます?

<Q8>
☆はロゴデザインをする中で見栄えを良くするために入れたので意味を考えたことなかったです(笑)
そこで意味を考えました。明日のスターが四日市☆映画祭をきっかけに誕生することを期待して☆が入っています。
招待作品、コンペ作品の参加監督や出演者が映画祭をきっかけにして、スターとして輝くことを期待します。
「その日、誰もが主人公になる。映画祭という名のステージの上で!」
これは30年以上前、自分が高校生の時に描いた「青春という名のステージ」というマンガのセリフです。
監督や出演者はもちろん、映画祭を支えるスタッフたち、みんな人生という映画の主人公なんです。

<A9>
最後に、映画祭の紹介をお願いしまーす!

<Q9>
2018年11月3日、4日に四日市新正のエンタメハウス「新笑宴」にて開催します。
15分以内の短編映画(3部門)を募集します。観客投票でグランプリを決定。グランプリ作品には賞金あり。
招待作品やコンペ作品の上映は無料です。3日の親睦パーティーはどなたでも参加できます。
親睦パーティーの参加料は当日4000円、予約3000円、招待監督とコンペ関係者は50%オフの2000円です。
四日市☆映画祭では協賛して頂ける企業、団体、個人様を探しています。
四日市及び北勢地区を中心に10,000部のパンフレットを配布します。
協賛者様の広告スペースを用意していますので、何卒ご協力お願いいたします。
四日市☆映画祭ではスタッフを募集しています。
まずは第三金曜日の月イチミーティングに気軽にご参加下さい。

四日市☆映画祭ホームページ
https://yokkaichi-eigasai.jimdo.com/
2018年11月3日、4日
第2回四日市☆映画祭
会場 三重県四日市市新正4丁目13-8 エンタメハウス新笑宴

新里総監督、ありがとうございました。
映画ってことなので、この言葉で締めたいと思います!

「さよなら、さよなら、さよなら!」

取材・みーとザぱら子みーとザぱら子みーとザぱら子みーとザぱら子

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