ホーム 04【知る】 【三重で】所縁ある土地のAirbnbホストに話を聞いてみたならば《前編》【暮らすように旅してみる?】

【三重で】所縁ある土地のAirbnbホストに話を聞いてみたならば《前編》【暮らすように旅してみる?】

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次の旅はどこに泊まろう?

旅好きな人なら宿を決めるのも楽しみな時間の1つ。私もその内の1人です。

そんな、旅先の宿決めの時に、普通のお宅を宿とする「民泊にする」という選択肢もここ数年出てきましたよね。

民泊の代表格が「Airbnb」というサイトだと思うのですが、私が今までサイトを通じて宿泊したお宅は、それぞれユニークな方法で出迎えていただき、普通のホテルでは経験できない思い出を残してくれました。

そんな経験を経て、気になったのです。
我が県、三重ってAirbnbホストをやっているお宅はあるんだろうか、と。

検索してみると、、、
結構あるのです!しかも数が日に日に増えているみたい。普通のお家を宿泊仕様にすること、浸透してきているんですね。テレビCMも見かけるようになりましたもんね。

そんな中、三重県で民泊のホストをやるとどんな状況になるのか俄然興味が湧いてきた私。
インタビューをしてみようと、普段馴染みの深い場所にあって、尚且つホスピタリティが行き届いているホストの証「スーパーホスト」の称号を持つ方にコンタクトを取ってみたのです!

そして突然のお願いにも快諾していただいた2軒のホストに取材決定!ありがとうございます!!さて、ホストとしてどんな日常を過ごされているのでしょうか?

 

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まずは1軒目、私の地元の隣町である自然豊かな大台町で古い日本家屋を貸し出されているホストの方へ。

こちらのホストのご夫婦は実は東京在住。管理はお母様や、近隣の方がされているとのこと。
なのでまずは電話でインタビューし、その後実際におじゃまします。

お話を伺ったホストのマイケルさん、現在はご家族で東京在住、でも長期休み等には奥様のご実家である大台町に帰ってくる、という生活をされています。
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【きっかけ】
きっかけはマイケルさんがゲストとしてAirbnbを利用していた頃からいつかホストをやってみたいと思っていた時のこと。大台町でできないかと空家バンクに登録してあった日本家屋を購入。以前から気になっていたそのお家、内覧会を経て心が決まったとの事です。

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Airbnbホストを始めるためにお家を買う、という発想が無かったのでいきなり驚き。でも実際に訪れてみてその気持ちが理解できるような佇まいのお宅だったため、そういう手もありだな、とお話を通じて思いました。

 

【どういう人が泊まる?】
日本人も外国人も宿泊されます。でも外国の方が多いとの事。
最寄り駅は電車が1時間に1本あるかないかの地区、みなさんほとんどレンタカーを運転して来られるらしいです。不便なのも旅のうち、と前向きに捉えていらっしゃる方が多く、特に2~3週間のバケーションを利用して来られる欧米の方は本物の日本の田舎への期待度が高いそう。

滞在したゲストは運がよければ近隣の方から旬の野菜をもらったり、貸し出している自転車でサイクリングに出かけて近所の酒蔵を見学したりしているとの事で、本当にその土地に暮らすように滞在しているのがわかります。

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私の地元も相当な田舎で、野菜をもらうのは日常茶飯事。何だか嬉しく思いつつお話を聞聞いていました。
それにしてもレンタカーを運転されるとは、、、右側通行の国も多いだろうになんてこった。

 

【印象的な出来事とこれからのこと】
Airbnbのホストを始めてから、知らなかった地域の魅力をたくさん見つけられたのだそう。
例えば、近くにかわいい雑貨屋さんがあったり、大工さんが居たり、ホストを始めてから知り合いが増え、クリエイティブな人たちが近くに居たことに気づいたのだとか。
今では周囲で採れるお茶を共同プロデュースして販売し始めるなど、ビジネスの種が芽吹いています。

はたまた観光に力を入れたい行政ともコラボレーション経験が!Uターン・Iターン希望者向けに生業を示すロールモデルとして選ばれ、宿泊体験プログラムを組んだといいます。
その事により町外へ向けたアプローチもしつつ、近隣の方への信頼度の向上も図られたのです。

そして奥様のお母様の存在。今は退職されてメインでお宅の管理をされていますが、茶道、花道の師範免許を所持されており、着付けもできるというお母様。宿泊者向けに講座も設けられており、いつか古民家カフェを開きたいとお二人に話しているそう。
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確かにAirbnbはそのお家や近所を魅力的に発信しているツールでもありますね。
何だかこのお宅を中心にコミュニティの輪が広がっていきそう!近隣のみなさんも顔馴染みの地区だからこそ、団結したら凄い流れができる兆しを感じます。

 

【これから始めたい人に向けて】
空いている部屋や家は放っておいても朽ちるだけ、だから人の流れをつくる事で整った環境を維持できると。
また、写真は大事。下手に画像に文字を載せて強調を試みるよりも、その家、または近隣の素材の良さが出るものがいいとアドバイスをいただきました。
そして何より、その家や土地の物語が一番大切だといいます。交通の便が良くてとりあえず快適に過ごせるホテル、では無くて一般のお家を「ここ!」と選んで来られるんです。写真や文章で魅力が伝わるからこそ、ですよね。

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さて後日、おじゃました大台町のお宅、訪れてみてその広さにビックリなのでした、、、!

別棟としてログハウスもあるんですもの!

「もともと会社社長をされていた方のお家で、それほどリノベーションもせずに貸し出しているんですよ」とは対応してくださったお母様のお話。

庭も風情があって素敵。草取りはちょっと大変らしい。でもそれを乗り越えてここまで綺麗にされているんですね、、、!

英語での表示も要所要所で確認できます。

これがインタビューにあったこの土地で採れたお茶。パッケージがかわいい。

実際に足を運んでみて、メインで管理を担当されているお母様も楽しんでいる様子が伝わってきたのが印象的でした。また、ここのお宅から繋がりが拡大し、地域が活性する火種にもなりうるのが見受けられて、民泊を通じて地域のネットワークが強くなるんだ!という発見ができました。

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、、、やっぱり長くなっちゃいました。話したいことがたくさんありすぎたので今回はここまでにします。

後編は現在住んでいる場所に一番近いスーパーホストさんの元へおじゃまします。

hiromi
hiromi。OTONAMIE公式記者。三重の結構な田舎生まれ、三重で一番都会辺り在住。デンマークに滞在していた事があるため北欧情報を与えてやるとややテンションが上がり気味になる美術の先生。得意ジャンルは田舎・グルメ・国際交流・アート・クラフト・デザイン・教育。

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