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三重県・大台町ご当地アイス新登場!その名も「奥伊勢ゆずのアイスケーキバー」

みなさんこんにちは!キャスターマミです♪

今年の夏は暑かったですね~。厳しい残暑がまだまだ続くようです。

暑さを乗り切るために、アイスをたくさん食べているという方も多いと思います。

コンビニやスーパーには数々のアイスが並んでいますが、そこに行かないと食べられないという「ご当地アイス」も魅力的ですよね。

食が旅の目的になることは往々にしてあります。暑い季節は涼を求めて!

ということで、今回私が紹介するのは、この夏「大台町宮川特産品加工施設・宮川物産」から新発売されたご当地アイス、大台町の特産「奥伊勢ゆず」を「奥伊勢ゆずのアイスケーキ・バー」です!

地元「道の駅 奥伊勢おおだい」でも、アイスキャンディー風のスティックを持って食べ歩きしながら涼をとる方の姿がちらほら。

もったいぶって、まずは「奥伊勢ゆず」について紹介していきます♪

 

奥伊勢ゆずとは

「奥伊勢ゆず」は、三重県・大台町の比較的新しい特産物です。

山間部に位置する大台町では、家庭菜園や農業を始めたくても、シカやイノシシ、サルなどの被害を避けられません。

獣害対策は手間暇もお金もかかるし簡単ではない。

そこで、町を挙げて生産され始めたのが、獣害に強い「柚子」だったというわけです。

もともと大台町には柚子栽培農家さんがいて、彼が先生になってくれたことも大きなきっかけ。

紀伊半島のなかでも、特に雨の多い大台町。柚子は夏に乾燥を嫌うため、この地は育てるのに適していたようです。

年々栽培農家さんも増え、収量を上げてきています。

 

奥伊勢ゆずの特産品

そんな「奥伊勢ゆず」を美味しく加工するのが、大台町宮川特産品加工施設「宮川物産」です。

爽やかな酸味と優しい甘味は、「ゆずかすていら」「ゆず花(ようかん)」などのスイーツや、「柚子ドレッシング」などの調味品に加工されています。

ドレッシング3本がセットの「柚子の三姉妹」やドリンク「ゆずっこ」は、可愛いパッケージでお土産にも最適です。

宮川物産「奥伊勢ゆず」の商品はどれも柚子感が強くて好きですが、ダイエットのためサラダをたくさん食べる私は、この柚子の調味料3種類を冷蔵庫に常備。

 

新商品「奥伊勢ゆずのアイスケーキバー」

そして、お待たせしました!

こちらが、宮川物産からこの夏登場した「奥伊勢ゆず」を使った期待の新商品、その名も「奥伊勢ゆずのアイスケーキ・バー」です。

新鮮でジューシーな柚子の風味が特徴の冷たいスイーツ!

ヨーグルト感が強く、食感を残した柚子の大きめなつぶつぶが癖になります♪

甘くて贅沢な感じが、まさに「ケーキ」

YouTubeで食レポ動画をアップしているので、ぜひご覧ください。

現在の販売店は、

道の駅 奥伊勢おおだい

道の駅 木つつ木館

奥伊勢パーキングエリア

です。奥伊勢エリアに遊びに来ないと食べられないんです!

行きたいけど行けない!という方には、裏ワザとして⁈

宮川物産のホームページから10本セットが購入できます。アイス好きな方への贈り物にもおすすめですね♪

でもやっぱり、現地で自然を満喫してたっぷり遊んだ後のアイスが最高です!

大台町でのSUPやカヤック、魚つかみ取りイベントなど、残暑も存分に楽しんじゃってください♪


【お問い合わせ・ご購入】

株式会社 宮川物産

〒519-2405 三重県多気郡大台町弥起井267-3

TEL 0598-89-4302
FAX 0598-89-4353


▼奥伊勢ゆずのアイスケーキ・バーを動画でチェック!

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.8.31update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


地域公共劇場連携事業「りすん」クリエイションツアー

主催者より
芥川賞作家・諏訪哲史の同名小説を演劇界の奇才・天野天街が舞台化した「りすん」。
骨髄癌で入院中の少女と、彼女と兄妹同然に育った青年。2人の他愛ない会話が同じ病室の女性患者によって書かれた物語であったなら……という入れ子構造の実験作です。言葉遊びやカラクリ舞台を多用し、レトロで妖しい世界を作り上げる天野。閉じられた病室での2人の密やかなやり取りを覗き見るスリルを、ぜひ客席でご体感ください。

開催日時
9月17日(日)13:00/18:00
9月18日(月祝)14:00

場所
三重県津市一身田上津部田1234三重県文化会館小ホール

費用
(整理番号付き自由席)一般3,000円、22歳以下2,500円

問い合わせ先
三重県文化会館チケットカウンター059-233-1122
tsutsumi@center-mie.or.jp

イベントに関するリンク先
https://www.center-mie.or.jp/bunka/event/detail/44212

主催者
三重県文化会館

 


津市中心市街地「まちづくりフィールドワーク」

主催者より
今年で5年目の開催になる津市中心市街地「まちづくりフィールドワーク」では、大学生や高校生を中心とする学生の皆様とともに、商店街をフィールドワークを実施し、若者視点で新たな魅了発見し、記事などで情報発信を行ってきました。 フィールドワークに参加された学生さんから最も多かった感想が、お店の看板やロゴが「レトロでかわいい」でした。今年はそのような看板やロゴのデザインを、そのままキーホルダーにしてガチャガチャに入れます。また学生目線で感じた魅力を詰め込んだマップも制作します。キーホルダーやマップは秋に行われる商店街のイベントで配布します。

日時(フィールドワーク)
2023年9月2日(土)と9月9日(土)
※いずれかの日にご参加、または両日の参加も可能です。
10:30〜16:00

イベントの問い合わせ先
09081864024
otonamie@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://otonamie.jp/?p=88845

主催者
株式会社まちづくり津夢時風・OTONAMIE


手話マルシェ

主催者より
「手話マルシェ」とは手話が公用語のマルシェです! 美味しい食べ物、素敵なハンドメイド作品、ワークショップに参加するなど、その場で出会った「人・モノ・コト」について会話することによって、 手話のある日常生活を体験するマルシェです。 手話ができなくたって大丈夫。 筆談やジェスチャーでも意外と通じるし、通じた時はお互い嬉しくなります! 海外旅行へ行って現地の人と話す時のように、 手話マルシェでもいろんな方法を試してみてくださいね。

開催日:2023/10/1(日)
開催時間:10:00〜16:00

イベントの問い合わせ先
sense_of_wonder-info@yahoo.co.jp

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
HP https://syuwa-marche.jimdofree.com/
Instagram https://www.instagram.com/syuwa_marche/
クラウドファンディング https://rescuex.jp/project/67522

主催者
森本友里子

 


第29回 来る福招き猫まつり

主催者より
全国各地から伊勢に一万点の招き猫が集います。
招き猫に因んだ限定料理やスイーツ、体験教室などもご用意しております。
今年は29(ふく)回目の開催となり、来る福招き猫まつりにとっては例年以上に福が重なる節目の年となります。福がいっぱいの来る福招き猫まつりにぜひお越しください。

開催日:2023年9月16日(土)~29日(金)
開催時間:9:29~17:29

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

主催者
来る福招き猫まつり実行委員会


伊賀酒DE女子会

主催者より
久々に「集う女子会」だから、ちょっと贅沢に優雅に伊賀酒を満喫してください♥

開催日:2023年10月29日
開催時間:
昼の部:11:30~14:30/受付11:00~
夜の部:17:30~20:30/受付17:00~

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
伊賀酒DE女子会2023専用アカウントhttps://www.instagram.com/igasake.de.jyoshikai/

主催者
伊賀酒DE女子会(大田酒造、森喜酒造場、若戎酒造)

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記フォームからイベント情報をお寄せください。

掲載申込みフォーム

特集:人に会いにいく旅「農を基軸とした、小さな経済圏のつくりかた」松風カンパニー

三重県いなべ市で農業を基軸に小さな経済圏を作っている人たちがいる。今までにはなかった、新しいライフスタイルで地域に旋風を起こし続けている。新しい挑戦に不安はなかったのだろうか?

“やっていけないかも、という不安は一度もなかったです。でも、どうしようと困ったことはありました”

日焼けした顔、土のついた太い指。大きな笑顔が印象的な農家は、農作業の間にお話を続けてくれた。

“昔から自然が好きでした。小さいときにおじいちゃんの手伝いで野菜づくりをしたり、TVで動物のドキュメンタリーを観たり。あとDASH村も好きで、自然を活かした無駄のない暮らし方は理にかなってるなと感じていました。好きなことの延長線上で展開してきたので、今でも楽しめていますよ”

左:寺園 風さん・右:松本耕太さん(Freibäcker SAYAのテラスにて)

そう話すのは寺園 風さん。
八風農園という農業を基軸に、古民家レストラン「上木食堂」、フランス料理「Nord(ノール)」、ドイツパン「Freibäcker SAYA(フライベッカーサヤ/寺園さんの奥様のお店)」、ギャラリー「岩田商店」をいなべ市で運営する、松風カンパニーの代表取締役。今も現役の農家として、仕事のほとんどを畑で過ごしている。

八風農園の作業小屋
上木食堂
nord
岩田商店

風さん:うちの会社の “お洒落担当” が松本です。

松本 耕太さんは、松風カンパニーの取締役として、お店のプロデュースやディレクションを担当。

安全コーンまでお洒落

名古屋でカフェの店長をしているときに八風農園の野菜、そして風さんに出会い、行列のできる店となった「上木食堂」の初代店長として関わるようになり、今は店舗の事業を牽引している。

 

アジアに風を吹かせる

今日お会いするまでに、風さんのお名前は知り合いから聞いたことがあった。一度聞いたら忘れない、特徴のある名前。

風さん:父親が「アジアに風を吹かせる」という意味を込めて付けた名前なんです。

名古屋市に生まれ育ち、幼いころから自然が好きだった風さんは、農業高校へ進学。長期の休みには海外の農園へファームステイも幾度か行うなど積極的に農業に接した。卒業後はバックパッカーとしてアジアを旅する日々。旅先で感じたことがあるという。

風さん:仕事がなかったり農家が搾取されていたり。森を破壊してパーム椰子やバナナなどを生産していました。稲作ならもうちょっと計画的に生産できて農家自身も食べていけるはずなのに。

しかし風さんの目に映った旅先で出会った農家は、不幸せそうではなかったそう。

八風農園にある鶏舎

風さん:太陽とともにある暮らし。いいなと思いました。旅をしていると日本人にとても興味を持ってくれます。旅先でいろんな人と接していると、僕らは僕らでやれることがあると思えてきたんです。

旅に出る前、風さんは、これからはアジアが日本の農業を支えていく。そういった文脈でアジアに風を吹かせるにはどうしたらよいかを考えていた。しかし旅を終えて思い描き始めたのは、大きな経済社会に搾取されない独立した農業と暮らしだった。帰国して就農したのは三重県内の無農薬にこだわる農家。

風さん:ガチ自然農でした(笑)。ただ、農業だけでは食べていけないと分かり、当時は半農×半カフェ(名古屋)で働いていました。

徐々に自分のフィールドが欲しいと思うようになり、いなべ市にある農家「ゆうき農園」と出会い、いなべ市で独立。

風さん:畑、家、機械。なにもなかったけど、ゆうき農園さんは「大丈夫」って背中を押してくれたんです。機械を貸してくれたり、いっしょに食事をしたり。家族ぐるみで仲良くしてくれたといった感じです。

 

小さな経済圏のつくり方

いなべ市での暮らしで次第に農家や地域の友人ができていった風さん。一緒に夕食を食べる機会も増えたのだが、夜に集える店が少なかった。

風さん:集まるのは大抵だれかの家でした。僕はビールが好きで「生ビールが飲めたら嬉しいのにね」と友人と話していました。

そんな折、風さんは昔旅館を営んでいたいなべ市内の古民家が解体される話を知った。

風さん:自分で野菜を作るだけでなく、マルシェなどで販売も始めていて、当時とても忙しかったんです。でも、一回だけその古民家を見に行ったら、その家のことがすげーかわいくなっちゃって。

上木食堂のランチ

古民家に惚れた風さんは、松本さんや地域の人たちと食堂を作りはじめた。店では自分たちが作った米や野菜、地域の食材を中心に料理に使い、店頭での販売も行った。次第に店の評判は口コミやSNSで広がり人気店に。

岩田商店の店内
岩田商店の店内

風さん:それが7年前です。今は松本やいろんな人のおかげで、自分たちが育てた作物を使ったフランス料理や、ギャラリーまである。当時はまったく想像していなかったです。

田や畑で刈った草や、廃棄される野菜なども肥料として循環させる自然派農法で育てる八風農園の野菜は人気の品。無駄のない農法で、なおかつ美味しい野菜は年間約100種も生産されている。
手塩にかけて育てた野菜は、料理人の手で美味しいひと皿となり、それを求めて人々が市内外からやってくる。そしてアートやデザインに興味がある人はギャラリーで過ごせる充実した時間も提供している。

カフェに改装中の古民家

今、ギャラリーの前にある古民家をカフェとしてオープンさせるためにリノベーションの真っ只中。農業を基軸に人の流れまで作り出す、松風カンパニーの小さな経済圏の理念に共感し、現在移住者も含めて約30名が働いている。

風さん:こういった事例が日本全国で起これば、それをモデルにアジアでも農業を中心とした同じような小さな経済圏ができ、農家として搾取されるだけでなく独立していけると思うんです。

風さんのお話を聞いていると、個人的に思うことがあった。それは小さな経済圏がアジアなど世界中で増えることは、一部の人だけが多額の利益を得る経済主義より、多くの人々を幸せにするということ。

最後に風さんへ、いま思っていることを聞いた。

八風農園のキャベツ

風さん:僕たちはいわゆる「農的暮らし」ではなく、生きていくための「農業」です。個人的には高校生のときから「農業」で生きていく夢がありました。大麦を育ててクラフトビールを作るのもいいですね。畜産もできたら・・。でも僕ひとりでできることではないです。閉鎖的な自給ではなく、農業を目指す人や農業を活用できる仲間と働いていきたいです。

風さんも愛用、世代を超えて愛される漁サン。

アジアに風を吹かせるという壮大なテーマに目を向け、農業を基軸とした小さな経済圏を実践する松風カンパニー。大きいことや多いことが良しとされ、小さいことや少ないことへ目を向けてこなかった時代を飛び越え、新しい世代の幸せのかたちを作り出している。小さな経済圏が増えた世界を想像しつつ、「僕らは僕らでできることがある」という風さんの言葉を思い返すと、幸せを創造する未来の可能性を探したくなるのでした。

 


 

松風カンパニー
hp https://matsukazecompany.com/

八風農園
いなべ市藤原町下野尻946-3
IN https://www.instagram.com/happunoen/

上木食堂
いなべ市北勢町阿下喜2057
IN https://www.instagram.com/ageki_syokudou/

岩田商店
いなべ市北勢町阿下喜1051-10
IN https://www.instagram.com/iwata_syouten/

Freibaecker Saya
いなべ市藤原町下野尻946-3
IN https://www.instagram.com/freibaecker_saya/

nord
いなべ市北勢町阿下喜2039
IN https://www.instagram.com/_n_o_r_d__/

速報!三重県民手帳の制作の裏側へ潜入

三重県民手帳をご存知でしょうか?
通常のカレンダーや手帳機能に加え、公共機関など暮らしに役立つ情報や、人口推移や各種統計データなども掲載されていて、三重県について記事を書いたり、企画書を書くことが多い私は重宝しています。

2015年から県内の書店やネット(BASE)などで販売され、累計約8万部を超えています。制作・出版元は三重県印刷工業組合で三重県庁からの業務委託として運営しています。そして驚くことに、業務委託料金はゼロ円。つまり手帳を制作、販売して売上を上げなければ利益どころか赤字になってしまうのです。

私も所属している三重県印刷工業組合や組合の青年部では、自分たちの会社の業務に加え、皆さん必死になって手帳の制作や販売をしています。いち印刷人として、中途半端なものは作れない、地元三重県人として誇れる県民手帳を作りたい。印刷業界で働く仲間を見ていると、そんな気持ちが伝わってきます。

2023年版の三重県民手帳

表紙にも毎年こだわり、2023年版はカモシカなど三重の森をモチーフに、三重県出身のイラストレーター、つぼいたけしさんが担当。しおりには伊勢神宮宮域林で育つ神宮スギを使用しています。

過去に販売された三重県民手帳

過去の手帳の表紙には、伊勢形紙、伊賀組紐、松阪木綿など三重県の伝統工芸とコラボしています。そして2024年度版は地元三重県立飯野高校・応用デザイン科の2年生の生徒とのコラボレーションが決定しました。今回は、三重県民手帳、制作の裏側をリポートします。

飯野高校応用デザイン科の2年の生徒さんのデザイン画

課題として生徒の皆さんがそれぞれ表紙をデザイン。最優秀賞に選ばれた作品はプロのデザイナーと一緒にブラッシュアップを行い、実際に表紙として採用されます。

三重県出身イラストレーターのつぼいたけしさん
作品にアドバイスをする伊勢型紙職人の那須恵子さん

2023年7月7日に飯野高校で評議会が行われ、デザイナーのつぼいたけしさんや伊勢型紙職人の那須恵子さんなどの評議委員が、デザイン画への思いなどを生徒とディスカッション。

自分の作品について説明する生徒さん

なかでも印象に残った作品をご紹介します。

伊勢海老
三重の魚・伊勢海老のシンメトリーの構図を上手く使った作品。ガンダムっぽいデザインでもあり、幅広い年齢層に受け入れられそうです。

伊勢茶
全国生産量第3位を誇る伊勢茶。ほっこるするイラストや現代風のポップな配色でカジュアル感があります。

牡蠣
牡蠣をキャラクター化するというユーモラスな作品。生徒さん自らパラパラ漫画も作成するなど、キャラクターを活用した展開も楽しそうです。

オオサンショウウオ
今っぽい感覚で描かれた、プロ顔負けのイラストのクオリティ。細部にまでこだわりを感じ、全体から楽しげな雰囲気を感じます。

この作品を描いた生徒さんにお話をお聞きしたところ、とにかくイラストを描くことが好きで、学校の課題じゃなくても描くことが習慣とのことでした。
好きで描いている、だから作品も楽しい雰囲気になる。こういった心持ちは日々仕事に追われている私は見習いたいところ。「これからもイラストを描きまくります!」と笑いを誘う生徒さんの発言も素敵でした。

さて、実際に採用されたのは、どの作品になったのでしょうか!?
10月4日から県内の書店やネット(BASE)で一斉販売予定です。
お見かけの際は、ぜひお手に取りいただき、地元高校生が考案した生き生きとしたデザインをお確かめください!

 


 

三重県民手帳
特設サイト http://www.mie-pia.or.jp/notebook/
Twitter https://twitter.com/miekenmintechou
BASE https://kenmintecho.base.shop/
三重県印刷工業組合HP  http://www.mie-pia.or.jp/
三重県印刷工業組合青年部HP https://mieprint-seinen.com/

かぶせ茶の生産量日本一。四日市市水沢地区で生まれ育った、茶農家の幼なじみが取り組む挑戦。

古民家を利用した、お茶農家が営むかぶせ茶カフェ。初夏の新茶の季節には茶摘み体験や新芽の天ぷら、夏場にはかぶせ茶を使ったかき氷を求めて多くの客で賑わう。

カフェがあるのはかぶせ茶の産地、四日市市水沢地区。鈴鹿山脈の麓にあり山からは冷気を含んだ鈴鹿おろしが吹き、寒暖差が美味しい茶葉を育てる。かぶせ茶は名前の通り、収穫前の一定期間、黒いシートでお茶を覆って育てることで、渋みを抑えて旨味成分を引き出す伝統農法。かぶせ茶はお茶所京都の宇治にも古くより出荷している高級茶葉。

茶農家の三代目であり、マルシゲ清水製茶の清水加奈さんはカフェを営む理由を教えてくれた。

清水さん:小さなお茶農家は高齢化などで廃業することが多いです。また日本人のお茶離れも進んでいるので、いきなりかぶせ茶の茶葉を購入してもらうにはハードルが高く、まずは産地のカフェで気軽にたのしんでもらいたいです。

カフェで提供しているお菓子もかぶせ茶を使ったもの。

右:清水さん・左:堤さん

清水さんの幼なじみであり、明治期に創業した老舗茶農家まる万製茶の五代目、堤ちはるさんが手作りしている。お茶農家として育った堤さんが子ども時代の話をしてくれた。

堤さん:小学生のとき、同級生はゴールデンウィークに旅行やレジャーへ。しかしお茶農家は収穫の繁忙期。親は寝ずに働き、子どもも戦力として手伝います。汗だくになって軽トラックで収穫したお茶を運んでいるとき、同じように軽トラックに乗っていた清水さんとすれ違って手を振るんです。自分だけじゃないんだ、と少し嬉しくなりました。もう36年の付き合い。二人とも今は子育てもあり忙しいけど、旦那に先立たれたら一緒に住もうと話しているんですよ。

そんな堤さんがお菓子の販売を始めたきっかけは、かぶせ茶への誇りからだった。ペットボトルの緑茶の味に慣れている人にこそ、本物のお茶の味を知って欲しい。そのためにはお茶の味を引き出すお菓子でかぶせ茶の魅力を伝えたい。お茶農家ということもあり、茶葉をふんだんに使ったケーキやプリンなどのお菓子はカフェでも好評。中でも日持ちするクッキーはしっとりとした食感にお茶の贅沢な香り、そして茶葉を練り込むことで食感にアクセントを持たせていてリピーターも多い。

最後にお茶農家の二人に、かぶせ茶のたのしみ方を訊ねた。

堤さん:熱いお湯で煎れると渋みが出て二日酔いの時などにいいです。手に持てる程度の温めのお湯で煎れると甘くなり、お出汁のような旨味がでます。家では一年中、水出しかぶせ茶も作っています。渋みがないので飲みやすく、子ども達の水筒に入れるのですが友達に『ちょうだい』と言われることもあるみたいです。

清水さん:いろんな温度で、かぶせ茶のあるゆったりとした時間をたのしんでください。

 


 

マルシゲ清水製茶
四日市市水沢町998
https://marushige-cha.jp/
059-329-2611

明治創業の老舗茶農家 万次郎
四日市市水沢町1320-10
https://manjirocha.jp/
090-2573-9484

 

「とりあえずキャンプ」連載エッセイ【ハロー三重県】第36回

世の中のキャンプブームが下火になったと言われる2023年夏。
世間の流れに逆行して、我が家はキャンプデビューを果たした。

毎年のようにキャンプに誘ってくださる夫の友人達は今年もやっぱり懲りずに我が家を誘ってくれた。
毎年断り続けることにいい加減疲れてきたし、親の気持ちはどうであれ、子どもたちはキャンプをしたいとここ1~2年言ってもいる。
私も夫も今ひとつ心が動かされないまま、夫の友人と子どもたちに少しずつ、本当に少しずつ背中を押されて、いよいよの今年、キャンプを始める運びになったというわけ。

なんせ、キャンプって買うものが多い。
最初に言っておくけれど、私はものを買うのが嫌いだし、ものが増えるのも嫌いだ。
今、十分足りた暮らしをしているのに、消費されたものを補充する以外でものを買うなんておこがましい。私は足るを知って生きている。
住宅環境だって一朝一夕に変わるものでもないのだから、いたずらにものを増やしたら単純に家が今よりも狭くなってしまう。家中を走り回る子どもが3人もいるのだから家は広いほうがいいに決まっている。

なのにだ。キャンプときたらいくらお買い物をしてもまだまだ買うものがある。イスとテーブルとテントがあればいいのね、と思ってお買い物を始めたけれど、やれタープだ、やれマットだ、やれ寝袋だ、いくら買っても終わりが見えない。
買うものを考えただけで、「またいつか」と気持ちが揺れそうになる。
心を決めるために、夫の友人に今年のキャンプに参加する旨を伝え、子どもたちにも「いよいよ今年はキャンプをする」と宣言した。そうやって自分たちを追い込まないと、この上りたくもない高い山を制覇できるはずがないのだ。
そして、私にとって唯一のモチベーションである「災害時に役に立つ」をただひとつの光として長いトンネルを走りだした。
いつかの災害時、きっと私は2023年の私に感謝する。

*

気が遠くなるほどの労力とお金をざぶざぶ使って、我が家のキャンプグッズは瞬く間に充実していった。
対象がなんであれ、夫はリサーチをするのが好きなので、立派なエクセルシートを作り、盤石に諸々を調べ上げた。また、彼は買い物が好きなので順調にキャンプグッズは揃っていった。
かくして我が家のキャンプ環境は整い、いざキャンプへ。

キャンプ場へ行く前に2度ほど自宅の庭でキャンプをした。
私はそこそこ田舎で暮らしており、自宅周辺も自然がいっぱいだ。自宅の敷地も田舎らしくとても広い。
自宅の庭でキャンプの練習ができるというのは初めてのキャンプがよりよいものへとなる布石に違いない。諸々の不安もこれで払拭できる。と思っていたのに、なんてことだろう。

感想は「ただ大変」だった。
子どもたちのはしゃぐ様子はプライスレスで、そこだけを切り取れば健やかに幸福だ。私だってお母さんだから、子どもたちが楽しければとても嬉しい。だけどやることが多すぎる。やってもやってもやることがある。

テントを建てて、マットを敷いて、敷布団代わりのエアマットを膨らませて、タープを建てて、キッチンを配置して、椅子を出して、テーブルを出して、その間にも子どもたちは手伝っていたかと思えば、はしゃいだり、騒いだり、喧嘩をしたり、棒を振り回したりして油断がならない。
うちの子どもたちはいささか元気がすぎる。

どうにか設営を終えて、夕飯を用意して、食べるころには当然暗く、肉を焼いても焼けているのかが分からず不安が募る。私は年中、肉の生焼けを恐れている。LED電球がこうこうと灯っている室内に居たって、さらにスマホのライトをあてて厳密に肉の焼け具合を確認して生きている。
なのに、薄暗いランタンの下では肉が焼けているかどうかが分からない。ランタンを肉に寄せてもランタンの奴がオレンジ色の光なばっかりに肉も暖色味を帯びて焼けているのかまったく分からない。いくら焼いても安心できない。
不安が酷くて落ち着いていられない。悪い癖が騒いで、つい、3日後くらいに子どもたちが腹痛で縮こまっているところを想像してしまう。
ああ、早く家に帰りたい。

心の中のざわざわをどうにか飼いならして、夫に何度も「大丈夫」と言ってもらって夕飯を終え、自宅で風呂を済ませ、いよいよ寝る段になった。
壁がない寝床で寝るのだ。私は寝床が変わると眠れない。例え、そこがどんなにラグジュアリーなホテルであっても、実家であっても、だ。
テントなんて成人して以降の私にとって、最も突飛な寝床であることに違いなく、横になった瞬間から「家で寝たい」と思ってしまう。

出鼻でこんなことを言いたくないのだけど、私はたぶん、キャンプに向いていない。

疲れが取れない朝を迎え、朝食をとった。
キャンプらしくホットサンドを作って、みんなで食べた。
夫は「キャンプ場だとチェックアウトの時間があるからシュミレーションをしないと」としっかりした大人みたいなことを言って、時間を計りながら片づけを始めた。

*

それからしばらくして、夫の友人たちと滋賀の方へキャンプへ行くことになるのだけど、やはりと言おうか行く前から何度も、家に居ながら「帰りたい」と泣き言を言っていた。
それでも前回と違い、友人が大勢いて、にぎやかに過ごすのは楽しかったし、子どもたちも新型ウィルス以前に会ったきりだったのでそれは大喜びだった。それなりに充実したいい時間だった。
やることは変わらずたくさんあったけれど、大人がたくさんいればそれなりの力になるもので、さらにお友達がたくさんいれば子どもたちも虫を眺めたりカードゲームをしたりと、平和に時間が流れていく。
その後味がとても素晴らしく、これは頑張ってやっていけるのかもしれない。どうにかそろえたキャンプ用品の元を取るくらいにはキャンプライフを永らえることができるかもしれない。そう思った。

我が家は夫の仕事の都合で連休が取りにくく、宿泊をするときにも極力近場を選んでいる。
幸い三重県にはキャンプ場がたくさんあるらしく、調べると充実したキャンプ場がいくらでも出てきた。
釣りと川遊びと温泉が大好きな我が家の子どもたちにとって、三重県のキャンプ場は親和性が高く、どこを見てもうちにぴったりだと思った。

夫の友人家族とキャンプをした翌週、私たちは伊賀でキャンプをしていた。
子どもたちは川で遊んで釣りをして、早起きをしてキャンプ場を散歩した。

相変わらずやることはいくらでもあって、せわしなく、肉の生焼けも当然恐ろしかった。虫が多くて食べ物に無数の虫が混入するという訳の分からない事態にも巻き込まれ、「逃げたい」と思ったりもしたけれど、終わってみればやはり楽しかった。
ただ野っ原で1泊するために、大量の寝床と炊事の道具を乗せたり降ろしたりするのは冷静になると「何をやっているんだろう」と思わなくもないのだけど、子どもたちが喜んでくれるうちは楽しかった上澄みだけを啜ってどうにかキャンプをやりたいと思う。

それが、玄関の物置を陣取るキャンプ用品と、それにかかった費用に心を痛めないための私の理性的なセルフコントロールであり、単純な母性。

この夏、自転車で!五感を刺激する大冒険をしよう!@多気町

私には中1と小5の子供がいる。風呂はー?宿題はー?(もはや口グセ)と、まだまだ目まぐるしい日々を送っている。きっと今夜も「子供って、ようわからん…」とつぶやきながら、気絶するように眠るのだろう。そんな時「マウンテンバイクの学校」の講師である西井匠さんの言葉をふと思い出した。

「はみ出したっていい」

日頃感じる息苦しさから、不思議と解放される自分がいた。

そうだ、西井さんに会いに行こう。

✳︎

多気郡多気町にある「勢和の森マウンテンバイクパーク」には、初心者から上級者まで楽しめる数種類のトレイル(山道)コース、パンプトラックといわれる凹凸のコブが連続した波状コースなどがある。そこでは、年長から高校生を対象とした「マウンテンバイクの学校」が月2回開催されている。

MTBの学校Instagramより
MTBの学校Instagramより

「株式会社地域資源バンクNIU 西井匠さんについて」
北京オリンピックではマウンテンバイクチームの監督を務めた。大学教員や国立研究所での研究活動を経て、現在は「サイクリストの秘密ラボ・flasco(フラスコ)」代表、夫婦でCAZACLE(カザクル)というスローサイクリングツアーの事業を立ち上げる。自転車を活用したまちづくりのプロデューサー、サイクルツーリズム推進コーディネーターなど、その活動は多岐にわたる。

▲西井 匠さん

北京オリンピックのウェアとマスコット。

ー西井さん、「マウンテンバイクの学校」について教えてください!

西井さん:うちのスクールは型にはまらない、手取り足取り教えないスクールです。もちろん、道徳的、倫理的にダメなことはダメと言いますが、大人が決めたテンプレートにはめない、ルールを作らない。むしろ、子供がルールを作るのはOKなスクールです。

MTBの学校Instagramより

西井さん:サッカーでも野球でも、学校のクラブにあるようなスポーツは、パスはこうするんだ、シュートはこうと打つんだと、決まったことを教えがちです。そういったことも大事なのですが、ぐちゃぐちゃの中で、自分の体をうまくコントロールするということを、遊びの中で体験・実現してきた子が、最終的に競技スポーツでも生き残る。一つのスポーツしかやってないと、もちろん上達はするけれど、イレギュラーなことがあった時に、あまり対応ができない。僕らが推奨しているのは「雑多に遊ぶ」ことなんです。雑多に遊んできた引き出しの数が多い子の方が、トップに立てるんですよ。

 

子供は野に放ち、雑多に遊ばせよう!

ー雑多に遊ぶとは、具体的にどうゆうことなんでしょうか?

 西井さん:私たちが子供の頃の野球ってバットにグローブさして、「ドラえもん」に出てくる土管のあるような空き地で、2対3とか、年長チーム対年少チームとかで、適当にルールを決めてやってたじゃないですか。それが大事だと思っています。自分たちのクリエイティビティも高まって、面白く工夫ができる。逆に、大人が型にはめてしまうと、子供たちがクリエイティビティを発揮する機会を奪ってしまうことになりかねない。だからスクールでは「とにかく大人は何も言わないでください。今日一番苦しいのは親です。」そうお伝えしています。(笑)子供は自由勝手に野に放つ。それが一番いいんですよ。

ーなるほど。遊びも大事なことなんですね。
西井さん:むしろ遊びが、大事なんです!!

MTBの学校Instagramより

競技スポーツに走っていかなくてもいい。遊んでいる方が伸びる!

ースポーツ選手って、小さい頃から英才教育を受けているイメージなのですが…。

 西井さん:もちろん、そういう子もいます。それは育成というよりは選抜であって、厳しいトレーニングなどに耐えられた子たちを引っこ抜いているイメージですね。スポーツの本来の語源は「遊び」とか「気晴らし」なんですよ。日本人のいうスポーツは競技、コンペティションのことで、すぐその方向に走っていってしまう。

西井さん:楽しいことはいくらやめろと言ってもやる。(笑)逆に、楽しくないと自らやめてしまう。いかに本来の意味である「スポーツ」にしてあげるか。競技スポーツになれば、練習はキツいに決まっているし、そんな中で、選抜されなかったり試合に負けてしまうと、精神的にポキッと折れてしまう子もいます。でも、根っこに「楽しい」がある子は、辛いトレーニングにも耐えることができるんです。負けても「どうすれば勝てるかな?」とその場を楽しむことができる。スクールでは、「理屈抜きで楽しい!」そんな根っこの「楽しい」部分を刺激したいですね。

 

ドレスコードは、「ガチなピタピタウェア禁止!ワークマン推奨!」

西井さん:競技ありきのスクールじゃないんで、先生も子供たちもサイクリングウェアを着てないんですよ。先生たちは徹底してピタピタウェアを着ない、ワークマン推奨(笑)そして、サングラスもしない。サングラスをすると子供たちと目線が合わないじゃないですか。親御さんも構えなくて大丈夫です、初めての子でも入りやすいスクールですよ!

スクールでは、マウンテンバイクやヘルメットはレンタルすることができる。飲み物とそれを携行できるリュックがあれば参加OK!この夏、五感を刺激する自転車で大冒険しよう!(大人用レンタルもあります!)

子供は「楽しい!気持ちいい!速い!」そんな自転車が大好きだ!そしていつしか親の手を離れ、自分の足で遠くへとペダルを漕いでいく。冒険して、日焼けして、なんだか自信にあふれた大人っぽい顔になって帰ってくる子供たち。親子間にも適度な距離感をもたらしてくれる自転車は、親離れ・子離れにも、最高のツールなのかもしれない。

 


マウンテンバイクの学校
https://www.instagram.com/mtb_seiwataki/

主催:株式会社地域資源NIU
三重県多気郡多気町丹生1718-1
TEL・FAX : 0598-49-4800

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.8.10update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


津田っこ夏祭り

主催者より
約20数年開催されていなかった地元小学校での夏祭りを、「保育園、小学校の子供たちに夏のいい思い出作りをして欲しい」という想いから2016年に『津田っこ夏祭り』として、仲間と共に立ち上げました。 しかし、その夏祭りも新型コロナウイルスの影響により3年間開催出来ずにおりましたが、今年2023年8月11日(祝)に再開させて頂く事となりました。 お祭り当日は保育園児さん達の歌の披露や、盆踊り、打ち上げ花火、竹燈籠の展示等を予定しております。 夏夜に上がる20発の打ち上げ花火をお楽しみに! 雨天時でも、津田小学校の体育館内で行う予定です。 ぜひご来場ください。

開催日:2023年8月11日(祝)
開催時間:18時半~21時
場所:多気町立 津田小学校(三重県多気郡多気町井内林138)

主催者
中村司、澁谷和俊

お問い合わせ
09010211888
shibuya2279@gmail.com


ねこの推しごと体験

日時:2023年8月19日(土)13:00〜16:00
場所:伊勢ジオラマ食堂(三重県伊勢市二見町三津1201-1)
主催:伊勢ジオラマ食堂/株式会社Tier
協力:三重大学動物保護支援サークルDOT


伊勢クラフトドリンクBAR

主催者より
伊勢のお酒・クラフトドリンクが集結!一夜限り、大人のための夏休みを楽しみましょう!2023年8月26日(土)伊勢のお酒&クラフトドリンクメーカー5社が、五十鈴川駅前「ザ・オランジェガーデン五十鈴川」へ集結し、一夜限りのイベントを開催します!会場で提供される約20種類のドリンクは全て伊勢の地で作られたこだわりの一杯で、おつまみにも地元伊勢の食材をふんだんに使用した商品をご用意しております。

開催日:2023年8月26日(土)
開催時間:17:00〜21:00

イベントの問い合わせ先
ザ・オランジェガーデン五十鈴川
TEL:0596-23-7733
平日/11:00-19:00
日祝/10:00-19:00
火曜・第3水曜定休

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
・プレスリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000116691.html
・オランジェの告知ページ
https://www.orangerisuzu.com/2023/07/03/isecraftdrinksbar/
・おかげさまダイニング インスタグラム
https://www.instagram.com/okagesama_dining/

主催者
おかげさまダイニング


津市中心市街地「まちづくりフィールドワーク」

主催者より
今年で5年目の開催になる津市中心市街地「まちづくりフィールドワーク」では、大学生や高校生を中心とする学生の皆様とともに、商店街をフィールドワークを実施し、若者視点で新たな魅了発見し、記事などで情報発信を行ってきました。 フィールドワークに参加された学生さんから最も多かった感想が、お店の看板やロゴが「レトロでかわいい」でした。今年はそのような看板やロゴのデザインを、そのままキーホルダーにしてガチャガチャに入れます。また学生目線で感じた魅力を詰め込んだマップも制作します。キーホルダーやマップは秋に行われる商店街のイベントで配布します。

日時(フィールドワーク)
2023年9月2日(土)と9月9日(土)
※いずれかの日にご参加、または両日の参加も可能です。
10:30〜16:00

イベントの問い合わせ先
09081864024
otonamie@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://otonamie.jp/?p=88845

主催者
株式会社まちづくり津夢時風・OTONAMIE


手話マルシェ

主催者より
「手話マルシェ」とは手話が公用語のマルシェです! 美味しい食べ物、素敵なハンドメイド作品、ワークショップに参加するなど、その場で出会った「人・モノ・コト」について会話することによって、 手話のある日常生活を体験するマルシェです。 手話ができなくたって大丈夫。 筆談やジェスチャーでも意外と通じるし、通じた時はお互い嬉しくなります! 海外旅行へ行って現地の人と話す時のように、 手話マルシェでもいろんな方法を試してみてくださいね。

開催日:2023/10/1(日)
開催時間:10:00〜16:00

イベントの問い合わせ先
sense_of_wonder-info@yahoo.co.jp

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
HP https://syuwa-marche.jimdofree.com/
Instagram https://www.instagram.com/syuwa_marche/
クラウドファンディング https://rescuex.jp/project/67522

主催者
森本友里子


Local School Field Mie 2nd
参加者募集中!

運営者より
昨年ご好評いただきました、地域づくりを学ぶフィールドワークを今年も開催します。講師の方々は取材などを通じて「なんでこんなおもしろい発想が飛び出すのだろう!」と感銘を受けた方々です。フィールドワークの内容は自信ありです!
地域づくりとまでいかなくても、暮らしている地域で「なにかおもしろいことがしたいな」と思われている人にとって、良い刺激になる機会かと思います。一緒におもしろい地域や人に会いにいきませんか?ご参加お待ちしています。

参加申込み期日:8月11日まで
開催日:2023年9月〜2024年2月
※全6回の連続講座

詳細・参加申込み
https://otonamie.jp/?p=88520

イベントの問い合わせ先
otonamie@gmail.com

事務局
WEBマガジンOTONAMIE

主催者
三重県


第29回 来る福招き猫まつり

主催者より
全国各地から伊勢に一万点の招き猫が集います。
招き猫に因んだ限定料理やスイーツ、体験教室などもご用意しております。
今年は29(ふく)回目の開催となり、来る福招き猫まつりにとっては例年以上に福が重なる節目の年となります。福がいっぱいの来る福招き猫まつりにぜひお越しください。

開催日:2023年9月16日(土)~29日(金)
開催時間:9:29~17:29

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

主催者
来る福招き猫まつり実行委員会


伊賀酒DE女子会

主催者より
久々に「集う女子会」だから、ちょっと贅沢に優雅に伊賀酒を満喫してください♥

開催日:2023年10月29日
開催時間:
昼の部:11:30~14:30/受付11:00~
夜の部:17:30~20:30/受付17:00~

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
伊賀酒DE女子会2023専用アカウントhttps://www.instagram.com/igasake.de.jyoshikai/

主催者
伊賀酒DE女子会(大田酒造、森喜酒造場、若戎酒造)

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記フォームからイベント情報をお寄せください。

掲載申込みフォーム

自分の身体と向き合うキッカケ作り。養生laboratoryキジバト@志摩市

暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
今年は梅雨時期から暑かったですが、梅雨が明けた途端のこの暑さ!
本格的な夏が思ったより早くきて戸惑ってしまうくらいですね。

けど、冷たいも飲み物をたくさんのんだり、エアコンのきいた室内にいると身体が冷えるのです。
これが、なかなか困ったもの。

暑さや冷えからくる身体のだるさ、気圧変動からくる頭痛。
ストレスからの過食に、遊びと仕事の間を行き交う睡眠不足。
そんな不調をほっておくと、やがて身体のどこかから悲鳴が聞こえるのは言うまでもないこと。

でも、この時点で自分をケアするってなかなか難しい。

そんなあなたにおすすめの!・・って、
こんな書き方するとテレビショッピングみたいですが。笑

でも、おすすめしたいんです「キジバト」さんを。

 

 

ここは三重県志摩市阿児町国府。
国府は「こう」と読み、志摩の国の国府がおかれた地。
かつては政治、経済、文化の中心地だったそう。

Googleのナビに案内を任せ、慣れない道をひた走ると、だんだんと潮の香りが近付いてきます。
郵便局を通り過ぎたところに、目を引く看板みつけましたよ。

この看板が目印!

 

私にとってギリギリの道幅をまがり、角から3件目に・・ありました。

【養生laboratoryキジバト】

古民家にかかかる暖簾が飲食店を思わせますが、ここは漢方茶のお店。
さっそく、中に入ってみましょう。

 

おばあちゃんの家を思い出すような玄関から中に入ると、大きな円卓にたくさんの茶葉が並びます。

壁の瓶にはたくさんの植物や薬草、きっとこれらが元気の素たち。

キジバト店主の西村ユキさん

ユキさんとの出会いは、知ってる人は知ってる伊勢のパワースポットのようなお店
andbullさんにて。

小さなイベントをやってた時、突如現れ、そこにいる人にお茶を配布し始めたんです。しかもギフト仕様の3個セット。

かんぽうその時いただいたのが可愛くて、写真撮ってた私。

「この人志摩でお店始めたんさー!また行ったって!」というandbullの店主さんの声かけと共に、「よかったら飲んでくださーい!」と、なかなかのハイテンションでお茶を配布する女性。
気になって初対面で色々お話したのが楽しくて!
帰宅後いただいたお茶がまた美味しくて。

それがキッカケで、今私が松阪でやっているカフェ「カブクノニカイ」でキジバトさんの漢方茶を取り扱いさせていただくことになったのです。
ご縁とはどこ転がっているかわかりません。

カフェではオリジナルブレンド茶と、季節の養生茶を販売させてもらってます!

 

でもなぜ漢方茶?

ユキさん、実は18年間薬剤師として勤務。
病気や体調を悪くされた方に、薬を調剤していました。
そんな中、自身が体調を崩した時に、ここまで悪くなる前になんとかできなかったのか・・と考えたことが、キッカケだったそうです。

 

そんな話の続きを聞こうとした矢先、
「これどうぞー!」と出していただいたのは酸梅湯(さんめいたん)。

アセロラのような紫蘇ジュースのような綺麗な色で、酸っぱすぎず、さっぱりしてるけど、滋味深い美味しさの余韻が口の中に残る・・なんだこれ?初めての味!

酸梅湯は数種類の生薬を水でコトコト煮て作る、中国の伝統的な飲み物。
キジバトの酸梅湯は赤紫蘇や陳皮(みかんの皮)、鳥梅(うばい)という梅を燻製したものや山楂(さんざし)、甘草(かんぞう)、洛神花(らくしんか)、香りづけに金木犀も入れて、出来上がったシロップを炭酸水で割ります。

・汗のかきすぎを予防
・口や喉の渇きを癒す
・胃腸の不調を整え下痢を防ぐ

など、様々な効果があり、古くから宮中や民間で薬膳ドリンクとして夏の暑い時期に親しまれていたそうです。

 


 

そんな話を聞いていたら、【養生laboratoryキジバト】にお客さんが。

暑い中カートを引いて現れ、ばっちりカメラ目線を決めてくれたのは、なんと80歳の常連さん!
「さよちゃんー!今日は珍しい時間にどうしたん?」と、ユキさんが聞くや否や
前回ここにきてから、今日までの話を一気に話し始めます。

「あんたも座んない」と、声かけていただき、酸梅湯で乾杯して、私もお話させてもらいました。

こうやっていつもここに立ち寄り、お茶を飲みながらお話して帰っていくんだとか。「ここは私にとって癒しの場所なんさー!」と、本当に元気!

きっとこれが2人の定位置。

 

サーフィン終わりに酸梅湯を飲みにくる方や、
海に潜った後に酸梅湯を飲みにくる海人さんもいるそうで、それもこの地域ならでは!と、話を聞きながら思いました。

すぐ近くの国府の浜はサーフィンのメッカだけあり
(OTONAMIEでも、度々サーファーの記事で出てくる場所ですね)
都会からの移住者や、一棟貸しのゲストハウスも多くできています。

 

昔からの顔馴染みの地元の方、新し国府に移住してきた方、色んな人がふらりと寄っては、一息ついて帰ってく。
じわじわとキジバトが、地域の交差点のような場所になっているのがわかります。

お店の周りは伝統的な国府の槙垣。

 

どんな種類の漢方茶があるの?

円卓の上に並ぶのは 5種類のお茶。
1回分が1袋に入ったものと、10回分が1袋に入ったものがあります。

ひとつひとつのお茶の名前が「イライラ」「ツミカサネ」「ツカレタキモチ」・・など、30代ともなれば、どのお茶の名前も心を捉えて離しません。笑
その中から、今の自分にぴったりのお茶をチョイスできます。

「パッケージしてあるものは、見た目も少し可愛くなるよう意識してますが、ご自身の身体の悩みを伝えていただければ、それに合わせてブレンド茶を作ることも可能ですよ!見た目よりも効果重視でお作りします!」と、心強い言葉。

 

そんなエールのような漢方茶、ギフトとして送るのもいいですよね。

ちょっと元気のないあの子へ。
イライラしがちな職場の方へ(え?逆に渡せないかな?)
ギフトセットがめちゃ可愛かったので、そんなことも考えちゃいました。

 

その他にも「季節の養生茶」といって、春、梅雨、夏・・と、
その季節に出てくる不快な症状を和らげてくれるようなお茶もあります。

ユキさんのネーミングのセンスが光ります☆

 

 

漢方茶はひとつのキッカケづくり。

「漢方茶飲んでほっとして、ふと夜のスマホを減らしたらよく寝れるようになりました」とか
「『胃腸』を飲んで胃腸が整ったから、毎日快便で気分上がります!」など、漢方茶をきっかけに生活が変化しだしたという、嬉しい声も届いているそうです!

「ここにきて漢方茶を飲めば病気にならないって事じゃなくて、
ここでお茶を選びながら、毎日忙しく頑張ってる自分を褒めて
少しだけ身体のことを考える時間を作る、そのキッカケになれれば嬉しいです。」
と、ユキさんは話してくれました。

毎日忙しく頑張ってる皆様、
キジバトからのエール、受け取りに行きましょう!

 


 

取材後、私もちゃっかり自分用に漢方茶をいくつか購入。

会計後、ちょうど夏休みに入ったという小学3年生の息子くんが、漢方茶の説明を書いた紙をテキパキと貼り付け、梱包手伝ってくれてました。

この記事入稿したら、疲れ目養生茶飲むよ!

あまりにも手際よくて、その時の写真撮り逃してしまいましたが・・!
夏休みの間、キジバトに行ったら小さなお手伝いさおんに会えるかもしれませんよ。


養生laboratory キジバト
水〜金:13時半Open/土:10時Open

三重県志摩市阿児町国府2852
Instagram:kijibato_youjyou

学生限定!レトロ系キーホルダーを作ろう!津市中心市街地「まちづくりフィールドワーク」参加者募集中!

過去のフィールドワークの様子

レトロ系キーホルダーと商店街マップをつくるワークショップ参加者募集!

OTONAMIEでは2018年から、津市中心市街地「まちづくりフィールドワーク」として、学生さん目線で商店街などの新たな魅力を見つけ、発信する事業を行ってきました。今まで30名ほどの学生さんと津市中心市街地のフィールドワークなどを通じて、若者目線で見えてきた魅力があります。それは「レトロ」です。

レトロを意識して商店街を散策すると、昭和レトロなお店のロゴやモノなどが多いことに気がつきます。ひとつずつ注視してみると、パソコンやスマホにはない手書きフォントが醸す温かくも愛らしい雰囲気、プリントではなくペンキ塗りの独特な配色からは時代を感じることもできます。

そして現在、津市中心市街地の商店街も全国の地方と同じように、高齢化により残念ながらシャッターを下ろすお店が増えています。

そこで、昨年のフィールドワークにて「レトロなロゴや魅力を感じたモノなどのデザインを、そのままキーホルダーにして残したい!」という素晴らしいアイデアが出たので今年は実際に制作することになりました!また、制作したキーホルダーをガチャガチャで配布するイベントも行います!

もうひとつ、今まで学生さんがフィールドワークで感じたことなどをまとめた記事をWEBや冊子で情報発信をしていたのですが、今年は学生さんがフィールドワークで魅力的に感じたお店やスポットを掲載する紙のマップを作成します。

キーホルダーやマップの制作はプロのデザイナーが担当するのですが、学生の皆さま、キーホルダー化するロゴなモノ、マップに掲載するお店などを一緒に見つけにいきませんか?自分が「いいな!」と思った物事が、カタチになるのは楽しいものです。今年は以下のふたつを主題としたフィールドワークを開催します。学生の皆さまのご参加を募集します。

1.キーホルダー化するレトロなモノや魅力的なモノ探し(看板、風景、オブジェなど)
※レトロ系以外でも魅力を感じたモノなら可
2.マップに掲載する若者目線で魅力を感じたお店やスポット探し

フィールドワーク後には、ディスカッションも行いながらSNSを使った情報発信のコツなどもプロからレクチャーさせていただきます。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください!
心よりお待ちしています!

 


 

趣旨
津市中心市街地の商店街を対象に、若者(学生)目線ならではの魅力を発見してかたちに残することで地方創生を目指す。

内容
学生とナビゲーターが津市中心市街地の商店街にてフィールドワークを行いキーホルダーとマップを作成。キーホルダーとマップは、10月と11月に行われる津市中心市街地キッチンカーイベントで配布。またマップは、津市や津商工会議所に関連する機関や対象の商店街にも設置する。フィールワークの様子などをotonamieに関連するInstagramアカウントに投稿。

参加資格
学生(高校生・高専生、専門学校生、短大生、大学生、大学院生)

募集人数
5名程度

フィールドワークのナビゲーター
OTONAMIE代表 村山祐介
ライター 三上由香利

日時(フィールドワーク)
2023年9月2日(土)と9月9日(土)
※いずれかの日にご参加、または両日の参加も可能です。
10:30〜16:00

スケジュール
10:30 津商工会議所 集合 自己紹介 趣旨説明等
※必要な方は津駅または津新町駅まで車でお迎えにあがります。
11:00 商店街 FW
12:30 昼食(商店街の飲食店にて)
13:10 商店街 FW
15:00 津商工会議所 ディスカッションなど
16:00 解散

備考
昼食やフィールドワークにかかる経費はこちらで負担いたします。
参加費は無料です。
ご参加の学生には、本事業参加の証明書を発行します。
キャリア形成等にご活用ください。

 

参加申込みフォーム

 


 

主催
株式会社まちづくり津夢時風・OTONAMIE

 

ゴースト血管って何?? 創業137年 老舗薬局さんで毛細血管検査をやってみた!

モリタ薬局 4代目店主 水野美苗/趣味 犬の散歩、映画鑑賞

三重県度会郡玉城町 JR田丸駅から徒歩3分 伊勢本街道(県道530号線)を伊勢方面に進むと右手に緑の看板が目印の「モリタ薬局」さんが見えてきます。

モリタ薬局さんの店主は水野美苗さん。このモリタ薬局さんを継がれる前は、調剤薬局に勤務されていて、経験も知識も豊富な薬剤師さんです。

モリタ薬局さんで毎月第4土曜日に行われる「健康体操」に何度か参加させて頂いた際には、化粧品を買い求めるお客様や、漢方薬を買いにこられるお客様で賑っていました。老若男女問わず、たくさんの方に愛され健康と美容に貢献しているモリタ薬局さんの歴史や水野美苗さんの販売に対する想いを伺ってきました。

モリタ薬局さんが最初、傘等の生活用品(詳細は不明)を取り扱われ、ご商売を始められたのは1886年(明治19年)。なんと創業137年。

現在は4代目水野美苗さんが店長を務められています。水野さんが小さい頃は、よくお父さんが漢方薬を作るお手伝いをされたそうで、石臼(いしうす)や薬研(やげん)と呼ばれるもので薬草を碾いて(ひいて)粉状にして薬を作っていたそうです。

玉城町は私の住んでいる多気町の隣町という事もあり、伊勢へ向かう際には伊勢本街道を通る事も多く、道沿いにあるモリタ薬局さんは以前から気になっていたお店でした。仕事を通じてお知り合いになることができ、兼ねてから漢方薬に関心があった為、今では体調を崩した際にお世話になっています。疲れがたまり、体力が落ちてるなと感じた時に漢方薬を購入し2,3日で効果を実感した事もあります。

◎東洋医学と西洋医学について

現在、漢方薬局を継がれた水野さんですが、薬剤師として調剤薬局でお勤めだった経験もふまえ、東洋医学と西洋医学の違いについて水野さんにお話を聞いてみました。(調剤薬局とは、病院などの医師の診断による処方箋でお薬を調剤して受け渡す薬局の事を言います。)漢方薬、鍼(はり)や灸(きゅう)等の代替医療も東洋医学と呼ばれるとの事。また、東洋医学は古代中国で生まれた考え方で3000年~4000年もの歴史を持っています。一方で、西洋医学とは欧米で発展した現代医学を指しますが、歴史や世界観も異なるそうです。

水野さんから伺ったお話では、対処療法として症状を直すものが西洋医学なら、根本的な体質を改善していくのが東洋医学との事。最近は欧米、アジアなどの国では、東洋医学や西洋医学、そして代替医療(鍼、灸、ハーブ療法、アロマテラピー等)の良いところを取り入れた統合医療が注目されているようです

この理由は、日本では国民皆保険制度(こくみんかいほけんせいど)と呼ばれる全国民が保健医療を平等に受けられるという制度が整備されていますが、海外では年収の違いにより受けられる医療の質に差があるという医療制度である為、欧米では日本より代替医療がポピュラーであり、それを取り入れた統合医療が進んでいるという背景があるそうです。調べた所によると、海外の薬局ではアロマやホメオパシー薬などが保険適用され、販売されており、日本でもこのような制度が進めばいいなと思います。

例えば、私も漢方薬の力をかりたり、高校生の頃からインセンス(お香)に始まり、アロマポットでアロマオイルを焚いて香りでリラックスしたり、気分転換して心身をメンテナンスしています。なので、私は代替医療も日本で認められると良いなと思っています。でも最近は、日本の病院で漢方薬やアロマテラピーなどが用いられている病院もあり、日本でも認められてきているのかなと感じています。

モリタ薬局さんは、お父さんの代から漢方を販売されていて、水野美苗さんはモリタ薬局さんを継がれる前、長年調剤薬局に勤めるという経験をお持ちで、アロマテラピーも学ばれたり、代替医療も取り入れられていますので、両方の良い所を融合した統合医療的な漢方薬局さんと言えます。

◎モリタ薬局さんならではの統合医療とは

モリタ薬局さんでは、薬のご相談の際に先ずは症状などを確認するカウンセリングから始まり、血圧測定や、最近「NHK あさイチ」や「日本テレビ系 世界一受けたい授業」でも放映された『毛細血管測定器』を使い、血管の状態を診た後で漢方薬を処方されています。

【モリタ薬局さんのお客様が毛細血管を測定されている様子↓】

【健康な毛細血管とゴースト血管(テレビ朝日 羽鳥慎一 モーニングショーより引用)↓】

私も先日、毛細血測定器で血管の状態を測定をしてみましたが、先端までは血流が届いていない「ゴースト血管」の状態でした。日頃からランニングや筋トレ等で運動をして基礎基礎代謝もあがり、最近は風邪にもかからずにいたので自信はあったのですが、食生活改善の必要性がある事を水野さんからアドバイスを頂きました。これからはゴースト血管も改善出来るように頑張ります。検査は簡単で爪に溶液を塗布して、その場で顕微鏡を通して、ご自身の毛細血管の様子を確認ができます。

モリタ薬局さんにご相談の際にこちらの毛細血管の様子を測定する事は、他の薬局さんではなかなか行われていない事だと思いますので、とても価値のある経験だと思います。測定だけでも是非お立ち寄り下さいとの事ですので、お近くに来られた際にはお試しになられてはいかがでしょうか。

◎「病気」と「健康」について

水野さんには、漢方における「病気」と「健康」についてのお考えも聞かせて頂きました。「病気」については、

『病気になってから病院に行って治してもらうだけではなく、「未病(みびょう)」(病気の手前)の内に、普段の生活習慣の中で見直すべきことはなかったかと考え、自分自身で対処しようとする考え方に変われば良いなと個人的には思っています。』

と言われていました。

症状が軽い「未病」の内に異常をみつけて病気を予防する事に関しては、コロナ禍で多くの方が感染症予防についての意識は変わったと思いますが、生活習慣や運動習慣を変えるのはなかなか敬遠しがちですよね。私もその1人なのですが、少し気分が晴れないなと思ったらアロマを焚いてみようとか、少しコレステロール値に気をつけましょうと健康診断で指摘を受けたら、いつもエスカレーターを使っているのを階段を使ってみようなど、日頃から自身の心や体の健康を気にしながら、小さい事から変えていこうと意識しています。

また、「健康」についてお話しされていた事は、

『健康って病気だから不幸とは限らないと思うんです。病気でもその方が個人的な幸せを感じていたら、それは幸せな事だと思いますし、足が不自由で車椅子でも幸せな人はたくさんいますよね。世界ではスラムで生活している子供達でも元気で幸せそうに生活している、その一方で裕福な日本の子供の方が不幸せそうと言われたりします。どちらが幸せなのか?健康という考え方も人それぞれ違っていいと思うんです。』

と言われ、また、『健康診断の数値が良いから健康なのか?』『病気にかからなければ健康なのか?』、『どこを自分の健康とするのか』と体が丈夫でも幸せを感じられない方もいらっしゃいますし、病気を患(わずら)われている方でも、明るく元気に幸せに暮らす方々もいらっしゃいます。とも言われていました。

私も病気にかからないことだけが「健康」かと言うと確かにそうではないと感じます。心の持ち方次第で治癒力も変わると思います。なぜなら、私は日頃保険を扱う仕事をしていますが、誰かの為に喜ぶ事をしてあげたい、家族がいるから元気でいたい、何かを成し遂げたいから頑張りたいという方は長生きであったり、前向きで元気な方を多くお見掛けするからです。これが、水野さんが言われる身体の健康も大事ですが、心の健康も大事という事なのかなと思います。

◎こだわりのお店作りと、ご来店いただくお客様へ

モリタ薬局さんの店内は、水野さん手作りのポップで彩られており、商品も見やすい様に工夫されています。取材に伺った際に見せて頂いたのは、製薬メーカーさんが主催するコンクールで優勝されたポップ。このドリンクを飲めば、筋肉や骨が強くなるんだなと効能も一目でわかりやすく、見るだけで元気がでるポップで、優勝が納得できる出来栄えです。

【コンクールで優勝した店内ポップ】

【店内の様子①】

【店内の様子②】

【店内の様子③】

最後に、お店に来て頂くお客様へお伝えしたい事は?という質問に対しては、とにかくお話しできる範囲でなんでもご相談してほしいとの事。水野さんの心がけていることは、押し売りはせず、お客様に自分が最良と思うものをご提供するという事。その為には、お客様とお話しをしないとわからない事もありますし、リアルに血圧を測ったり、毛細血管測定器など使用して、実際の体をチェックしながら予算ともご相談して漢方をご提供したいとの事でした。

モリタ薬局さんでは、更年期、生理不順、妊活、アレルギー、生活習慣病などの御相談も好評の様です。

ご相談はとても親身になって聞いてくださり、知識も経験も豊富な水野さんに勧めて頂く漢方薬は安心感があります。また、水野さんはリラクゼーションの施術やカウンセリングもされていて体のケアだけでなく、心のケアを受けて頂くことができます。

そして、水野さんは玉城町主催の「生涯学習講座」を、講師として令和4年度から月に1回(年間11回)開催されています。残念ながら今年度(令和5年度)の募集は締め切ってしまったのですが、ご興味のある方は毎月第4土曜日にモリタ薬局さんの2階で気のめぐりを良くして、血行を促進したりする、体操&リラクゼーションをされています。参加費用は500円です。

【生涯学習講座の内容↓】

『遠方の方はお電話、zoomSNSなどでもご相談受け付けています。ご相談の方はご予約頂けると他のお客様と重ならずに対応させて頂きます。』との事でした。

玉城町にお立寄りの際には是非モリタ薬局さんにご来店ください。とても物腰が柔らかく、笑顔が素敵な水野さんがお迎えしてくれると思います。

【モリタ薬局】

住所:三重県度会郡玉城町田丸314

営業時間:9:00~18:00(定休日:日曜日、月曜日)

電話番号:0596ー58ー6512

ホームページはこちら

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.7.27update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


伊勢のクラフトビールで夕涼み
伊勢角屋麦酒×おかげ横丁Beer Garden

主催者より
8月4日、風日祈祭(かざひのみさい)が伊勢神宮で執り行われます。風雨の災害もなく天候が順調で、五穀の稔りが豊かであるよう御幣を捧げてお祈りするお祭りです。 おかげ横丁では風日祈祭を奉祝し、その恵みに感謝しながら、地元で作られた伊勢角屋麦酒のクラフトビールを味わうBeer Gardenを開催いたします。 おかげ横丁の名物料理を肴に、夏の夕涼みをお楽しみください。

開催日:2023年8月5日(土)
開催時間:17:00〜19:45
場所:おかげ横丁一帯

主催者
「おかげ横丁ビアガーデン」実行委員会

お問い合わせ
おかげ横丁通販係
0120-081-229(9:30〜17:00)


伊勢クラフトドリンクBAR

主催者より
伊勢のお酒・クラフトドリンクが集結!一夜限り、大人のための夏休みを楽しみましょう!2023年8月26日(土)伊勢のお酒&クラフトドリンクメーカー5社が、五十鈴川駅前「ザ・オランジェガーデン五十鈴川」へ集結し、一夜限りのイベントを開催します!会場で提供される約20種類のドリンクは全て伊勢の地で作られたこだわりの一杯で、おつまみにも地元伊勢の食材をふんだんに使用した商品をご用意しております。

開催日:2023年8月26日(土)
開催時間:17:00〜21:00

イベントの問い合わせ先
ザ・オランジェガーデン五十鈴川
TEL:0596-23-7733
平日/11:00-19:00
日祝/10:00-19:00
火曜・第3水曜定休

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
・プレスリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000116691.html
・オランジェの告知ページ
https://www.orangerisuzu.com/2023/07/03/isecraftdrinksbar/
・おかげさまダイニング インスタグラム
https://www.instagram.com/okagesama_dining/

主催者
おかげさまダイニング


オノ・ミチ・ヒロ 展

主催者より
物でありながら、命を宿すかのような存在として捉えられる“ぬいぐるみ”。
オノ・ミチ・ヒロは「ぬいぐるみと人間との関係性」を探求し、時に人間から愛され、時に悲劇に見舞われる、ぬいぐるみの存在を描きます。
壁一面を覆う大画面の絵画から、鏡を使ったフォトスポットになる作品まで、約50点を展示。
ぜひ、ご来場ください。

開催日:開催中〜2023年9月3日
開催時間:10:00〜16:30(入館は16:00まで)

イベントの問い合わせ先
0599-66-1138(伊勢現代美術館)
info@ise-muse.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://www.ise-muse.com/michihiro-ono

主催者
伊勢現代美術館


MUSE展

主催者より
ARTが溢れるILODORICAL王国のMUSE展です。
絵、ドレス、風船、fashion showから
あなたのトキメキを見つけてください♡

開催日:2023/7/28〜31
開催時間:
28日のみ11〜21時
29〜31日は11〜18時

イベントの問い合わせ先
080362322652 本村藍子
ilodori.aico@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
Instagram @bombomdress

主催者
iLodori aico


第4回「おかげさまマルシェ」

主催者より
伊勢創作ビストロmirepoix(ミルポワ)オーナーシェフ岡田新太朗氏と、会場でもある結婚式場ザ・オランジェガーデン五十鈴川のシェフがコラボし、地域食材を使用したメニューをご提供!他にも地域の人気店の出店や、生産者による食材の直売などもお楽しみいただける、食を中心としたマルシェです。
環境と体にやさしい食、ワークショップでの体験など、子どもから大人までお楽しみいただけます!
今回のテーマは「山を守ろう!」
旬の野菜や山の幸を使用したメニューの提供や、三重県の木材を使ったワークショップなどを複数開催予定です。
また、明和町でイベントを行っている「いつきのみやマーケット」様によるハンドメイドのアクセサリーやベビー雑貨の出店、ワークショップなどをお楽しみいただけます!

開催日:2023年8月5日
開催時間:10:00~15:00

イベントの問い合わせ先
0596-23-7733 ザ・オランジェガーデン五十鈴川(奥野)

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://www.orangerisuzu.com/2023/06/05/okagesamamarche-4/

主催者
主催:おかげさまダイニング/後援:伊勢市


Local School Field Mie 2nd
参加者募集中!

運営者より
昨年ご好評いただきました、地域づくりを学ぶフィールドワークを今年も開催します。講師の方々は取材などを通じて「なんでこんなおもしろい発想が飛び出すのだろう!」と感銘を受けた方々です。フィールドワークの内容は自信ありです!
地域づくりとまでいかなくても、暮らしている地域で「なにかおもしろいことがしたいな」と思われている人にとって、良い刺激になる機会かと思います。一緒におもしろい地域や人に会いにいきませんか?ご参加お待ちしています。

参加申込み期日:8月11日まで
開催日:2023年9月〜2024年2月
※全6回の連続講座

詳細・参加申込み
https://otonamie.jp/?p=88520

イベントの問い合わせ先
otonamie@gmail.com

事務局
WEBマガジンOTONAMIE

主催者
三重県


第29回 来る福招き猫まつり

主催者より
全国各地から伊勢に一万点の招き猫が集います。
招き猫に因んだ限定料理やスイーツ、体験教室などもご用意しております。
今年は29(ふく)回目の開催となり、来る福招き猫まつりにとっては例年以上に福が重なる節目の年となります。福がいっぱいの来る福招き猫まつりにぜひお越しください。

開催日:2023年9月16日(土)~29日(金)
開催時間:9:29~17:29

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

主催者
来る福招き猫まつり実行委員会


伊賀酒DE女子会

主催者より
久々に「集う女子会」だから、ちょっと贅沢に優雅に伊賀酒を満喫してください♥

開催日:2023年10月29日
開催時間:
昼の部:11:30~14:30/受付11:00~
夜の部:17:30~20:30/受付17:00~

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
伊賀酒DE女子会2023専用アカウントhttps://www.instagram.com/igasake.de.jyoshikai/

主催者
伊賀酒DE女子会(大田酒造、森喜酒造場、若戎酒造)

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記フォームからイベント情報をお寄せください。

掲載申込みフォーム

チョコレートで繋がる、東京と伊勢 ~東京編①

蔵前に「ダンデライオン・チョコレート」があるのを知ったのはつい最近です。
スカイツリー・隅田川・浅草を一望できる墨田区の自宅マンションから蔵前はそう遠くない。
とある休日ふと思い立ち、蔵前に向かって自転車を漕ぎ始めました。

ここからは、皆さんも一緒に蔵前に向かう気分で読んでいただけたらと思います。

隅田川沿いを自転車で、まずは浅草を目指します。 

吾妻橋の手前、墨田リバーサイド地区にはアサヒビール本社があり、外壁に映るスカイツリーはあまり知られてないフォトスポットです。首が痛くなるけれど、必ず足を止めて見上げるお気に入りの場所です。

 

勝海舟像越しに映っているのが墨田区役所。ここは催しものが開催されたり、ランニングや散歩、通勤、観光など、様々な人が集うオアシス的スポットです。

 

右の赤いのが吾妻橋です。首都高速の真下、坂をぐっと降りて橋を渡ると、西岸は雷門や神谷バーなどがある浅草の中心地。

 

吾妻橋を渡る途中、上から見る屋形船は風情があります。「水上の料亭」「江戸の粋」と言われる屋形船、コロナ禍を乗り越えて今年は復活の兆し。

 

浅草側から後ろを振り返ると、さっき下から見上げたアサヒビール本社を引きで見ることが出来ます。夕暮れ時はひと際輝いて見えます。

 

真っ直ぐ進めば浅草ですがそちらには行かず、橋を渡ってすぐに左折します。この路地裏がいい雰囲気。

 

吾妻橋の隣の駒形橋。隅田川沿いにずっと進んでいます。

 

ほどなくして「駒形どぜう」前へ。どぜう汁やどぜう鍋が有名な、創業二百余年の江戸を代表する老舗です。

 

グリーンの三段アーチが美しい厩(うまや)橋。奥に見えるのは旧ライオン本社で、その後ろは両国界隈。国技館もすぐそばです。

 

いよいよ蔵前に到着。正面のクリスタルな建物は、2023年4月に移転したばかりのライオン新本社、JPライオンビルだそうです。

ここで隅田川とはおさらば。江戸通りに出て、都営浅草線・大江戸線蔵前駅へ。自転車を止めてGoogle Mapを確認。

都会のオシャレな路面店をイメージしていたのですが、「ダンデライオン・チョコレート」は江戸通り沿いでも国際通り沿いでもなく、裏路地の公園前というとても静かな立地にいきなり現れました。

倉庫をそのまま利用した建物が蔵前の街の雰囲気に溶け込んでいます。1Fはファクトリーになっていて、チョコレートの製造工程を見ることが出来ます。

最初に行った日は日曜ということもあり、外に行列が出来るほどの盛況ぶりだったので、後日出直すことにしました。2種類のフレーバーのチョコレートバーを購入しました。

(②に続く)

 

ジブリ最新作も公開された夏、MieMuで「高畑勲展」を見てきました。

三重県総合博物館MieMuで、企画展・特別展「高畑勲展」が開かれています。
7月7日、開催に先立ち内覧会にご招待いただきました。ありがとうございます。

スタジオジブリの設立メンバーのひとりであり、アニメーション映画監督として数々の名作を世に送り出した高畑勲監督。『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』などの作品を見た思い出がある人も多いでしょう。私自身、高畑監督の『おもひでぽろぽろ』は、ジブリ映画の中で特に好きなもののひとつです(分数の割り算のシーンが好き)。

高畑監督は、現在の伊勢市で生まれ、幼少期を津市で過ごしました。「高畑勲展」は、2018年に亡くなる以前から企画が進められていたもの。この度、生まれ故郷である三重県での開催が実現しました。
7日のオープニングセレモニーには58名が参加。監督の息子・高畑耕介さんのご挨拶では、リアリズムとともに語られる視聴者の能動的な思考を促す作風に触れつつ、改めて作品を見直すきっかけになればとの思いが語られました。

「高畑勲展」は、高畑監督の足跡を辿りながら、それぞれの作品の裏側にある制作エピソードを、当時の資料から知ることができる内容です。未公開資料を含め、1,300点以上もの資料が展示されています。
展示室に足を踏み入れると、はじめに高畑監督とその作品の歴史を整理した年表が。広い壁一面にびっしりと記された出来事を振り返ると、監督がいかに多くの功績を日本のアニメ界に残されたかを強く実感しました。

展示は、年代順、作品別にまとめられており、見やすく理解しやすい構成になっています。『太陽の王子 ホルスの大冒険』『パンダコパンダ』『アルプスの少女ハイジ』『赤毛のアン』――。高畑監督が関わった映画、テレビアニメの代表作が多数取り上げられています。「あ、これもそうなんだ!?」と初めて知るものもあるのでは。

各作品の映像、絵コンテ、レイアウト、背景画で賑やかに彩られた展示室。特に注目すべきは、高畑監督の生の声が書き残されたメモやノートだと思います。それも一点、二点ではなく、脚本準備ノートなどの貴重な資料が、たくさん展示されています。ひとつの作品ができるまでの道のりで、どれほど緻密な準備がなされ、制作に関わった人たちがどれほどの考えを巡らせたのか。その一端を目の当たりにできます。

さらに、俳優の中川大志さんがナビゲートする音声ガイドでは、大塚康生さん、小田部羊一さんら、高畑監督とアニメを手がけたレジェンドたちのインタビューを交えた解説を聞けます。現場を経験した人たちが語るリアルなエピソードに、展示を眺めながら驚きの声が漏れそうに(笑)記憶に焼き付くシーンがどのようにつくられたかを知って、また見たくなりました。

直筆のメモやノートを読み、音声ガイドを聞いて、絵コンテから作品を思い出し…。気がつくとあっという間に時間が過ぎていました。とても濃密な内容ですので、時間に余裕を持って足を運ばれるのがオススメです。ネタバレする訳にはいかず多くは語りませんが、高畑監督ファン、ジブリファンには必見のものばかり。高畑監督の歩み、作品のテーマや制作手法の変遷を通して、今のアニメや自分の周りの社会を見つめ直す機会にもなるように感じます。

余談ですが、私は学生時代、高畑監督のトークイベントの企画に携わり、イベント後に直接お話しさせていただいたことがありました。あれこれと質問もする中で、何個目かの問いの後、監督から「自分でも考えてみなさいよ」と一言いただいたのをはっきり覚えています。
それから約20年、高畑監督の作品を繰り返し見ては、立場や境遇が変わるたびに、違う気づきをもらってきました。自分なりに考えて見るほど面白い。他の人と感想を共有すると新しい発見がある。それが高畑監督の作品の大きな魅力だと思い、今も昔も人として大切なことを教わっています。

「高畑勲展」は、MieMuにて9月18日まで開催中。企画展示室以外に、館内にキャラクターたちのパネルが設置されたり、グッズの販売もされたりしています。ご家族で、ご友人でじっくりと楽しんだ後、気になった作品を一緒に見るのもいいと思いますよ。

三重県総合博物館MieMu 第34回企画展・特別展
「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」

開催期間 9月18日(月・祝)まで
開催時間 9時〜17時 ※最終日は16時30分まで
会場 三重県総合博物館3階 企画展示室
観覧料 一般 1,600円
学生 1,000円
小中高生 500円
未就学児 無料
※ 前売および20名以上の団体は200円引き
※ 詳細は、三重県総合博物館のWebサイト

旅する料理店『 食堂アメイル』から考える『旅人を出迎える町である』、ということ。

 

 

2023年の冬、三重県南部、尾鷲市九鬼町にある食堂『網干場』(あばば)で、旅する料理店 『食堂アメイル』(以下アメイル)が1ヶ月間限定のイタリア料理店を開店した。

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                                                                            尾鷲市九鬼町『網干場』
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                                                                        『網干場』から見える風景

 

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お店が開店したのは2023年の1月の後半から2月の後半までの約1ヶ月間。

お昼はパスタやリゾットなどのアラカルト(一皿)から選べ、夜は予約制のコース料理が食べられ、連日満席状態だった。

 

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              ランチメニュー:しらすとからすみ、季節の野菜のペペロンチーノ

 

『旅する料理店』の名前の通り、アメイルの2人は、全国を旅しながら料理店をしている。

今回は縁あって、尾鷲市九鬼町の『網干場』を使って、1ヶ月間の料理店を開店した。

地元産の野菜や魚介類などを使用した料理がメニューにのぼった。

以下はある日のコース料理

 

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             ホタテのムニャイア〜カリフラワーのピュレとオランデーズソース〜

 

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                カツオ(尾鷲)のカルパッチョ〜焼き茄子のマリネ〜 
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                 カブのソテーとアカイカ〜バーニャカウダソース〜

 

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                       メヒカリのフリット(スジアオノリ)

 

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                    紀和牛と岩見ポークでこだわりのボロネーゼ

 

画像                   プロシューコット(岩清水豚)〜マッシュポテトと一緒に〜

 

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                      真鯛(尾鷲)のアクアパッツァ

 

 

アカイカをカブと合わせたり、メヒカリのフリットの衣に九鬼で養殖されているスジアオノリを混ぜ込んだり、

「へー!こんな食べ方が出来るんだ!」

と、地元産の食材の新たな食べ方に驚きと可能性と新鮮さを覚えた。

アメイルのお2人に話を聞いてみると、全国には『シェアキッチン』といって、キッチンを有料で貸し出し、色々な人が使えるようにしているところもあるそうで、もちろんそのシェアキッチンは保健所の許可も得ていて、営業も可能なのだそう。

そういう『シェアキッチンという営業形態がある』、ということを初めて聞いた。

全国のシェアキッチンや、シェアキッチンではないが今回の『網干場』のように、お店の厨房を貸してくれるお店を転々と、全国を旅しているのも、『アメイル』の2人だけでなく、そういう人は結構いるらしく、そういうコミュニティもあって、情報交換をしたりもしているそう。

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              『食堂アメイル』原口開成さんと宮舘凜寧さん

 

 

 

まだ20代の若いお2人のお話を聞いて、とても羨ましくなった。

いずれどこかち落ち着いてお店を持つにしても、20代を、全国を旅して料理をする過ごし方に充てる、という選択は、大正解だと思う。

その土地土地の食材や食文化を知ることは何より知識が増えて、料理のアイデアの幅が広がる。

時に借りたキッチンの使い勝手の悪さや、動線の不自由さや、道具の少なさ、あるいは食材の確保の難しさは、それは逆にいうと『その条件下で何ができるか』を考えるきっかけになり、応用力が身につく。

その時その時に手に入った食材で、その日のメニューを考えることはマリアージュの意外性の発見と提案、新しいメニューのアイデアの瞬発力を鍛えることにもなる。

その土地その土地に知り合いができ、全国に人の輪が広がる。

時に何かしらのトラブルがあったとしても、それは対応力や危機管理能力を鍛えることにもなる。

旅先での全ての経験が、その後の自分に活きてくるのだろうになると思った。

九鬼町在住の『空き家バンク』の仕事に携わっている友人が、『アメイル』の広報のお手伝いしていた。

『アメイル』の2人が九鬼に来てから地元メディアの取材やSNSでの情報拡散によって、連日予約でいっぱいになり、九鬼がにわかに賑わいを見せ、周辺地区にも少なくない経済効果をもたらした。

『空き家バンク』の活動をしている友人と、これからの空き家や空き店舗の利活用について話した。

もしかしてこのこと(『旅する料理人』『シェアキッチン』というスタイル)は、地方の空き家や空き店舗に新しい価値を生み出すことができるのではないか、ということを話した。

飲食店の少ない九鬼という町が、期間限定の飲食店で賑わいを見せた。

九鬼の人はもちろん、近隣の市町からもたくさん『アメイル』の料理を食べにやって来た。

人口の少ない町において、飲食店が開店する、というのは一つの『事件』のような大ごとで、たった一つの飲食店がもたらす影響力は計り知れない。

今の時代、『アメイル』の他にも、全国を旅しながら料理をしている料理人はいる。

彼らは彼らでコミュニティを作り、連絡を取り合い、情報交換をし、SNSなどで発信している。

他にもいる『アメイル』のような『旅する料理屋』が、年に2〜3回、町の空き店舗を利用した出張料理店を開店してくれたなら、とても面白いと思うし、地元の人間としてはとても嬉しい。

空き家や空き店舗をすぐに飲食店や宿泊業として使えるようにするには、許可の面においてクリアすべき問題は多いが、料理人だけでなく色々な『旅する人』たちを出迎えられる町であると、面白い町になっていくのかもしれない、と思った。

「また夏頃に来ます」

そう言ってアメイルの2人は1ヶ月間の九鬼での営業を終え、次の場所へと旅立っていった。

 

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夏は夏の食材で、また美味しい料理を作ってくれるにちがいない。

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.7.14update】

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オノ・ミチ・ヒロ 展

主催者より
物でありながら、命を宿すかのような存在として捉えられる“ぬいぐるみ”。
オノ・ミチ・ヒロは「ぬいぐるみと人間との関係性」を探求し、時に人間から愛され、時に悲劇に見舞われる、ぬいぐるみの存在を描きます。
壁一面を覆う大画面の絵画から、鏡を使ったフォトスポットになる作品まで、約50点を展示。
ぜひ、ご来場ください。

開催日:開催中〜2023年9月3日
開催時間:10:00〜16:30(入館は16:00まで)

イベントの問い合わせ先
0599-66-1138(伊勢現代美術館)
info@ise-muse.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://www.ise-muse.com/michihiro-ono

主催者
伊勢現代美術館


MUSE展

主催者より
ARTが溢れるILODORICAL王国のMUSE展です。
絵、ドレス、風船、fashion showから
あなたのトキメキを見つけてください♡

開催日:2023/7/28〜31
開催時間:
28日のみ11〜21時
29〜31日は11〜18時

イベントの問い合わせ先
080362322652 本村藍子
ilodori.aico@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
Instagram @bombomdress

主催者
iLodori aico


第4回「おかげさまマルシェ」

主催者より
伊勢創作ビストロmirepoix(ミルポワ)オーナーシェフ岡田新太朗氏と、会場でもある結婚式場ザ・オランジェガーデン五十鈴川のシェフがコラボし、地域食材を使用したメニューをご提供!他にも地域の人気店の出店や、生産者による食材の直売などもお楽しみいただける、食を中心としたマルシェです。
環境と体にやさしい食、ワークショップでの体験など、子どもから大人までお楽しみいただけます!
今回のテーマは「山を守ろう!」
旬の野菜や山の幸を使用したメニューの提供や、三重県の木材を使ったワークショップなどを複数開催予定です。
また、明和町でイベントを行っている「いつきのみやマーケット」様によるハンドメイドのアクセサリーやベビー雑貨の出店、ワークショップなどをお楽しみいただけます!

開催日:2023年8月5日
開催時間:10:00~15:00

イベントの問い合わせ先
0596-23-7733 ザ・オランジェガーデン五十鈴川(奥野)

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://www.orangerisuzu.com/2023/06/05/okagesamamarche-4/

主催者
主催:おかげさまダイニング/後援:伊勢市


Local School Field Mie 2nd
参加者募集中!

運営者より
昨年ご好評いただきました、地域づくりを学ぶフィールドワークを今年も開催します。講師の方々は取材などを通じて「なんでこんなおもしろい発想が飛び出すのだろう!」と感銘を受けた方々です。フィールドワークの内容は自信ありです!
地域づくりとまでいかなくても、暮らしている地域で「なにかおもしろいことがしたいな」と思われている人にとって、良い刺激になる機会かと思います。一緒におもしろい地域や人に会いにいきませんか?ご参加お待ちしています。

参加申込み期日:8月11日まで
開催日:2023年9月〜2024年2月
※全6回の連続講座

詳細・参加申込み
https://otonamie.jp/?p=88520

イベントの問い合わせ先
otonamie@gmail.com

事務局
WEBマガジンOTONAMIE

主催者
三重県


第29回 来る福招き猫まつり

主催者より
全国各地から伊勢に一万点の招き猫が集います。
招き猫に因んだ限定料理やスイーツ、体験教室などもご用意しております。
今年は29(ふく)回目の開催となり、来る福招き猫まつりにとっては例年以上に福が重なる節目の年となります。福がいっぱいの来る福招き猫まつりにぜひお越しください。

開催日:2023年9月16日(土)~29日(金)
開催時間:9:29~17:29

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

主催者
来る福招き猫まつり実行委員会


伊賀酒DE女子会

主催者より
久々に「集う女子会」だから、ちょっと贅沢に優雅に伊賀酒を満喫してください♥

開催日:2023年10月29日
開催時間:
昼の部:11:30~14:30/受付11:00~
夜の部:17:30~20:30/受付17:00~

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
伊賀酒DE女子会2023専用アカウントhttps://www.instagram.com/igasake.de.jyoshikai/

主催者
伊賀酒DE女子会(大田酒造、森喜酒造場、若戎酒造)

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
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参加者募集!Local School Field Mie 2nd おもしろい地域づくりを学ぼう!移住者を呼び込もう!

沢山のご応募をいただきありがとうございました!
受付を終了いたしました。
ご応募いただきました皆さまには後日ご連絡いたします。

なんだか、移住がトレンドになってきた。
きらきらと輝く地域が、三重県内でも各地にできてきた。
そんな地域に行き、充実した時間を過ごす休日。
かつて田舎者と呼ばれていた私にとって、嬉しいことです。

あなたが暮らす地域はどうですか?
地方は元気がない、というのは少し違和感を覚えます。
人口は減り、高齢化が進んでいます。
でも、それと地方が元気がないというのは、イコールではないと思うのです。

まちが元気であるという、元気とはどういう状態なのか。
新しい家が立ち並び、巨大なショッピングモールが賑わう。
その一方、例えば空き家をリノベーションしたり、空き店舗であたらしい商いがはじまる。
それも、まちが元気であることだと思います。

行き過ぎた資本主義の暮らしに、疲弊を通り越してあきれている。
実態がわからない大きな経済圏に虚無感を覚える。

小さく豊かな生活圏や経済圏。
人の顔の見える繋がり。
元気な田舎にいくと、そんな理想的な暮らしをたのしむ人たちがいます。
そこには、おもしろいことを考え、動いている人たちがいます。

地域をつくるなんて、大げさなことを書くつもりはありません。
暮らしている地域で、何かおもしろいことがしたい。
そんな気持ちを持つ人たちが集まれば、まちはきっとおもしろくなる・・。

ということで、
今年もローカル スクール フィールド ミエ(2nd)を開始します。

昨年、始めてみて思ったことがあります。
それは、ひとりでがんばらなくてもいいということ。
足りない知識やスキルはお互いに補い合える。
がんばるよりも、たのしむこと。
先進的な地域を見ていると、たのしんでいるところに人は集まっています。

そんな地域でおもしろいことをしている方々を講師に迎え、フィールドワークを行います。
地域でなにか始めている人、なにかしたいと思っている人。
ぜひ、ご参加ください。
スタッフ一同、大歓迎でお待ちしています。
一緒におもしろい地域、おもしろい人たちに会いに行きましょう。

ファシリテーター兼ナビゲーターは


OTONAMIEより
ワタクシ代表の村山祐介
アドバイザーの福田ミキです。

 

概要

名称
移住者と地域をつなぐ人づくり講座
Local School Field Mie 2nd
ローカル スクール フィールド ミエ セカンド

プログラム
全6回の連続講座

参加資格
移住者の受け入れや地域づくりをしている人、しようと考えている人。
三重県内在住の方。

定員
10名程度

参加費
無料
※現地までの交通費や食費などはご負担ください。

 

第1回キックオフ会(オンライン)

左から村山 祐介・福田 ミキ

テーマ
・移住者や地域をつなぐ想いを共有
開催方法 オンライン(Zoom)
開催日時 2023年9月16日(土) 14:00〜17:00(予定)
ファシリテータ
・OTONAMIE代表 村山 祐介
・OTONAMIEアドバイザー 福田 ミキ
講義の狙い
キックオフの時点で、各参加者がどのようなビジョンや想いを持って参加しているのかをしっかりとメンバー等に共有することで、各講座で的確なアドバイス等ができるようにするとともに、適宜、各参加者に有益な情報等をシェアできるようにする。

 

第2回フィールドワーク in 尾鷲

左から木島 恵子氏・豊田 宙也氏・日向 風花氏

講義テーマ
・移住者を呼び込むプロジェクトのつくり方
・耕作放棄地を活かしたまちづくり
場所 尾鷲(尾鷲市朝日町,九鬼町,向井)
開催日時 2022年10月21日(土) 11:00〜16:30(予定)
講師
・おわせ暮らし サポートセンター 木島 恵子氏
・おわせ暮らし サポートセンター 豊田 宙也氏
・尾鷲市 地域おこし協力隊 日向 風花氏
移住者を呼び込むためのプロジェクトや、移住者相談の窓口、また地域を盛り上げるプロジェクトなど、多彩で面白みのある事業を行う、おわせ暮らすサポートセンターのお二人。耕作放棄地を活用したおわせむかい農園つちからみのれの活動を基点として地域の人々と新たな6次産業化などを行う日向氏。
講義の狙い
移住希望者の対応や移住者を呼び込むためのプロジェクト、地元の方々との地域づくりなどを現地で学ぶことで、参加者のビジョンを明確にする。

 

第3回フィールドワーク in 鳥羽・志摩

左から浅尾 大輔氏・行野 慎平氏・東山 迪也氏

講義テーマ
・漁村アクティビティからはじまるまちづくり
・人をつなげる場づくりを学ぶ
場所 鳥羽市浦村町/志摩市阿児町
開催日時 2023年12月2日(土) 10:00〜15:00(予定)
講師
・浦村Sea Farm 浅尾 大輔氏
・Anchor. 行野 慎平氏
・CO Blue Center 東山 迪也氏
大阪から移住して養殖漁師になり今は漁村のテーマパーク化にも取り組む浅尾氏。県外から漁村浦村に移住し、漁師の手伝いを経て民泊施設Anchor.やホステル兼スペースtoBAshareなど運営する行野氏。地域と地球を想う環境課題解決型リトリートセンターCO Blue Centerを開業しコワーキング、シェアオフィス等を手掛ける東山氏。
講義の狙い
地域づくりをする際のモチベーション、楽しいが伝播していく仕組みづくり、新たな業態での起業、変化する地球環境と地域という2つの課題解決型の地域づくりなどを学び、参加者のビジョンを明確にする。

 

第4回フィールドワーク in 木曽岬

左から小島 裕紹氏・中里 満博氏

講義テーマ
・地域資源をつかって関係人口づくりを考える
場所 桑名郡木曽岬町
開催日時 2023年12月16日(土) 12:30〜16:45(予定)
講師
・木曽岬町役場 総務政策課 課長 小島 裕紹氏
・木曽岬町役場 総務政策課 中里 満博氏
講義の狙い
名古屋まで車で30分、三重の北端である木曽岬町は著しく人口減少が進んでいる。しかしながら都市計画上の制限があり、町内の大部分では新築を建てることができない。また空き家の持ち主が手放さないなど移住へのハードルがある(地域おこし協力隊も不可)。そこで役場は関係人口創出施策の一つとして起業支援をはじめた。また町の遊休施設を有効活用する計画もある。特色は町民の1割以上が外国人(25カ国以上)、稲作やトマト栽培、木曽川の堤防でサイクリングやジョギングを愉しむ町民、名古屋や桑名の近郊で静かで落ち着く町。わいわい市場を開催し、三重県、愛知県、岐阜県などの産品などを販売し賑わいを創出している。実際に参加者がアイデアを出し合うことで、参加者の地域づくりへのステップを明確にする。

 

第5回フィールドワーク in いなべ

左から金子 文絵氏・喜多村 孝子氏

講座テーマ
・コミュニティナースを通じた"人"のつなぎ方
・地域における「暮らしの保健室」の役割
場所 いなべ市北勢町、大安町
開催日 2024年1月20日(土)
13:00〜16:45(予定)
10:00〜14:30(変更になりました)
講師
・「筆談カフェ」代表 兼 いなべ市地域おこし協力隊 金子 文絵氏
・暮らしの保健室大安 コミュニティナース 喜多村 孝子氏
介護や福祉の現場で働いてきたキャリアを活かし筆談カフェ(桐林館)を運営する金子氏(コミュニティナース)。大安町の駅舎の一角でカフェ(暮らしの保健室・かっためっこ)を運営するコミュニティナースの喜多村孝子氏。
講義の狙い
人口減少や少子高齢化社会で医療が逼迫する状況が予測されるなか、コミュニティナースの役割が注目されている。地域づくりの根源とも言える「地域を元気な状態にする」にフォーカスをして現役のコミュニティナースに学ぶことで、参加者が地域づくりについての理解を深める。

 

第6回まとめセミナー in カブクノニカイ(松阪)

小黒 ヒロナ氏

講座テーマ
ビジョンのブラッシュアップやアップデート
場所 カブクノニカイ(松阪市中町)
開催日 2024年2月17日(土) 14:00〜17:00(予定)
講師
・カブクノニカイ 小黒 ヒロナ氏
ローカルスクールフィールドミエの第一期受講生であり、2023年5月に地域の場としてカフェ「カブクノニカイ」をオープンさせた小黒氏。
講義の狙い
小黒氏が店を立ち上げたときの想いやビジョン、また実施する際に行ったことや学んだことなどをディスカッション形式で学ぶ。各参加者のビジョンを発表して想いやビジョンを皆さんと共有し、親睦を深めることで実現に向けて力となれるように努める。

 


 

参加者決定までのスケジュール
2023年7月13日(木)参加申込の開始
2023年8月11日(金)参加申込の期日
2023年8月21日(月)以降 参加者の決定と通知
※ご応募多数の場合は抽選となります

 


 

沢山のご応募をいただきありがとうございました!
受付を終了いたしました。
ご応募いただきました皆さまには後日ご連絡いたします。

※昨年度の受講者は参加できません
※ご参加は6回の連続講座を全て受講される方に限ります
※申込期間は2023年8月11日(金)まで
※受講者の決定は上記申込期日以降にメールでご案内いたします

 


 

主催
三重県

事務局
三重に暮らす・旅するWEBマガジンOTONAMIE
寿印刷工業株式会社デジタル事業部)
TEL:059-268-3538
E-mail:otonamieアットgmail.com
※アットを@に変換してください
三重県津市安濃町今徳1349

 


 

三重県への移住相談
ええとこやんか三重 移住相談センター
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8F
(認定NPO法人ふるさと回帰支援センター内)
【営業時間】10:00~18:00(火~日曜)
【定休日】月曜・祝日
TEL:080-9512-5093
E-mail:mieアットfurusatokaiki.net
※アットを@に変換してください

 

おかえり、河崎天王祭。

お久しぶりです。最近もっぱら嫁さんがotonamieの記者感出してて、すっかりトーン弱めのogurockです。
今日は僕の住む伊勢は河崎という町で毎夏開催されているお祭り「河崎天王祭」を、町民であり、準備を少しだけお手伝いしている僕なりの言葉で書きたくて久しぶりに登場しました。

河崎天王祭とは、僕の住む町、河崎の氏神様、河邊七種神社の行事で、牛頭天王、つまりスサノオを祀り、夏の酷暑を無事に乗切る事を祈願する祭です。

普段は普通の道路ですが、年に一度だけフェス会場みたいになります。

三重県内をはじめ全国にいくつかある天王祭もこれに似たルーツを持つとされており、どれも御神輿や和太鼓、舞台イベントなど、邪気を払うかの如く威勢の良い元気な内容のものが多い印象を受けます。

河崎天王祭りも例にもれず、当日は15時から22時まで、神社周辺の道路が一部閉鎖され、御神輿や地元小学校の鼓笛隊やキッズダンスのショー、和太鼓に民謡、伊勢音頭など沢山の演者や、屋台の出店に名物の金魚花火と、年に一度、7時間だけ普段とは全く違う河崎町になります。(今年の天王祭はコロナ明けという事もあり舞台イベントは少な目です)

普段は銀行の駐車場ですが、この日だけはダンスフロアになります。

個人的な話ですが、僕と相方の尺八奏者、竹内君のコンビは2014年の河崎天王祭が初舞台でした。ここから全てがスタートしたという意味でも僕にとって大切なお祭りです。

2017年…かな。竹内くん、この頃はかわいかったなぁ。知らんけど。

伊勢市民にとって、と言うと少々言い過ぎかもしれませんが、少なくとも河崎町民にとって、7月3週目、大抵、直前に台風だの大雨だのが1発来て、ここいらの梅雨明けが宣言されると時を同じく、まずは宮川の神宮奉納花火大会、そして翌日に河崎の天王祭という、大きなイベント2daysで今年も伊勢に夏が来たなと体感させてくれる毎夏の大事な風物詩だと思っています。

そんな河崎天王祭も宮川の花火も全国の行事同様に、コロナ禍で3年間まるっと中止を余儀なくされました。毎年、町民として時間の許す限りは準備部隊に加勢している僕。心の中にちょっと、ほんのちょっとだけ「暑い中、毎週末お祭りの準備しなくていいのは楽だなあ…」なんていう気持ちは正直ありました。天王祭の準備は決して楽ではありません。が、それ以上に伊勢に夏が来た心地がしない虚無感。ただ蒸し暑い日々を繰り返す方が、妙に湿度の高い空虚さを無理やり肌に張り付けた様な感覚で心地が悪かったです。

トイレットペーパーが無くなるという不思議な序章からスタートした、世のコロナ狂騒曲に翻弄され過ぎ去っていった3年前の2020年。細菌が演奏するフリーテンポな進行と不協和音の連続に、感情のペースを乱されるばかりではなく、何かできる事がないか。世の中が静かに混乱していたあの当時、明確な正解が見えない中で、すんなり元通りの生活に戻れる状態ではなかったけど、その中でも町民の人々が楽しんでもらえるものを創作できないかと、いつも天王祭をはじめ、色んな町内行事で陣頭指揮を執ってくれている河崎町民の一人、上埜泰正さんが立ち上がります。

上埜さん。怖い人じゃないよ。いやホントに。

当時、コロナ渦中なりのアクションを模索していた僕の琴線メーターもこの動きにピクンと反応しました。上埜さんの提案があり、2021年の夏、天王祭はできなかったけど、その代わり夏の雰囲気だけでも届けたいと、町内の有志メンバーで勢田川沿いに並び、金魚花火の代わりに手筒花火を打ち上げました。

手筒花火って垂直に持つと火花が降ってきて火傷するので斜めに持つのがコツ(by火傷した人)

短い時間でしたが随分花火を見ていなかったので妙に感動した記憶があります。上埜さん曰く「じっとしていられなかった」という気持ちは、個人的に共感するものが多く、そんな気持ちを持つ人が、人の気持ちを動かし、地域やコミュニティを動かしていくんだろうなと、あの日、天王祭の準備無くてちょっと楽だな、とか少しでも思ってた自分を情けなく感じました。

河崎天王祭の名物の1つでもある手書きのポスター。せめて風情だけでも感じてほしいと2020年の夏、実行委員会より町内の銀行の一角で過去作品の特設展示を行いました。

手筒花火の後も河崎で他にできないだろうかと、上埜さんと共にこっそり模索を続けたのですが、模索をしている間に秒針はどんどん”普段の生活”へ向けて進んで行き、2023年、今夏。完全ではないですが、コロナもある程度収束し、世の中が普段の動きへ戻る世のうねりが大きくなり、河崎天王祭がようやく戻ってくることになった日、言葉にできない感情(嬉しさ9割、また準備大変だなあと思う感情1割、みたいな)で晩御飯がいつもより美味しく感じました。

ただ、もろ手を挙げて喜んでいるばかりではお祭りは開催できません。ここへきて天王祭が長年抱える問題点も露見してきました。
河崎天王祭は伊勢市内の大規模なお祭の中で唯一「町民主体」の行事です。運営資金源は、河崎町民や河崎に軒を構える地域の企業、商店が出してくれた寄付で賄われ、加えて実働してくれる人手も必要です。上埜さんをはじめ、沢山の町民がボランティアスタッフとして数か月前から準備をし、ギリギリまで色んな調整を進め、毎年の天王祭を支えています。

先日は神社で子供神輿の練習でした。町内の大人たちが指導します。
そんな大人たちも元々は幼い時に子供神輿を担いだ身。次の世代へ天王祭を繋げます様に。

コロナ禍からの世界的な情勢不安による急激な物価高騰という、まさに泣きっ面に蜂という言葉にピッタリな状態になっているこの国内。ただでさえギリギリの予算で運営している状況での寄付は普段と比べて少なく、加えて、ここ河崎も世の流れ同様に、少子高齢化社会の縮図の様な人口ピラミッドを形成する地域です。現在実働している実行委員会も40代以上が中心で、20代、30代は残念ながらあまりいません。

この日は金魚花火のテスト。法改正により発生した仕様変更に関して皆で知恵を絞ります
金魚花火を担当している伊勢の花火師辻傳さんも一緒に準備を手伝ってくれてます。

伊勢市民の僕たちからしたら、毎夏必ずカエルや蝉が鳴きだすのと同じ様に、ついつい、毎年当たり前に開催されている感覚になってしまう天王祭ですが、実際は、この風情ある夏の風物詩を後世に残していきたいという、純粋な人の気持ちが織りなすパッションが燃料となり開催できています。

お祭りを名目に、近隣の絆を結び直すのが天王祭の目的の1つなのかもしれません。
お祭りを名目に、近隣の絆を結び直すのが天王祭の目的の1つなのかもしれません。

本当は僕の口から言うべきではない事だとは思いますが、勝手に代弁しますと、一応コロナ禍は過ぎたとはいえ、このまま情勢不安な世の中が来年以降も続き、同時にどう考えても止まらない少子高齢化が今後も続いていくのであれば、近い将来、天王祭も終了することになるでしょう。残念ながら、このままいけば2~3年内に現実となります。

だから、河崎を助けれくれ、この記事の最後に支援特設サイトを貼っておくから送金をしてくれ、という話では決してなくて、皆様の住んでいる地域で、同じ様な状況になっても、何とか頑張ってお祭りや風物詩を守り、維持している団体さんがいたら、ぜひ応援してあげてください。大なり小なりできる事は沢山あるはずですし、職場のコミュニティ、趣味のコミュニティも大事ですが、自分自身が住んでいる地域のそれも、近年希薄になっていると言われていますが、とても大事なものです。実際なかなかスケジュールは割けていませんが、僕も河崎天王祭を守りたい人の一人なので、時間の許す限り、週末は神社へ行き準備に加わっています。

久しぶりに威勢の良い掛け声を響かせ御神輿が練り歩きます

季節の風物詩を長年毎年開催する事は当たり前ではなくて、過去から現在へ風物詩を繋いできた先人、過去までの自分たち自身からのバトン、そして、古き良き文化を絶やすまじと現在尽力してくれてる、今を生きる地域の人たち、全ての熱量が毎年交差して、この町で長年紡ぎ続けてきた賜物、河崎天王祭。

2023年7月16日日曜日、3年ぶりの復活です。

★追記★
ご指摘があり、数え直してみたら4年ぶりでした。さあせん!

暑さ対策、水分補給をしっかりしていただき、会場で、会いましょう。

【河崎天王祭】
2023年7月16日(日)
伊勢市河崎町 河邊七種神社及び周辺地区にて
ASK:
伊勢河崎まちづくり衆(伊勢河崎商人館)
0596-22-4810

久しぶりの天王祭ポスター!これをみかけたら是非近くでじっくり見てください。毎年手書きなんです。今年も書き込みっぷりが尋常じゃないです。

写真提供:伊勢河崎まちづくり衆

 

 

 

 

本物のハンバーガーをかじりたい気分? 魅力的な味の体験に身を委ねよう!@津市

海外のCMっぽいフレーズや動画。とあるInstagramのアカウントに、私は心惹かれていた。それは津市にあるSAMPA(サンパ)というハンバーガー屋さんのInstagramだった。

うそ?!ブロックが落ちてきた!!

なんてセンセーショナル!!
本物のバーガーをかじりに、今すぐSAMPAに行かなくちゃ!!!!

 

 

お店は津市の多国籍スーパー「BoiBom」の2階にある。

外国に来た気分!

オーナーは、ブラジル、サンパウロ出身のデイビッド・トビアスさん。見たかんじイカツめだが、思い切ってハンバーガーのことを聞いてみることにした。「それはヒミツ。ウソウソ〜!笑」と陽気に笑いながら、ハンバーガーについて流暢な日本語で語ってくれたデイビッドさん。

オーナーのデイビッド・トビアスさん

サンパはサンパウロの略称で、ラパ、モーカ、モエマなど、10種類以上あるハンバーガーの名前はすべて、サンパウロに存在する街の名前なのだという。それぞれの街にインスパイアされて生まれた、芸術的なハンバーガーたち。その一部をご紹介したい。

 

一番人気!サンパダブル!

130gのビーフパティ2枚、チェダーチーズ、手作りマヨネーズ(このマヨが絶品!)がサンドされているサンパダブル。

「日本人って、肉が大好きなんですね。ちょっとビックリ!」とデイビッドさん。小柄な日本人女性が、パティ3枚のサンパトリプルを2つ一気にたいらげて、とても驚いたというエピソードを聞かせてくれた。小柄な彼女はフードファイターだったのだろうか。

 

二番人気のモエマ、ベーコンは自家製!

130gのビーフパティ、チェダーチーズ、手作りマヨネーズ、ベーコン、レタス、トマトがサンドされているモエマ。自家製ベーコンは、豚バラ肉を一週間かけて熟成させた後、さくらとりんごの木でじっくり燻製している。

どのハンバーガーも、マッシュルームソースやワカソースのトッピングで、自分好みにカスタマイズできるので、おいしさは無限大だ。

 

私はコレ!流れ出るチーズの滝!!ラパ!

130gのビーフパティ、チェダーチーズ、手作りマヨネーズとベーコンのラパ。

なんといってもこのチーズの滝!黒いバンズによく映えている。こんなにチーズたっぷりなのに、くどくないのが不思議。バンズから流れ落ちたチーズもスプーンで丁寧にすくいとって、しっかり完食。ごちそうさまでした!

 

ご一緒にフレッシュなドリンクはいかが?

人生初、クプアスジュースなるものを注文してみた。クプアスはカカオの仲間で、その神秘的な香りから「神のフルーツ」と呼ばれているアマゾン原産のフルーツだ。とろみがあり、爽やかなバナナジュースのような飲みやすさ!大きなグラスにたっぷりと注がれていたので、これだけでもお腹がいっぱいに。

SAMPAのお客さんは、ほとんどが日本人なのだとか。1階の多国籍スーパーは、外国にルーツのあるお客さんが多い印象だったので、ちょっと意外だった。

国籍にかかわらず、誰もが笑顔になれるハンバーガーが、ここにはある。

SAMPAのコンセプト、それは日本にハンバーガーカルチャーを広めること。デイビッドさんの想いを乗せて、SAMPAが生み出すカルチャーはじわじわと広まっていく。

本物のハンバーガーをかじりたい気分?魅力的な味の体験に身を委ねよう!

 


SAMPA 津支店
津市高茶屋小森町392−4
営業時間:11:00〜21:00
定休日:月曜日
Instagramはこちら

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.7.3update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


伊賀酒DE女子会

主催者より
久々に「集う女子会」だから、ちょっと贅沢に優雅に伊賀酒を満喫してください♥

開催日:2023年10月29日
開催時間:
昼の部:11:30~14:30/受付11:00~
夜の部:17:30~20:30/受付17:00~

イベントの問い合わせ先
igasake.de.jyoshikai@gmail.com

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
伊賀酒DE女子会2023専用アカウントhttps://www.instagram.com/igasake.de.jyoshikai/

主催者
伊賀酒DE女子会(大田酒造、森喜酒造場、若戎酒造)

 


TOKOWAKA-MIE STARTUP
「第1回クリエイティブラボ」

主催者より
起業家・クリエイティブ人材と社会的課題の解決やWell-being実現を目指す経営者等との出会いを通じて、新たな発想・手法による価値や新規事業の創出を促進するため、「ヒトとアイデアが集まる場づくりとは」をテーマに「第1回クリエイティブラボ」開催します。
クリエイティブな活動をされている方や、地域や社会の課題解決に向けて起業・新規事業を予定されている方は、せひ、ご参加ください。

主催者
三重県雇用経済部産業イノベーション推進課

開催日
令和5年7月7日(金)

開催時間
16時から18時まで

イベントの問い合わせ先
059-224-2227 三重県雇用経済部産業イノベーション推進課sougyo@pref.mie.lg.jp

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記フォームからイベント情報をお寄せください。

掲載申込みフォーム

ドラマ化された「相可高校食物調理科」一期生の新料理長就任!奥伊勢フォレストピアで味わう地産地消・無農薬野菜の絶品洋食

森の中という抜群のロケーションに、3世代で泊まって十分楽しめる広いお部屋、一戸建ての別荘のような木のぬくもりが心地よいコテージ、川沿いのキャンプ場、温泉、釣り堀、森の中の散策と、一日たっぷり遊べる三重県・大台町のホテルといえば?

正解は、筆者キャスターマミの推し観光スポット、奥伊勢フォレストピアです!

フォレストピアの中でも、レストランが特にお気に入り。

2023年4月、奥伊勢フォレストピア「レストラン アンジュ」に新料理長が就任したということで、さっそくランチに行ってきました。

 

レストラン アンジュのランチメニューは月替わり。

2023年6月は「おくつろぎランチ」ということで、選べるメイン料理にサラダバー・ドリンクバー付きで、ゆっくりと楽しめます。

まずは、レストラン アンジュ新料理長、田所厚樹(たどころあつき)さんにお話を伺いました。

田所厚樹アンジュ新料理長

田所厚樹さん

三重県多気郡多気町五佐奈出身。フォレストピア創業10年目となる2006年からアンジュでシェフとして勤務。三重県立相可高校食物調理科の一期生。野菜ソムリエ資格有。2023年4月~アンジュ料理長就任。


 

Q.多気町出身とのことですが、幼少期の思い出は?

田所料理長「小さい頃は祖父が牛を一頭飼っていたので、一緒に世話をして遊んでいました。動物が好きで、犬や猫など常にペットがいました。小学校時代はフラフープが得意。今はSHARPの工場やお店もできて活気がありますが、当時は『山』といった感じ。多気中への登校は山の中を通って行く感じでしたね。自然に囲まれて過ごしていました。」

 

Q.料理との出会いは?

田所料理長「小学校高学年くらいだと思います。両親が共働きで忙しかったので、簡単な料理を自分でやってみようと挑戦したのがきっかけです。初めての料理は肉を炒めて、火入れをしすぎて硬くなってしまったことがうっすら記憶にあります。」

 

Q.料理を好きになったのは?

田所料理長「中学時代、テレビ番組『料理の鉄人』が流行っていて、料理への憧れが少しずつ芽生えていきました。進路を考えた時に、たまたま三重県立相可高校に調理師免許が取れる食物調理科が新設されるということで受験しました。」

 

Q.相可高校食物調理科一期生としての学生生活

田所料理長「生徒は39名。そのうち男子は3名だけ。肩身の狭い思いをしました(笑)先輩がいないので、みんなが手探り状態の3年間でした。当時は、調理師免許を取れるのは20名限定と枠が決まっていたので頑張りました。運動部にも入れたので、バレーボール部に所属していました。今の相可高校食物調理科の生徒とは生活リズムが全く違うんじゃないですかね。今は調理クラブが中心になっているから。」

 

Q.当時の村林新吾先生の印象、先生に学んだことを教えてください。

田所料理長「恐かったっていうのはありますけど、村林先生は料理に対していつも真摯に向き合っていました。今でも仕事に取り組む時、先生が言っていた『とにかく美味しいものを作っておけ』という言葉が蘇ります。」

 

Q.2011年「高校生レストラン」としてドラマ化された時の気持ちは?

田所料理長「すごいなとは思いましたし、周りでもすごいよな~と話題になりましたが、在学中は『まごの店』の影も形もなかったので、一視聴者として楽しみました。」

 

Q.高校卒業後の経歴は?

田所料理長「松阪のフレックスホテル、大阪のホテルで洋食を、松阪市愛宕町の赤玉寿司、松阪市飯高町の菊壽では日本料理を学びました。日本料理の経験も、朝食のメニューなどで活かしています。」

 

Q.アンジュで働くことになったきっかけと、当時の印象は?

田所料理長「実はこれも、村林先生からの紹介です。以前働いていた飯高町の菊壽とよく似た山の中の環境が合いそうだと感じて来ました。大台町は自然豊かで静かな町という印象でしたが、働き始めた初めての夏、すごくたくさんのお客様が遊びに来て忙しくて驚きました。前料理長の姿勢に付いていくのに必死でした。まさか今回自分が料理長を務めることになるとは思ってもいませんでした。」

 

Q.月替わりランチのコンセプトやこだわりは?

田所料理長「去年から、ランチは前料理長にメニューを考えるよう言われ、その時の旬の食材を最大限活かしたメニューをと取り組んでいます。月替わりランチのコンセプトは季節感を大切に、今月までは前料理長が考えていましたが、来月からは私が考えていきます。」

 

Q.2023年6月ランチのオススメメニューは?

田所料理長「夏の味覚、日本一の清流・宮川が育んだ鮎を使った『大台町産 鮎のムニエル』がオススメです。バターでしっかり表面を焼いて、焦がしバターとバルサミコ酢のソースで仕上げています。」

2023年6月ランチから「鮎のムニエル」

ということで、私も新料理長オススメの「大台町産 鮎のムニエル」をいただきました。

ヒレや尾が特にパリッと、バターの上品な香りとスイカの香りにも例えられる鮎の爽やかな香りがマッチ。

内臓のほろ苦さにバルサミコ酢ベースのソースを絡めると新しい味に。

骨まで美味しくいただけます。

見た目にも可愛い付け合わせは、野菜本来の味と甘みが引き出されていて、野菜好きの私も大満足!

人参と星のようなギザギザズッキーニの間に挟まれた黄色い野菜は、見たことのない野菜でした。「バターナッツカボチャ系?何やろ?」と思いながらその美味しさに舌鼓。

珍しい野菜が登場するのは野菜ソムリエの資格を持つ新料理長だからこそ?

引き続きお話を伺っていきましょう。

Q.野菜ソムリエの資格を取得したきっかけは?

田所料理長「何か特技を身につけたかったのと、小さい頃から周りは畑ばっかりで、様々な野菜を食べて育ったので、それに特化した資格なら取ってみようと思ったのがきっかけです。」

 

Q.田所料理長がこれから考案していくディナーは?

田所料理長「これから登場予定のメニューは、大台町産 稚鮎のフリッター』。衣を付けて揚げる料理ですが、衣の中に企業秘密の“あるモノ”を加えてアレンジする予定です。今月中にコースディナーのメニューとして加わる予定ですので、お楽しみに。」

2023年6月ランチはサラダバー・ドリンクバー付き
2023年6月ランチはサラダバー・ドリンクバー付き

田所料理長「地元のものを積極的に取り入れたディナーにしていきたいです。野菜に関しては、お客様が見たことのない、聞いたことのないようなものを使っていきたいと思っています。近くに無農薬で野菜を作っている農家さんがいるので、そこから仕入れています。例えば、今は旬が過ぎましたが、図鑑でしか見たことのなかった『カーボロネロ』という黒キャベツ。ほろ苦くて美味しいんですが、先月はチップスのようにパリっとさせて提供しました。野菜ソムリエの資格も活かして、アンジュでは変わった野菜が食べられることも一つの魅力になればと思います。」

 

Q.料理長としての今後の夢は?

田所料理長「全ての食材を大台町産のもので賄えたら素敵だなと思っています。お客様に喜んでいただけるよう、頑張っていきます。」

「美味しいもの」を作ることが一番大事という村林イズムを根底に、近隣の生産者さんのもとへ足を運び、奥伊勢地域を代表するホテルとして地域一体となって盛り上げようとする新料理長。

奥伊勢がグルメのまちとなり、さらに人が集まることに期待します。

 

さて、奥伊勢フォレストピアの周辺もホタルが見頃となりました。

宿泊、ディナーを利用すると、この季節限定の人気イベント「ホタル観賞ナイトツアー」に参加することができます。

田所料理長によるディナーを楽しんだ後にはぜひ、大台町の美しい夜空を彩るホタルの景色で癒されてください。

 

▼田所新料理長インタビューと6月ランチ「鮎のムニエル」を動画でもぜひ♪

奥伊勢フォレストピア

〒519-2513 三重県多気郡大台町薗993番地
TEL:0120-017-137(受付時間9:00〜20:00)
レストラン アンジュ
ランチ 11:30~13:30(ラストオーダー)
ディナー 18:00~19:30(ラストオーダー)※予約制

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.6.26update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


いなべ東近江ラリー2023

主催者より
コンクリートブロックのある酷道として名高い石槫峠旧道を走るラリーです。昨年10周年記念大会を終え、今年は観戦客数制限なく開催します。三重大学人文学部ではここ5年ほど、「モータースポーツによる地域振興」をテーマに講義に招聘され、その縁で今年は初めて三重大学からインターンシップ学生を受け入れて開催いたします。これからも地域とともに歩み、モータースポーツ文化を定着させていきたいと考えています。

開催日:2023年7月1日~2日
開催時間:1日8時~ 2日9時スタート

イベントの問い合わせ先(電話番号と氏名)
09042128346 副競技長 齋藤雅輝

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
http://staff-on.com/motorsports/inabehigasiomirally2023/index.html

 


おかげ横丁 七夕の節

主催者より
七夕の行事は二千年以上も昔に中国で生まれ、日本には奈良時代に伝わったとされています。 江戸時代になると、短冊に願いごとを書き、笹に飾るようになりました。この風習は、今も全国 各地に残っています。 古くから伝わる七夕の文化を大切にして、皆さまも星に願いごとをしてみてはいかがですか。

開催日時:令和5 年7 月1 日(土)~7 月7 日(金) 10:00~17:30
※催しにより異なる

開催場所:おかげ横丁一帯

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
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“Park cafeテラス”@四日市

“Park cafeテラス”が4/22にオープンして約2カ月。1番最初に訪れた時はオープン準備にスタッフが大忙しに動き回っていた時期でしたので少し落ち着いたのでは?と思い再度お話しを伺いに言ってきました。

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中央緑地公園内にある駐車場のすぐそばにある飲食店舗エリアの一角にあったカフェ施設を居抜き物件として活用されています。

高橋さんとスタッフ

この”Park cafeテラス”を運営されているのは、よっかいちBASE株式会社の代表 高橋知美さん。そよ高橋さんの大きな夢が“誰もが自分の夢に挑戦ができ、輝ける環境を作ること”その一歩として、「Park cafe テラス」を作られたそうです。

カフェで大切にしている事

カフェとして、地域の方が気軽に入っていただけるお店づくりを心がけています。

カフェの立地は四日市市中央緑地公園内にある3店舗が入っている飲食店舗エリアの中央にあります。両隣はオープンから地元でも愛される有名店が入っています。私たちはその中で地元で活躍される方々とコラボしながらお店づくりをしていきたいと考えています。

お店の看板メニューとして北海道が発祥の「スープカレー」をご提供します。三重県では珍しいスープカレーですが、北海道の有名店の監修をいただき、本格的なスープカレーを三重でもお楽しみいただけます。

スープカレーといえばやはり北海道!その味が四日市で食べられるんですね!

お店のこだわり

野菜は地元の農家の方が栽培した新鮮なものを使用しています。野菜本来のおいしさを感じて頂けたらと嬉しいです。そのこだわりからもちろんスープカレーに利用する野菜は地元の方が作られている野菜をふんだんに利用!野菜は素揚げされたものを利用しており、スープカレーの辛さが野菜の甘みを引き立てて野菜のおいしさを感じていただけます。

スープカレーはスパイシーとクリーミーの2種類をご提供。ベースはスパイシーでクリーミーはココナッツミルク入り。辛味がマイルドになります。両商品とも辛さは「なし」から選択でき、辛さを段階的にお選びいただけるため、辛いのが苦手な方も安心して食べていただけます。

辛さが選べるの嬉しいですね!

私がPark cafeテラスを取材しようと思った理由

小さな子どもを連れての外食ってほんと気を使うんです。大人しくしているかとか食べるものあるかとか色々と場所選びには慎重になります。”Park cafeテラス”はキッズスペースがあるんです。オムツを変える場所も心配なし。そういう場所を探しているママもたくさんいると思うので、ぜひご紹介したいなと思って取材させて頂きました。実際に行ってみるとたくさんの魅力に気づく事が出来ると思いますよ!

最後に高橋さんから一言!

【Park cafeテラス】には、

・安心して夢を語り

・それを実現していく方法

これらを具体的に提案できる環境があります。

私自身が夢を叶える方法として、会社設立、カフェオープンへと大きな一歩を踏み出したように、【Park cafeテラス】に関わる全ての仲間達にとって、今必要な人に出会える場所となります。

Park cafeテラスがあなたを照らし、あなたが主役の物語が動き出す。新たな道が広がりますように☆


Park cafeテラス
三重県四日市市日永東1-3-21中央緑地公園内

営業時間:11時から20時
定休日:木曜日
https://instagram.com/parkcafe_terasu?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==

三重県素材を使って、本気のハンバーガーを作ってみた!

 

じゅわっと溢れ出る肉汁。
ふわっと香ばしい香り。
シャキシャキっとした食感。
濃厚なソース、とろける味わい…。

さて、ここまで読んであなたは何を想像しましたか?

 

最近、にわかにハンバーガーが流行ってない?って話を聞いて、マ◯ドナルド以外に、あ!確かにあの店でも、こっちの店でも食べられる!と思い浮かぶ三重県内のお店がちらほら。
どの店に行こう・・となる前に、それなら自分で作ってみたい!となった私。

どうせ作るなら、三重県産素材にこだわって作ってみたい。
県内産の小麦粉はありそう、バターも。
お肉は松阪牛か。豚肉も手に入りそう。
野菜は産直に行けば手に入るのでは?

あ、なんかハンバーガーって三重県産のものでだいたいできそう!
さすが食の宝庫、三重!

 


 

早速向かった先は玉城町にあるアスピア玉城。
まずはアグリ別館の米工房へ。

早速、県内産の小麦粉を発見しました。
薄力粉と強力粉、両方チョイスできるよ・・!
今回はパンを作る目的で、強力粉ニシノカオリを購入。

バターもありました。
大内山のおいしいバターも一緒に購入。

大内山牛乳もバターも美味しいよね〜

 

沖縄バヤリースと伊勢茶のコラボw

ん?店内に一際大きく「沖縄バヤリース」の文字。
横の棚にはさんぴん茶や黒糖も。

ココハオキナワデハナイハズ・・

と思ったら、玉城町に詳しい旦那が教えてくれました。
玉城町は沖縄県にある玉城村(たまぐすくそん)と1993年に姉妹都市提携を結んでいるそうです。(2006年1月1日に合併により玉城村は南城市の一部となった。)

突如現れた沖縄コーナーにも納得。
個人的に沖縄好きなので、ここで黒糖やさんぴん茶も購入できるの嬉しい!

他の食材を求めて、そのまま向かいのふるさと味工房アグリの方へ。

この日はイベントもしていて、賑わっていました!

 

玉城町で採れたという新玉ねぎ、新じゃがいもをはじめ、
伊勢市で取れたというレタスやトマトなど野菜がたくさん!
その他にも玉城豚や、加工品のソーセージ。

パンやおまんじゅうなども販売されていて、目移りします。

 

こちらではトマトやレタス新じゃがなどの野菜と、ハンバーグ用に玉城豚のミンチを購入し、意気揚々と帰宅。

作り始めよう!とした瞬間、あ、牛肉買ってないやん・・。となり、
このまま強行突破を試みようとしたのですが、やっぱり合い挽きハンバーグが諦めきれず!

購入したばかりの強力粉とバター、お水などを軽量しパン焼き機にセットして、再びの買い出し。

何年ものかわかりませんが、未だに現役のパン焼き器w

 

そして30分後、松阪肉を無事に手に入れ帰宅。


おおー。
和牛とありますが、この日はラッキーな事に松阪肉でした!
合い挽きミンチにするため購入したお肉は、少量ながらとっても綺麗なお肉。

 

さ、まずはハンバーグから作ろっと。
材料は松阪牛と玉城豚のミンチ、玉ねぎ、大蒜、パン粉、卵。

まずは大蒜と玉ねぎをフードプロセッサーで細かくし、飴色になるまで炒めます。

いつもは炒めず生のままお肉に混ぜるのですが、炒めることで甘味がでるし、一手間加えた感もでるし、今日は炒めます。

 

その間に松阪肉の薄切りをフードプロセッサーでミンチにしていきます。
ちょっと食感をの残そうと早めに止め、豚ミンチと混ぜていきます。
そして卵、パン粉を入れて、軽く混ぜた後は手でしっかりとまぜ合わせていきます。

 

その間に炒めた玉ねぎはいい感じの飴色に。

 

そしてこちらのパン生地もいい感じに発酵終了です。

ふわっともーちもち。

小麦粉の違いなのか、うまく発酵できたからか、いつものパン生地よりもやわやわです。強く押さえるとガスがぷしゅーーっと抜けていく感じも好き。
パン生地は癒しという人も多いはず。
4つに分けて少し寝かせた後、オーブンに入れて15分程度焼いていきます。

ぷにぷにふわふわぷしゅー。

 

いよいよ大詰め。
飴色玉ねぎをミンチと合わせて整形していきます。
ハンバーグは焼く前に真ん中を少し凹ませて。
お腹が鳴るような香りも漂いはじめ、ジュージュー音を立てて焼けてくるハンバーグ。

蓋して中までしっかりと焼けた後は、そのままフライパンでソース作り。
ケチャップ、ソース、赤ワインと少しのお砂糖を入れて出来上がったソースにハンバーグを絡ませていきます。

無加工なのにこののシズル感!

 

よい感じにパンも焼きあがったところで!
さっそく組み立てていきます。

材料並べて、それだけでわくわく。

 

ささ、ここからは写真でどうぞ。

 

じゃーん!丸ごと三重県産のハンバーガー完成です!

 

一緒に購入した新じゃがでポテトも作って、見た目だけは完璧!

断面に萌える人、手上げてー!

 

お味の方は・・?ということで、
今日の夜ご飯はハンバーガーです!と、実食は旦那 ogurock にお願いしました!

ogurockが持つとハンバーガー小さく見える・・!

10cmほどの厚みをものともせず大きな口でガブリ!

 

この笑顔で、味の想像つきますか?笑

「食べ応えのあるパンズに肉の旨み、
トマトの甘みがしっかり感じられて、
レタスの水々しさが脂感を相殺してくれてる気がするので、実質カロリーゼロ!」

カロリーゼロにはなりませんが、直訳すると「美味しかった」という意味でしょう!

作った私の感想としては、
パンがふわっふわに焼けたのが嬉しくて!
ハンバーグはちょっと硬くなってしまったけど、肉感がしっかりとしていて食べ応えがしっかり◎。丸ごと入れたトマトも、めちゃくちゃジューシーで美味しかったです。
チーズが見つかれば、一緒にサンドしてもより私の好みに近づくと思いました。

ハンバーガー以外に他のメニューも、三重県産素材に限定しても作れそう!
お寿司とか?
ピザとか?
カレー・・はちょっと難しいかな?

「三重の食材を使う」という小さな制限を設けることで、買い物の時点で産地をチェック。

自分の住む町や隣町で、どんなものが作られているのか興味が湧いてきます。
実際に多種多様なものが栽培されていたり育てられているので、地物を積極的に購入することは、その地域の農家さんや働く人たちを応援できますし、輸送の際にでるコストも少なくてすむので環境負荷を減らすことができます。
また、野菜は旬のものが多いので自然と栄養価の高い野菜を選ぶことができます。
改めて、地産地消のメリットを考えました。

いつもの買い物をする時も、価格で選ぶか、産地で選ぶか、味で選ぶか。
買い物は自分の意思を表現するひとつの方法ですね。
毎日はできなくても、少し意識するキッカケになれば嬉しいなと思います!

 


アスピア玉城 ふるさと味工房アグリ
住所: 三重県度会郡
玉城町原4254-1
問い合わせ:0596-58-8686

 

「盆踊りがしたい」連載エッセイ【ハロー三重県】第35回

今やすっかり盆踊りが大好きな私だけれど、それもまた三重県に住むようになって開眼したもののひとつだった。

子どもが産まれて数年が経った頃、夫の実家の地区の盆踊りに誘われた。確かその頃、長女が3歳くらいで長男が1歳くらいだったと思う。幼稚園にまだ上がる前だった子どもたちは盆踊りというものを見たことも踊ったこともなかったので、これはいい機会と行くことにした。

*

それまで私が知っていた盆踊りといえば儀式に近いものだった。子どもの頃に参加した盆踊り大会は商店街を小一時間ほど踊り歩き、なにやら審査の対象にもなった。小学生の頃はその盆踊りが嫌で仕方がなく、当日は憂鬱だったのを覚えている。

夫の実家は志摩のほうにあって、人々が明るくあたたかい。意地が悪い人もそれなりにいるのかもしれないが、私が出会った人たちは押しなべて朗らかだった。さすがスペイン村や地中海村を抱えているだけある。どこかラテンの陽気さを感じずにはいられない。

そんなラテンの町で参加した盆踊り大会がものの見事にめちゃくちゃ楽しかったのだ。底抜けに楽しくて、人生で経験したことのない開放感に脳が興奮した。モルディブとかああいう全方位的なリゾート地にでも行かないとこんな気持ちは味わえないと思っていた。こんな志摩市の片隅の小学校の校庭に人生の初体験が埋まっているなんて誰が思うだろう。とにかくそれは30数年の人生で私が初めて体感した強烈な解放感だった。

子どものころから楽しい盆踊り体験をしている人からすると、いったい何を言っているのか理解ができないだろう。

その日、私が見たのは老若男女問わず、みんなが楽し気に踊る輪だった。幼児もおばあちゃんも、男も女も、みんな曲がなれば輪に入って好きに踊る。飲んだり食べたりしながら気ままに踊っていた。曲を聞いて「あぁ、この曲は」と言っては輪に入っていく人々。私が知らないその曲たちは、すべて彼らの共通言語だった。

想いを通わせるように踊る人々はみな一様にただ、楽しそうで、思わず輪に入ってしまう。同じ曲を踊りながら同じ方向を見て輪を描く、その一体感に高揚した。少なくとも私が知っている儀式ではない、それはただただ楽しい祭りだった。

*

以来、私の盆踊りに対する考え方はがらりと変わった。盆踊りと聞けば「それはどこで」と耳を傾けてしまう。

8年前に越してきた今の地区にも盆踊り大会があり、もちろん喜んで参加した。踊ろうとする人がやや少ないことが気になりつつも、もうかつての自分には戻れない私はやはり、思わず踊っていた。とても楽しい夜だった。

令和の疫病が影響してここ数年は盆踊りのない夏が過ぎていったが、どうやら今年は盆踊り大会があるという。そして、私は奇しくも婦人会会長を務めている。

「婦人会会長さんはやはり踊っていただかないと」

自治会のどなたかが申し訳なさそうに言ったけれど、内心は二つ返事で「喜んで」と思っていた。ただ、とんだ張り切り屋だと思われて後々大変なことになっても困るので、表向きは少し眉を下げてニコニコするに留めておいた。なんせ、私が楽しみにしているのは盆踊りだけであって、年末の会所の大掃除やらそのあたりは心底面倒くさい。むやみに頼りにされては困るのだ。

*

踊ることはまったくやぶさかではないのだけど、ひとつ困ったことがある。

「踊り手さんがいないと開催ができないので、婦人会から何人踊られるのか調べてほしい」

自治会長さんから直々に頼まれてしまった。

自治会長さんが言うには加速する高齢化とここ数年のブランクで踊ってくれる人があまりいないのでは、ということだった。近隣の地区では踊り手さんが不足しているため盆踊り大会そのものを中止することが決まっているのだという。

ようやく再開しようとしている盆踊り大会の開催が私の手腕にかかっていると言っても過言ではない。

ところが乱暴な言い方をしてしまえば私はいわゆる「よそもの」で、知り合いもろくにいなければ、なんのコネクションもない。子ども会の保護者さんにお願いすることも考えたが、彼らの多くは敷地内同居をしており、つまり婦人会の登録はおばあちゃんがされているのだ。

引き継ぎ資料から過去の盆踊りの資料を引っ張り出して、踊り子さんはどのようにして集めるのか調べるもなに一つ書かれていない。顔が知れた婦人会会長ならば阿吽の呼吸で踊り子が集まるのだろうか。

一縷の望みをかけて、当時の婦人会会長の田中さん(仮)に電話をかけた。

田中さんの話によると、まずは婦人会の役員の中から踊り子さんを探すのらしい。

「連絡網があるでしょう。それを使って踊れる方を探したらいいのよ。踊れる方は連絡くださいって回せばいいのよ。重田さんや森下さんあたりは踊りがお好きだからきっと踊ってくださるんじゃないかしら」

上品な声で丁寧に教えてくれた。

「ところで田中さんは踊っていただけますか」

と尋ねると「先のことはちょっと分からない」と親切な田中さんは言った。

田中さんに倣って連絡網を回した数日が経ち、踊ってくれると明言しているのは自治会長の奥さんのみだ。

はっきりと「踊りたくないです」、「協力はできかねます」など、お断りの連絡は3件も届いていると言うのに。

なぜみんな踊りたくないのだろう。もしかして何かとんでもない落とし穴が潜んでいるんだろうか。練習を指導してくださるという踊りの先生がものすごく怖いとかそういうことがあるんだろうか。向こう脛を扇子でぴしゃんと叩くようなスパルタ指導だったりして。でもそれはそれで、愉快じゃないの。

いろいろとお電話で助言をくださる方はあるのだけど、「では、踊っていただけますか」と尋ねると「孫の世話があって」、「膝を悪くして」、などと言葉を濁してしまう。

類は友を呼ぶのか、私の友人が目を輝かせて踊りたいと言ってくれているので、もはや彼女に全力で期待している。地区が違うとかそんなことは言わせない。だったらみんな踊ってくれたらいいのだ。

そんなふうに盆踊り開催に向けて私は今、忙しい初夏を送っている。

踊り子さんをたくさん見つけてぜひ盆踊り大会を開催する、それが私の目下の課題だ。

大きな目標を抱えてしまった。やりがいがあるったらない。

フォトジェニックなバイク旅♪三重県大台町「レンタルEV」2023年6月1 日貸出スタート

ユネスコエコパークのまち・三重県大台町を二酸化炭素を排出しない電動バイクで周遊しよう!

2023年6月1 日より大台町観光協会観光案内所「奥伊勢テラス」で、レンタルEVがスタートします。

大台町は、2016年に大台ケ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパークとして認定範囲を町全域へと拡張登録されています。

貴重な自然が残るこのフィールドで、見た目にもオシャレな二種類の電動バイクを体験しました!

BLAZE EV TRIKE

レンタルできるのは、原動機付自転車免許が必要な「BLAZE SMART EV」が2台、普通自動車免許が必要な「BLAZE EV TRIKE」が1台。

どちらも満充電で約30kmまで走ります。

まずは道の駅 奥伊勢おおだいの前で「TRIKE」を試し乗り♪

三輪なので安定感があり、操作もすぐに慣れました。

しかしこの存在感!周りの目を惹きます。

体験中は、「電気で動くの?」「どうやって乗るの?」と、たくさんの方から声がかかりました。

BLAZE SMART EV

今回は、「SMART EV」をレンタルし、道の駅 奥伊勢おおだいから約3kmの「もみじの里公園」へ。

目の前に日本一の清流「宮川」が望む新緑の公園を気持ちよく走ります。

ちっちゃな車体で坂道もラクラク!

見た目は可愛くてもパワーがあります。

この日は水が多くて、水面に浮いているような写真撮影に成功しました。

いつ足を運んでも真新しく見えるのは、季節のみならず日によって景色を変える自然ならでは。

Burger & Dounut BOUQUET

もみじの里公園の斜め上にある、ログハウスの建物にリバービューのテラス席、天井一面のドライフラワーが素敵な「Burger & Dounut BOUQUET」へ。

目的のスイーツ、新しくなったという「熟生ドーナツ」をゲットしました。

厳選国産小麦と発酵バターを使用し、保存料、防腐剤などは使っておらず、一晩じっくり寝かせた低温長時間熟成の柔らかな生地。

しっとり・もっちり・ふんわりと三拍子揃ったドーナツです。

EVと一緒に店前で撮影すれば、さながら雑誌の表紙のよう?

溶けていくような感動食感の美味しいドーナツをお土産にも購入。

【Burger & Dounut BOUQUET】
三重県多気郡大台町下真手5-1
営業時間 10時30分~18時(売り切れ次第終了)
Instagram @_bouquet2022_

大台町レンタルEV

【貸出料金】1,000円/1時間
【貸出受付】平日 午前9時~午後3時/土日祝 午前9時~午後4時
【貸出場所】奥伊勢テラス
三重県多気郡大台町佐原663-1
TEL.0598-84-1050(大台町観光協会

もみじの里公園、BOUQUETを巡った今回の大台町レンタルEVの旅は、YouTubeでもご覧いただけます。

みなさんも、ユネスコエコパーク大台町の自然の景色や美味しいものを、レンタルEVで巡ってみてくださいね!

 

よしもと芸人オレンジ田中哲也さんにも体験していただきました!

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.6.9update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


第27回大師の里・彦左衛門のあじさいまつり

 

~あじさいまつりの原点は、なんと!30年前~
1993年(平成5年)に、水路沿いや農道、水田のまわりにあじさいを植えて、水路と水田とあじさいが一体となった 『ひとつの風景』になることを願い、当時の区長、地域の女 性が中心となって「あじさい倶楽部」というボランティアが 誕生しました。これに立梅用水土地改良区も協力し「あじ さい1万本運動」がスタートしました。
これがあじさいまつりの原点でもある「あじさいいっぱい運動」の始まりとなり ます。 1997年(平成9年)に、第1回あじさいまつりを開催、毎年 たくさんの方が勢和のあじさいを楽しみに来場されるよう になりました。
2020年(令和2年)~2022年(令和4年)新型コロナウイ ルスが流行し、それに伴いあじさいまつりも中止となりま したが、今年、待ちに待った4年ぶりの開催となります。コ ロナ禍で中止の間も地域の方々による下草刈りや花切り、 追肥などの維持管理、また地元中学生と一緒に約1000 本の植栽に取り組み続けてきました。 立派に育ったあじさいも、まだまだ小さなあじさいもありま すが、4年ぶりのあじさいまつりをどうぞゆっくりとお楽しみください。
あじさいまつり実行委員会

開催日:2023年6月11日(日)
開催時間:9:00~15:00

イベントの問い合わせ先(電話番号と氏名)
0598-49-7077(イベント当日:09099435457)

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://www.town.taki.mie.jp/life/kakukayori/3148.html

 


おいしいをまなぶ 〜かつおぶしをあじわう〜

主催者より
アノウラボではこれまでも、お米やスイーツ・クラフトコーラやフードロスなど食にまつわる様々なイベントやワークショップを開催してきました。今回は「おいしいをまなぶ」として、創業73年の鰹節屋三代目による鰹節販売会とワークショップ 〜かつおぶしをあじわう〜 を開催します。かつおぶし、削ったことありますか?
削りたての鰹節、食べたことありますか?
おいしい出汁の取り方、知ってますか?
そんな「おいしい」を沢山学べる貴重な一日です!

創業73年の鰹節屋三代目による鰹節販売会とワークショップを開催します。ワークショップでは実際に鰹節を自分で削り出汁をとりお吸い物を作るだけでなく、出涸らしでふりかけを作りそれぞれ実食します。
余す所なく使える鰹節の魅力や特徴を、実際に削り味わいながら学べる贅沢な一日をぜひお楽しみください。

日時|6/17(土) 11:00-17:00
場所|安濃古道具店
三重県津市安濃町東観音寺51-3 あのう温泉2F
※花かつお・削り節販売 11:00〜17:00/なくなり次第終了
※かつおぶしを削って食べるワークショップ 11:00〜/13:30〜/15:00〜
11:00の部は満席のため募集を終了しました
事前予約制/各回 最大6名まで
(対象:小学生以上・中学生以下は保護者同伴)
参加費:1人 500円(体験・試食代含む)
お申込は安濃古道具店へDMまたはメールにてお申込ください
(お名前・連絡先・参加人数・参加年齢 をご連絡ください)
必要な材料や道具類はこちらで準備します。
簡単な調理作業を行いますので、作業しやすい服装でお越しください。
定員に達し次第募集を終了します。

小久保商店
花鰹・削り節 小久保商店
〒516-0009 伊勢市河崎1丁目7-15
TEL:0596-28-5615(代)
伊勢市河崎に約70年あまり軒を構える老舗の鰹節屋。原料は鹿児島県枕崎産を使用しています。
日曜・祝日定休/平日も配達等により留守をしている場合が多いため、必ず事前にご連絡をお願いします。
https://www.facebook.com/kokubosyoten/
https://www.instagram.com/kokuboshouten/
https://twitter.com/kokuboshouten

詳細・お申し込みはこちら
https://note.com/anou_labo/n/n932fa180d2ce

 


 

田尾 晃 作品展
Geometry Debris

高校、大学とアメリカでアートを学んだ田尾晃の作品は、信楽の陶土を使い、鉱物の結晶体のようなシャープさと、子どもが組み立てた積み木のようなおおらかさを併せ持つ抽象作品です。作品には概念のようなものは無く、陶土を手捏りして感じた興味や疑問の答えを探す過程で現れた「破片」を繋げて生まれたものだと彼は言います。作家にとって作品を作ることは観る側への「問いかけ」なのです。観る人に答えを求め、それを糧に彼は成長と変化を続けていくことでしょう。田尾晃の初個展、ぜひこの機会にご覧いただき感想をお聞かせください。

詳しくはこちら
www.studiorokyo.com

【 日時 】
2023年6月10日(土)~25日(日)
12:00 – 18:00 火・水定休

 


夏まちまつり

おかげ横丁では今年も、一足早い夏祭り「夏まちまつり」を開催します。
横丁のあちこちで、バナナの叩き売りなどの大道芸、江戸時代から夏の風物詩として振る舞われていたと言われる枇杷葉湯や甘酒の販売など、古き良き時代の日本を思い浮かべるような風景が見られます。
「夏の楽しみ、なつまでまつな」を合言葉に、春から夏の季節の移ろいをいっぱいに感じながら、先人たちの夏の過ごし方をお楽しみください。

開催日時:令和5年6月2日(金)~6月4日(日)
10:00~17:30(催しにより異なる)
開催場所:おかげ横丁一帯
主催:夏まちまつり実行委員会(おかげ横丁内)

 


 

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日本茶を未来へつなぐ人たちの、日本茶愛溢れるスイーツの世界

本日の最高気温、34.5度。暑くなってきました。そして、冷茶がとっても美味しい季節になりました。

この時期、私の住む松阪市の中山間部では、スーパーや道の駅などで特産品の新茶がずらりと並びます。兼業茶農家である我が家も一番茶の収穫を終え、日本茶愛が重めなお茶屋さんたちのお茶を、あれこれ飲み比べるのが楽しみだったりします。

先日、息子が学校の調理実習で、お茶を使った「茶ぷりん」の作り方を教わってきました。講師は日本茶インストラクターである深緑茶房の堀川さん。

深緑茶房の堀川さん。(ちなみに私は堀川さんファン!)

早速、子供たちとおうちで作ってみた結果。ほろ苦いお茶感とコク!驚くほど簡単なのに、濃厚でうまうまだったのです。

私の住む地域のこども園や学校では、特産品であるお茶の教育「お茶育」が行われています。園児の頃から、お茶会を経験したり、おいしいお茶の淹れ方を教わったり…全校生徒にけっこうな量の茶葉が配布されることも。おかげで我が家の子供たちも当たり前のように「緑茶好き」に育っています。

 

お茶屋さんで人気のお茶スイーツ、そのアレンジレシピを公開!

堀川さんが家庭でも手軽に作れるよう、試作を繰り返して生まれた「いいなんの茶ぷりん」。これは深緑茶房さんで販売されている「お濃いちゃっぷりん」のレシピをもとに考案されたそうです。堀川さんより快く許可を頂いたので、茶ぷりんのレシピを惜しみなく公開させて頂きます!

 

いいなんの茶ぷりん

材料

1.粉ゼラチン 6g
2.水(氷水) 60g
3.砂糖(グラニュー糖)40g
4.粉末緑茶 20g
5.牛乳 250g
6.生クリーム 150g

シロップ)
水 40 g
グラニュー糖 40g
粉末緑茶 2g

『準備』

1.道具を確認する。材料の分量を量る。
2.大きなボウルに氷水を用意する。
3.60gの氷水に粉ゼラチンを振り入れしばらく置いておく。
4.片手鍋に砂糖と粉末緑茶を入れよく混ぜておく。

(作り方)

1.準備の④に少しずつ牛乳を入れ泡立て器で混ぜる。
混ざったら中火にかける。

2.ふつふつしてきたら③のふやけたゼラチンを入れ沸騰しないように中火で温める。

3.ゼラチンが溶けたら火からおろして、生クリームを入れる。

4.ボウルに入れ替え氷水の上で冷やし少しとろんとしてきたら
雪平鍋に入れ瓶に詰め蓋をして冷凍庫で40分冷やす。

5.シロップ用の粉末緑茶とグラニュー糖を鍋に入れよく混ぜる。分量の水を入れ、火にかけ沸騰したら1分くらいそのままで火を止める。

上記の材料で5〜6人分くらいのぷりんが作れました。緑茶シロップはおこのみでどうぞ、他のスイーツにかけても良さげです。砂糖はグラニュー糖にすると雑味のない味になるのだとか。是非、お試しください!

 

飯南町で作られたお茶パウダーが、韓国スイーツに?!韓国カフェ セモさんに行ってみた!


松阪市岡本町にある韓国カフェ セモさん。以前、
別の記事でもご紹介させて頂いたヤマキ高橋製茶園さんのお茶パウダーが使われた「ホットク」というスイーツが爆誕したらしいのです!ヤマキファンとして、これは行かねばなるまい。

お初にお目にかかります、ホットク。

おお!鮮やかなお茶の色がまぶしい…そして、そそるビジュアル!

個人的には「追い茶パウダー」したいくらい、もちもちしたホットクに緑茶が良く合う!「緑茶のホットクが少しでもお茶の活性化に繋がれば嬉しいです」と店長の石橋さん。日本茶は「飲む」から「食べる」時代へ…私のお茶の概念がアップデートされた気がします。

店長の石橋さん。推しのK -POPグループは「&TEAM」

石橋さんこだわりのほうじ茶ラテは、お茶の風味が生きるようにオーツミルクを使用。こちらもヤマキさんのお茶が使われています。

ほうじ茶はカフェイン少なめでリラックス効果があるとのこと。おうちのフライパンなどでお気に入りの茶葉を煎り、ほうじ茶を自分好みに手作りするのも楽しいかも知れません。なんだか、お茶の世界観が広がりそうな予感、しませんか?

茶文化をリスペクトしながらも、時代に合わせて変化していく。日本茶を未来へつなぐ人たちのしなやかさは「お茶の未来って楽しそう!」そんな希望を与えてくれます

お茶の生産者の中には、現状を維持することすら難しい兼業茶農家も存在しています。後継者不足等で耕作放棄地となった茶畑や、伐採された茶の木の代わりに建つソーラーパネルを見かけるようになりました。そんな中、新たに生まれるお茶スイーツは、茶農家の光のように思えたりします。

夏はひんやりコールドブリュー。これから迎える暑い夏、冷茶ですっきり健やかに。未来に残したい日本の原風景を思い浮かべながら、ゆっくり日本茶を飲んでみませんか。

 



(有)深緑茶房 飯南本店
松阪市飯南町粥見4209-2
Instagramはこちら

韓国カフェ セモ
松阪市岡本町331-3
Instagramはこちら

 

あのアナウンサーさんたちに三重の魅力を聞いてみた!地元ラジオ局は、暮らしを旅するナビゲーター!

令和5年の6月1日、開局38周年を迎えたレディオキューブFM三重。地元三重県のラジオ局として、多くの三重県の魅力を発信してきました。
今回は開局記念として、現役のアナウンサー、長野県出身の代田和也さん、三重県出身の清田のぞみさん、東京都出身の宮原えりかさんに三重県の魅力について語っていただきました。

—まずは三重県といえば、自然の恵みが育む食の宝庫であり、美し国とも呼ばれています。三重県の食について思い出はありますか?

代田和也アナウンサー

代田さん:食べ物が美味しいので三重県にきて体重が1年で10kgも増えました。特にお魚が新鮮で美味しい。三重県は松阪牛、伊勢海老、鮑などが有名ですが、他にも美味しい物に溢れています。間食は控えているのですが、津市に住んでいるのでカレー焼きはつい手が伸びてしまいます。

宮原さん:伊勢うどんは衝撃でした。味の想像が付きませんでしたが、食べてみると美味しかったので東京の友人にもおすすめしています。

清田さん:三重県に生まれ育ったのですが、マンボウを食べる文化があることは恥ずかしながら知りませんでした。南北に長い三重県は文化が多様なので、まだ知らないことがたくさんあります。進学で県外に行くまでは地元には何もないって思っていました。でも仕事で県内各地の取材をすると驚かされることが多く日々発見です。

—お休みのときは、どのように三重県をたのしんでいますか?

宮原えりかアナウンサー

宮原さん:宮川などの川がエメラルドグリーン!きれいで感動しました。海のあるまちに憧れていて散歩が好きなので、よく海に行きます。砂浜の端まで歩くと気分もリフレッシュできますね。三重県にきて、なにかあると海に行くようになりました。

清田さん:お宮ちゃん、お洒落!!私は山かな。川で水切りしたり。

代田さん:みんな「水」を求めているのかな(笑)。

—担当されている番組などを通じて感じた、三重県の暮らしの魅力はありますか?

宮原さん:いくつかの音楽コミュニティを取材させていただきました。プロのミュージシャンを目指すのではなく、普段はお仕事をされていて、自分や仲間のお店で休日に音楽イベントをたのしむ暮らし方が、いいなと思いました。音楽コミュニティには地元の人も移住者もいて、たのしそうな雰囲気でしたね。

清田さん:確かにそういうライフスタイルを送る人は多い気がします。移住して古民家のある田舎の広大な敷地で映画やキャンプをするコミュニティもあります。そういう自由な時間を仲間とたのしむ暮らしができるのも、自然豊かな三重県のいいところなのかも知れないですね。

宮原さん:東京にいるときに、地方は時間がゆったり流れていると聞いていました。実際に三重県に暮らしてみて、それは本当かも知れないと。日々の暮らしのなかで空、気候、自然に目を向けるようになりました。季節によってかわる空気の香り、木々の緑のちょっとした変化にも気がつく。車や電車の車窓から眺める田園風景がすごくきれいで感動しています。少し前に東京に帰ったときに渋谷のスクランブル交差点を歩いたのですが、人混みのなかを上手に歩けなくなっていて・・。以前はなんてことなく人を除けて歩く、ディフェンスができていたのですが。

—海など自然がある暮らしの魅力について教えてください。

清田のぞみアナウンサー

清田さん:山や海、お花畑に行くこともあります。お出かけするときに自然があるのでどこに行っても気分が良くなりますね。自然のなかで暮らしている感覚があります。私は三重県に生まれ育ったので、日々の小さな変化などもお伝えしたいです。ここに毎年咲くお花が今年も咲いたとか、そろそろ潮干狩りの季節だなとか。そういった感覚を大切にお仕事をしていきたいです。

代田さん:潮干狩りといえば・・、三重県にきたばかりのときに行ったことがあり、アサリがこんなに採れるのかと感動したんです。でも後で聞いたらそれはバカ貝(アオヤギ)だと。砂抜きに時間が掛かるのを知らずに家でパスタをつくったら大変なことになりました(笑)。伊勢湾の場合、まちからすぐ海があり、波の音を聞きながらそこにいるだけでも気分転換になりますね。あと高速船でセントレアに行き、飛行機に乗るのもワクワク感があっていいなと思います。

宮原さん:私も高速船に乗っていろいろ考えました。低い目線で大海原を眺めると窓辺に海や波が見えて「ああ、私はもう元の場所には、もどれない・・」と。

清田さん:お宮ちゃん、高速船で人生考えちゃった!?鳥羽市や志摩市の離島に船で行くのも楽しいです。答志島でゴミ拾いのキャンペーンのお手伝いをしたときもそうでした。地元で採れた「しらすごはん」や「めかぶ汁」の振る舞いもあったのですが好評で、郷土料理が残っているのも三重県の魅力ですね。

—三重県のラジオアナウンサーとして、これからの抱負を教えてください。

宮原さん:県外からきた自分だからこそ、地元の人にとって当たり前と思っている良いところに気づけます。そのような地元の人が忘れがちな魅力を、全国にお届けして行きたいです。

清田さん:三重県観光大使になること!(笑)。番組のテーマで「地元自慢」を募集したことがありました。御浜町か大紀町のリスナーの方から「みかんの花が咲いて良い香りでいっぱいです」とメッセージをいただき、どんな香りだろうと番組でお話したら、また別の方が局までみかんの花を贈ってくれました。まち全体がこの香りに包まれていると想像するとすごく素敵なところだなと。みかんが出荷されているニュースだけでなく、そういった地域の風景が目に浮かぶくらい、三重県のことを知っていきたいです。

代田さん:暮らすほどに感じる魅力が深まる三重県。番組に寄せられるメッセージのすべてを放送で読むことはできませんが、私たちは全部読んでいます。三重県の日々の暮らしで見つけた魅力など、メッセージをいただければ、もっと三重県が好きになるような番組になると思っています。それは、開局時から変わらないローカル局の魅力です。これからもリスナーの皆様との繋がりを大事にしながら、魅力ある番組を作っていきたいです。

暮らしを旅する。そんな言葉がトレンドになる昨今。暮らしのなかにこそ、幸せを感じる瞬間がある。今日もスピーカーから流れるラジオから明るい声がする。雨の日も、晴れの日も、変わることなくあたたかく、ゆるやかな繋がりが心地良い「ラジオ日和」をたのしみませんか。

 


 

4月からスタートした番組「MIE Color Trip」パーソナリティの浜口順子さんよりメッセージ

三重県に移住してまもなく1年。初めて体験、体感することが多く、新鮮で楽しいです。季節によっていろんなお楽しみがあっていいですね。三重に住んでいておもしろいなあ、と思うことは関西と東海の文化が素晴らしく混在していることです。一番の驚きと発見と私の好奇心の源です。そしてなにより三重の歴史と文化が際立っていることがとてもかっこいいと思います!とにかくたくさんの方に「三重、ええやろ!?」と自慢したいです!

 


 

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hpでは番組で番組でご紹介し各リポーターのブログも掲載中!

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特集:人に会いにいく旅「CO Blue Center」地域と地球を想う環境課題解決型リトリートセンターが未来を創る

東側一帯が海に面している三重県。海といっても、それぞれの地域で表情は違う。島国・日本の原風景である漁村や遠浅の砂浜、リアス海岸の険しい海や日本一長い砂礫海岸もある。
志摩市にある国府白浜[通称:国府の浜(こうのはま・こう)]は、近畿地方のサーフィンのメッカ。アメリカ西海岸の田舎町のような開放的な海や店、サーフィンで自然を謳歌するライフスタイルには憧れるとともに、県民として自慢したくなるエリアだ。そんな国府の浜に環境課題解決型複合施設ができたと聞いて仕掛け人を訪ねた。

“いつの時代も100点はないと思うんです”

取材中、仕掛け人は印象的な言葉を続けた。

“不満があるはずなんです”

彼の表現はやや抽象的ではあるが、心に残る。それは、今まで世の中になかったものを作った人に共通している、言葉では説明できない概念的な表現方法だと思う。新しいアイデアをかたちにして歩みを進める。その原動力はどこからやってくるのだろう。

“10年間、嫌なことを積み重ねてきました・・。基礎体力がついた(笑)”

東山迪也さん(36歳)。
地元、伊勢志摩の高校を卒業後、大阪で音楽理論、音響、照明など音楽を総合的に学んだ。音楽活動をこなすなかで、自分のスキルを活かせるのはウェディングだと思い至り三重県内の結婚式場に就職。しかし、型にはまった結婚式しか行われていないことに疑問を持った。

東山さん:それが25歳くらいのときです。当時はほとんど存在しないフリーランスのウェディングプランナーとして独立しました。

結婚式場という場は持たず、新郎新婦に寄り添いながら、主に県内で結婚式場でない場所でもウェディングをプロデュースする新しいやり方は好評で、口コミでうわさは広まっていった。30歳で伊勢市にあったインターネットカフェをリノベーションし、FOLKFOLKを設立。FOLKFOLKはウェディングだけでなくホステル、カフェ、知育玩具のサブスクリプションサービスも行う。

東山さん:FOLKとは人々を表す言葉。FOLKFOLKは人が集まる場だと考えています。でも人が集まって、SNSを交換するだけではもったいないと思っていました。そこでCO Blue Centerの構想が徐々に固まっていったんです。

 

安らぎながら働く

環境課題解決型複合施設を掲げるCO Blue Centerは、東山さんの親戚の家だったが誰も住まないことになり買い取った。

古民家などを改装した敷地内にはコーヒースタンド、サウナ、図書館、ギャラリー、レンタルオフィス、コワーキングスペースなどがある。なかでも目を引くのがビニールハウス。多気町で特許技術を使い、トマトなどの栽培を行うポモナファームの施設だ。

ポモナファームでは代表の豊永翔平さんがCEOを努めるアグリテックベンチャー企業「CULTIVERA」が持つ「Moisculture」という特許栽培技術で、水耕栽培ではなく湿度で野菜を育てている。目的は世界的な気候変動への対応。塩害による土壌不足、水質汚染や水不足などで大規模な食糧危機が叫ばれる未来を見据え、少量の水分、廃棄水ゼロ、土壌やエネルギーのコストもほとんど掛からない栽培技術を行っている。水、土、エネルギーのオフグリッド化で食糧危機の被害を減らす取り組みは世界から注目が集まっている。

蔵を改装したサウナを案内してくれる東山さん

東山さん:豊永さんと出会ったのもFOLKFOLKの音楽イベントでした。ビールを飲みながら話をしていて、農作物を生産するための水不足に対応するために、海水を使った生産のためのラボをしたいと話していました。いまビニールハウスがあるところには牛舎・納屋があったのですが、豊永さんが設計していたハウスのサイズとドンピシャ。CO Blue Centerのコンセプトに意気投合した瞬間があり、お互い「これや!」ってなりました。

東山さんが生まれ育った志摩市にも、日本全国の地方が抱える課題がある。人口減少、少子高齢化、空き家問題などなど。

コワーキングスペースの入り口にはサーフボード

東山さん:自然豊かな国府の浜のロケーションは、サテライトオフィスにするのに最適だという思いがありました。また企業をスタートアップする人は、がんばりすぎて身体を壊すケースもあります。ここで安らぎながら働くことができれば、いろんな職種の人や、地元の人も集まり、新しい何かが生まれると考えています。そうやって地域を再生するには、大きすぎない500人〜1500人くらいの人が暮らす集落が理想です。増え続ける空き家の利活用も含めて、私は国府という地域で検証しています。結果がでれば地方のロールモデルになると思うし、実際にCultiveraの海水農場ハウスとともに人が集まる場の仕組みづくりも合わせて、ジャカルタのジャパンタウンから声を掛けていただいてます。

 

優しい時代の風がそよぐ

FOLKFOLKやCO Blue Centerの運営の他にも、プロデュース業やソーシャルビジネスファンドなど6つの事業を展開する東山さん。廃プラスチックから地域通貨をつくるRE;COINも興味深い仕組みだ。子どもが海で廃プラを拾ってくる。それが廃プラでできたコインに変換される。そのコインが地域で使えれば、子どもたちの目には廃プラはゴミではなく資源に映る。循環が求められるその先にある未来を、発想力でたのしんでいるように思えた。ここで改めてお聞きしたい。発想力の原点とは?

東山さん:個人で事業をはじめて10年間。お金もないし、仲間にも恵まれない嫌な時期もありました。10年前に不満を抱いていた自分に、今ならしてあげられる。自分の若いときと若者を重ねると、苦しんで欲しくないなと思うんです。自分より10歳下の世代が伸びてきたら、地域も変わる。そういう世界を若者に見て欲しいです。

次世代の可能性を話す東山さんを見ていると、思うことがあった。それは東山さんは、自分のやりたいことを中心に、生きているのではないということ。

ロウリュを取り入れた本格的なサウナ

東山さん:自分を主体として好きなことをやっている感じではないです。人と人が繋がってシナジーが生まれる時、それぞれの好奇心が絶頂になる瞬間。この人とこの人がつながったら絶対やばいな、みたいなことに喜びを感じるタイプなんです。

「10年間、嫌なことを積み重ねてきた」と表現する自身の経験をもとに、新しい時代をプロデュースし、地域の可能性を拡げる東山さん。
この10年間で時代は大きく変わったと思う。東山さんはそんな時代の波にトライし続けるサーファーのごとく力をつけてきたのだと感じた。そして新しい時代の波にも挑む。課題が生まれるから、発想が必要となってくる。

ここから歩いて約30秒のところには、サーファーたちが波乗りをたのしむ海がある。

サーフィンをしたり海を眺めては自然を感じ、ハンドドリップコーヒーをじっくり味わう。仕事に集中した後は、サウナや縁側で人と語り合いリフレッシュする。

ドーナツや絵本などもあり、子どもや地域の方々も集っている(娘です)。
CO Blue centerの社用車!?(シブい)

地域と地球を想う環境課題解決型リトリートセンター「CO Blue Center」が、未来をつくる発想が飛び交う場になっているところを想像してみる。するとここに流れている、新しい時代のやわらかな空気の心地良さに、ふと気がついたのでした。

 


 

CO Blue Center
志摩市阿児町国府2920
IN https://www.instagram.com/co.blue.center
FB https://www.facebook.com/co.bluecenter
LINE https://line.me/R/ti/p/@767ntwfv
HP https://co-bluecenter.com

 

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.5.26update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


2525marché

第6回目となる「2525marché」が三重県松阪市にある松阪市中部台運動公園(〒515-0054 三重県松阪市立野町1370)にて、6月4日(日)に開催されます。
キッチンカー、飲食店ブースだけでなく、物販や体験コーナー、手作り市などで約80店舗が出店されます。たくさんのお店が出店されるので、行きたいお店がありすぎて目移りしそうですね!
当日、会場ではビンゴ大会が開かれます。当選者にはなんと「ディズニーランド」「ユニバーサルスタジオジャパン」のペアチケット等の豪華賞品が当たります!家族みんなで「2525marché」お出かけして豪華賞品をゲットしよう!ビンゴカードは当日会場で配布されます。配布枚数は先着600名ですのでお気を付けください。
尚、こちらの「Value Marche」さんのメルマガを登録すると、会場に出店されるお店の情報がいち早くゲット出来ます。
「Value Marche」さんのメルマガ登録はこちらからお願いします▷▷▷https://home.tsuku2.jp/merumaga_register.php?mlscd=0000167856&agt=000011412300

会場案内、イベント内容紹介は「2525marché」公式ホームページをご確認下さい。
https://2525marche.my.canva.site/

【当日のイベントスケジュール】
◎ステージタイムスケジュール
◇10:00〜11:00
⚫︎ステージ出演
パフォーマンスのご紹介
⚫︎スタジオ名
iiwilehua
⚫︎ステージジャンル
フラ、タヒチアン
https://www.instagram.com/p/CsX4j2pJvxc/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

◇11:15〜11:45
⚫︎ステージ出演
パフォーマンスのご紹介
⚫︎スタジオ名
Dance Team Aizu
⚫︎ステージジャンル
オールジャンル
https://www.instagram.com/p/CsXtL61J4oI/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

◇12:00〜13:00
⚫︎ステージ出演
無料レッスン
⚫︎スタジオ名
ヨガスタジオMUKUTA
⚫︎インストラクター氏名
Shizuka,miho
⚫︎ステージジャンル
キッズヨガ&親子ヨガ♪無料レッスン
https://www.instagram.com/p/CsX43XUpM3Q/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

◇13:15〜13:45
⚫︎ステージ出演
演奏のご紹介
⚫︎屋号氏名
香音(かのん)
⚫︎ステージ内容
サックス演奏
https://www.instagram.com/p/Csc5_V7JapJ/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

【2525marché】
日時|6月4日(日)10:00~15:00
場所|松阪市中部台運動公園
〒515-0054 三重県松阪市立野町1370
【2525marché 公式ホームページ】https://2525marche.my.canva.site/

 


希望の園
シルクスクリーンとポストカード、ポスター展

主催者より
安濃古道具店での作品展、5月は希望の園シルクスクリーンとポストカード、ポスター展を開催します。希望の園に所属するアーティストのシルクスクリーン版画やポストカード・ポスターなどの作品を展示販売します。
希望の園とは松阪市を中心に、障がいのあるアーティストの芸術活動を支援するNPO法人です。多くのアーティスト達が様々な芸術活動を行なっており、その活動は市内・県内だけでなく海外にも広がり、多くの反響と感動を生んでいます。また、芸術活動だけでなく地元小・中学校との交流や地域環境美化活動・国際交流などの社会活動も行なっています。
創造活動や社会活動などを通じて人々の個性を育み活かすこと・一人ひとりを豊かにし生活そのものが芸術になること・地域福祉及び文化の増進に寄与することを目指しています。
https://kibounosono.info/
https://www.facebook.com/kibounosono.info/

日時|5/12(金曜)〜5/30(火曜)
12:00〜18:00/Wed&Thu CLOSED

場所|安濃古道具店
https://www.instagram.com/anou_furudougu/
三重県津市安濃町東観音寺51-3 安濃交流会館2F

 


 

笑顔と緑の音楽祭『HAZE SONIC』

主催者より

【趣旨】自然と人を未来につなげる地域や観光のコミニティフィールドとして波瀬で開放する“THE BIG愛LAND”のオープン記念して開催する“笑顔と緑の音楽祭”。県内外からの来場者に魅力ある波瀬の自然の中で開放感や安らぎを感じてもらい、また地元住民と新しい世代や移住者らとの交流の場として今後地域の活気につなげていこうとする。

【テーマ】“波瀬で遊ぼう“
ただただ楽しい集いの場をもち本来の活気や笑顔に溢れよう。

【内容】県内外の音楽アーティストのライブを中心に「村民カラオケ大会」など地元一般参加によるライブや漫才などのステージ。カラオケ大会参加者募集中!自然派な出店内容の地元生産者を中心とした“香肌ゆかいマルシェ”開催。

【日時】2023年5月28日(日) 11:00〜18:00
※前日当日キャンプ可能 ※要予約(info@bigailand.com)

【開場】THE BIG愛LAND (三重県松阪市飯高町波瀬732)
※駐車場は近隣に特設となります。現場にて係員の指示に従い駐車願います。

【入場】無料
※任意でのカンパは募ります。

【出演】山﨑くるみ(松坂) / 枝毛レノン(四日市) / むーのたね(松坂) /Qjapan(大阪) / jamzIp(神戸) / 佐中コーコー(愛知) / SINMO(大阪) / SEiZI/晴志(ソーセージ)(金沢) / 大島圭太(波瀬) / etc…
※地元高校生らに出演打診中。随時facebookイベントページで発表していきます。

【香肌ゆかいマルシェ】のんびり家 / 亀成園 / 幸せの太陽パン / cafe de HAZERU / のぱころ

【地麦酒】グットウルフ麦酒(東吉野村)

お問い合わせ
Facebookイベントページ
https://fb.me/e/uFnuUdP8

 

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記フォームからイベント情報をお寄せください。

掲載申込みフォーム

名古屋から鈴鹿に帰るのに、近鉄ではなく特急南紀で帰ってみた

名古屋から、地元の鈴鹿市に帰る。

いつもなら迷わずに近鉄に乗るけど、たまには、他の方法で帰ってみようと思った。

それで選んだのが、JR東海の「特急南紀」。

特急南紀は伊勢鉄道に乗り入れており、鈴鹿市内では伊勢鉄道・鈴鹿駅に停車する。

なぜ近鉄ではなく特急南紀を選んだのかというと、今の特急南紀の車両がもうすぐ引退するからだ。

現在の「南紀」の車両はキハ85系と呼ばれる特急形気動車で、2023年6月30日に定期運行を終了することが決まっている。キハ85系はJR東海が所有する車両であり、1989年に登場した。

既存の車両が引退するときには、毎回決まって、「お別れの前に乗っておこう」と鉄道ファンが多数押し寄せる。

だから、混雑する前に南紀に乗っておこうと思ったのだ。

ふっかふかの座席。

特急南紀からの車窓には、静かな住宅街や田園風景が広がっており、のどかな雰囲気が漂っている。

田園風景がいい感じ。

伊勢鉄道鈴鹿駅に到着。

子供の頃、ここの駅の雰囲気が少し怖かった。

伊勢鉄道鈴鹿駅。

鈴鹿市には中心駅がどこか分からない問題があり、候補として「伊勢鉄道鈴鹿駅」「近鉄白子駅」「近鉄鈴鹿市駅」「近鉄平田町駅」があるが、その中でも鈴鹿駅は利用者が比較的少ないため、その地域の中心駅としてはやや存在感が薄いのかもしれない。

特急南紀の選択は、近鉄名古屋線とは異なる雰囲気や景色を楽しむ機会を提供してくれた。
地元への帰り道を特別な思い出として心に刻みつつ、これからも鈴鹿市の魅力を再発見していきたいと思う。

伊勢に北海道!?北海道限定の生ビールが飲み放題の店!

夏だ!
ビールだ!
北海道ビールだ!

昨年、2022年11月23〜27日
伊勢の高柳商店街で大好評だった

「北海道フェア」

会場には、ミシュラン掲載のラーメン店、
札幌の有名すし店、函館の焼肉店に加えて
地酒や海産物など13店舗を軒を連ねて
長蛇の人気だった・・

過去形ではないっ!

終わったイベントの自慢話か・・
と思ったあなた!朗報です!

北海道はまだ伊勢にある!

飲屋街でもないところに、ポンと、突然現れる居酒屋。北海道の文字にテンション爆あがり。

「北海道屋台村」
住 所:三重県伊勢市曽祢1丁目12-26(伊勢市駅から徒歩10分)
営業日:月~日、祝日、祝前日 17:30~22:30(L.O.22:00)


今回は、コース料理
一人前5,500円を注文!
※4名から。2時間飲み放題。

大切なことなのでもう一度言う

2時間飲み放題

北海道でしか飲めない
サッポロclassic生ビールが
飲み放題とか信じられない!

はぁはぁ・・我慢できない!
ま、まずは、乾杯!

北海道限定「サッポロclassic」の生ビールを前に嬉しそうな土田氏
くっはぁーーーー!!!!
麦芽100%の素材のうまみ、
高級品種「ファインアロマホップ」
100%使用した上品なホップの香り!

そして、ドイツ古来の醸造法である
短い時間で高温処理し、麦芽本来の
旨みを活かした「ホッホクルツ製法」
によるスッキリとした飲みやすさ!

やばい!スッキリとクセがないから
どんな料理にも合いそうやし、
何杯でも飲んでしまうやつ!

ちなみに、生ビールは1杯650円で
飲み放題単独で2,000円くらいなので

約3杯で元が取れる

そして、ワクワクのコースの始まり!
さて、どんな北海道を食べられるのか?
この北海道ビールに合うのか?

①北海道柿の種3種食べ比べ

一品目は、まさかのお菓子。

北海道限定の柿の種。

手前から
・北海道スープカレー味
・北海道ジンギスカン味
・北海道チーズ味

正直、スープカレー味と
ジンギスカン味の区別がつかないが、

そんなことはどうでもよくて、
ポリポリとほうばった
柿の種をビールで流し込む・・

サッポロclassic生が最高すぎる!

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

②北海道中札内「大袖の舞」枝豆

ただの枝豆だとあなどるな!
北海道の枝豆は、香りが濃い!
またもや、ビールが進むやつ!

しかも、枝豆には、
肝臓のアルコール分解を助ける「メチオニン」
コレステロール値上昇を抑える「レシチン」
が含まれる。

つまり、酒飲みにはもってこいのつまみ!

サッポロclassic生もってこい!

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

③夕張つるちゃんジンギスカン

キター(’∀’)ー!!

わぁー!待ってましたー!
ラム肉の本場ジンギスカン!

ラム肉の野生味ある香り!
ジンギスカン甘辛いタレと
肉の旨みがすべて染み込んだ、
もやし、玉ねぎの美味さ!

これらの濃い味をスッキリとした
サッポロclassic生で流し込む・・

うまーーーー!!
最高ぅーーー!

動画は飯テロすぎるので、
鍋のグツグツ感を見たい人は、
自己責任でダウンロードして下さい(笑)

ジンギスカン(動画)

ジンギスカンのクセとサッパリとした
サッポロclassicとの組み合わせが、
組み合わせが、組み合わせが・・

サッポロclassic生が最高すぎる!

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

④札幌名物ラーメンサラダ

ラーメンサラダとは何かと思っていたが、
サラダ多めの胡麻だれ冷やし中華か!
ジンギスカンの後のサッパリは憎い!

サッパリとしたサラダと
味と旨みの濃いジンギスカンを
交互に食べることで無限に
ジンギスカンが食べ続けられる!

ジンギスカン、ラーメンサラダ、
ジンギスカン、ラーメンサラダ・・

サッポロclassic生の無限コンボ!

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

⑤北海道ザンギ

キター(’∀’)ー!!

ビールのみにとって楽しみな
ジンギスカンと2大巨頭!
待ってました!ザンギ!

皮がザックザクで、
肉の味付けが濃くて、
肉汁溢れるジューシーさ!

うまーーー!!

嗚呼、これぞビールと出会うために
作られた料理!ザンギの罪深さよ!
ビ、ビールが進みすぎる!

サッポロclassic生がススムくん!

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

⑥北海道ほっけスティック

隣の席で食べてて美味しそう・・
と思っていたら、こちらにもキター!!
ほっけは、油がのっていて美味しいけど、
骨が多くて、面倒・・だが、このほっけ
スティックは骨なくて食べやすい!

北海道の、香りも味も濃いほっけの油!
ビールがと、と、と、止まらない

サッポロclassic生が止まりません!

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

⑦うどん(写真なし)

ジンギスカン鍋を食べ終わった後、
鍋を引き取りに来ないな、と思っていたら
締めのうどんやってきた。最高すぎる。

最高すぎてうっかり写真を
撮り忘れてむさぼり食べました。

ジンギスカンの味が染みっ染みの
うどんの美味しさよ!破壊力よ!
帰ってきたジンギスカン!

帰ってきたサッポロclassic生

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

⑧北海道ポテトサラダ

北海道のジャガイモを使い、
明太子が入ったポテトサラダ!
ジャガイモがうまい!

が、この辺でお腹がいっぱい!

なんという量のコースなんだ!
お腹が一杯ではち切れそうになのに、
サッポロclassic生は爽やかで飲めてしまう

レインボーブリッジではなく(踊る大捜査線世代)

サッポロclassic生が封鎖できません!

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

⑨揚げたて北海道ポテトフライ

ジャガイモ王国、北海道!
揚げたて、ザクザク、ホクホクの
リアルポテトチップスにテンションが
上がって、お腹いっぱいにも関わらず、
写真を撮り忘れ、最後の一枚(笑)

お腹が苦しい・・でも、

サッポロclassic生は飲める!

ぷっはぁーー・・♩(゚∀゚)

⑩北海道ミルクレープ

ようやくコースの終了の品!
最後は、サッパリミルクレープ。
凍らせてあるのか、ケーキというより
アイス感覚でサッパリ食べられる。

あーーーー!お腹いっぱい!
胃袋が北海道で満たされました!
ごちそうさまでしたーー!!

まさか、伊勢で北海道限定の
サッポロclassic生ビールが飲めるとは!
しかも、飲み放題とか天国か!

コース料理が美味しすぎて、
7杯くらい飲んでしまいました!

飲み放題でない場合、
650円×7杯=4,550円
(飲みすぎて、ごめんなさい)

ビール好きはぜひ行くべき!

しかも、このお店、北海道土産も
たくさん売っていて、帰りに、
サービスでお土産まで!

おそらく賞味期限が近いお土産なのだろうが、嬉しい。帰っても北海道。

満足すぎる帰り道。

※コース料理の内容は、
時期によって異なります。

しかし、メニューを見ると
まだまだ食べていない北海道が!

・北海道帆立ヒモのチャンジャ
・北海道じゃがバター塩辛のせ
・ウニソースのフライドポテト
・北海道なめらかバニラ

た、食べたい!
そして、飲み放題最高!

サッポロclassic生、最高!

記事を書いてて、また行きたくなった(笑)
目指せ!北海道メニュー全制覇!
必ずまた行きます!屋台村で会おう!

フードメニュー

ドリンクメニュー


「北海道屋台村」
住 所:三重県伊勢市曽祢1丁目12-26(伊勢市駅から徒歩10分)
営業日:月~日、祝日、祝前日 17:30~22:30(L.O.22:00)


北海道限定「サッポロclassic」の生ビールを前に嬉しそうな土田氏
くっはぁーーーー!!!!

国宝・重要文化財を多数展示!親鸞と高田本山の謎を解く in MieMu

三重県総合博物館(MieMu)にて、第33回企画展『親鸞と高田本山 専修寺(せんじゅじ) 国宝からひろがる世界』が開催中だ。
今年令和5年は親鸞聖人の生誕850年の年にあたり、それを記念して『高田本山』所蔵の国宝や重要文化財が一堂に展示されているのだ。

高田本山 専修寺(せんじゅじ) 

ところで県外出身の私にとって『高田本山』ってなに?
という疑問があり、まずは津市にある『高田本山 専修寺』に行ってみた。

東京ドーム約2個分といわれる広い境内には、三重県内で初めて国宝建造物に指定(2017年)された御影堂や如来堂、さらには11棟の重要文化財が建ち並び、荘厳そのもの。

日光東照宮などを手がけた匠集団が6年がかりで完成させたという御影堂や如来堂には、精緻な彫刻や格子状の天井などあちらこちらに意匠が凝らされており、歴史の深さを感じさせられる。

参拝する方の中には若い子たちの姿も!?
『高田本山』は、現在上映中の映画「わたしの幸せな結婚」や「レジェンド&バタフライ(2023年)」、「浅田家!(2020年)」などのロケ地としても有名になりつつあるようだ。御影堂や大玄関、雲幽園などが撮影に使われており、三重県挙げてのPRに『高田本山』も一役買っているという。

事前に『高田本山』へ参拝したおかげで、国宝建造物の素晴らしさが実感できた。が、親鸞聖人についてはなにもわからないまま…三重県総合博物館(MieMu)へ歩を進めた。

 

第33回企画展 開会式セレモニー

三重県総合博物館(MieMu)向かいの三重県総合文化センターに到着してやっと気分が晴れやかになった♪
青空に泳ぐ無数の鯉のぼりとツツジが出迎えてくれたのだ。ちょうど2年前、第28回企画展「やっぱり石が好き!」で訪れた時が思い起こされる。

いざ!開会のセレモニーでは、この時を待っていたとばかりに、宝物の公開を心待ちにされていた真宗高田派の約80名もの関係者が駆けつけて来られた。

 

まずはじめに、一見知事が津市を映画の「聖地に」という抱負を述べられ、それとともに、「今年5月にリニューアルする宝物館」について言及された後、

真宗高田派 法主の常磐井(ときわい)慈祥(じしょう)さんからの挨拶では、「これからは三重県の名所のひとつに専修寺が挙げられる様、県やMieMuとタッグを組んで全国に発信していきたい」と意気込みを話された。

また、三重県総合博物館(MieMu)は来年開館10周年を迎え、三重県の歴史、文化の発信力を高める絶好の機会となるため、今後も文化財の調査研究にさらに努めていくという。

天下人と真宗高田派との関係

そんな中、様々な疑問が浮かぶ…
・三重県と浄土真宗との関係は?
・展示されている「専修寺文書」の中には織田信長の書もあるが、お寺や僧侶と織田信長って敵対関係だったのでは?
中学の歴史の授業で止まったままの私の頭の中は混乱したまま…

今回の展示の目玉!初めての試みの一つが、公開される「重要文化財 専修寺文書」の数の多さだという。

その「専修寺文書」の中に、織田信長などの天下人から送られた書状が含まれているのだ。

 

織田信長禁制(重要文化財)

こちらの朱印状は、日下に有名な「天下布武」の馬蹄形朱印が押されていることから織田信長の禁制であることがわかるという。
日付が天正元年(1573年)10月となっているが、この年の8月に越前の朝倉氏と近江の浅井氏を滅ぼした信長は、翌9月には伊勢長島の一向一揆を攻撃しており、こうした軍事活動にともなってこの禁制が発せられたという。
折しも織田家と本願寺が敵対関係にあることから、専修寺が本願寺とは一線を画し、信長の庇護下にあったことを示しているという。(企画展 関連資料より)

他にも、豊臣秀吉や徳川家康などの天下人からの文書、伊勢をおさめていた北畠具教の養子となった信長の子息、信雄(のぶかつ)からの文書など、次々と戦国武将の文書が湧き出る「専修寺文書」は、歴史好きの方にとっては戦国武将の人となりを知る貴重な資料となっていることは間違いない!

以上、どの「専修寺文書」からも、戦火の際には武士達に「境内で狼藉をはたらいてはならぬ」という禁制を出してもらえるほど、天下人たちから庇護されている『高田本山』の立ち場が明らかだ。
また、秀吉に至っては『専修寺』に350石を寄付する朱印状も残されているのだ(展示No.83)。

「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
の句にもあるような残虐非道で、比叡山延暦寺焼き討ちのような宗教嫌いの信長像を植え付けられてきた私にとって、これらの展示はかなり意外なものであった。

さらには、「専修寺文書」には天皇からの文書などもあり、格式の高さがうかがえる。

親鸞像に迫る

次に紹介する文書「観阿弥陀経集註」は、親鸞が京都吉水にいた時代にしたためた文書を曾孫である本願寺覚如の長子存覚(玄孫)が原本を忠実に書写したものである。親鸞の自筆の原本(国宝)は西本願寺に残されているという。

観阿弥陀経集註

親鸞は29歳のとき、それまで20年間の比叡山での修行をやめ、京都吉水の法然門下に参入しており、この文書はその頃のものである。中央へお経を書写し、天地や行間、紙背になどあらゆる余白に、経文に対応する注釈を細字で加えており、若き日の親鸞のきびしい研鑽の様子がうかがえる貴重な資料だという。さらに、本文には朱で区切り点や読誦のための声点(しょうてん)が付けられており、何度も読み返し、研究していた様子がうかがえる。

 

一方、親鸞80代のときに自らが執筆した「西方指南抄(国宝)」は法然の教えなどが書かれた文書である。

晩年になって法然との日々を思い起こしながら執筆されているのだが、親鸞の生き方そのものを変えた法然からの法話がこの「西方指南抄(国宝)」におさめられているという。師匠と門弟が向かい合って学ぶ姿が垣間見える気がするのは私だけではないはずである。

西方指南抄(国宝)
西方指南抄(国宝)

そんな中、師弟関係の至福の時間に終止符を打つ突然勃発した大事件が「承元の法難」である。法然たちの一門は、比叡山をはじめとした既存仏教界と朝廷から、専修念仏を禁止され、師と共に僧籍をはく奪された上、法然は讃岐国へ、親鸞は越後国へと流罪となってしまうのだ。
無実の罪で引き裂かれたからこそ、より一層、人生の終止符を打とうとするその時になっても師への思い、師からの大切な法話を書き記す一途で純粋な親鸞の姿がうかがえる。

また、60歳過ぎに生まれ故郷の京都に戻った親鸞だが、関東に遺した門弟にわかりやすく教えを歌にした「三帖和讃(国宝)」も、師弟関係を大切にした親鸞の人となりがわかる貴重な資料といえよう。遠くにいる門弟たちに教えをわかりやすく説くために、心を尽くした親鸞の様子をそのままに今に伝える至宝となっているという。

離れた関東の門弟の間には様々な疑問が起こり、動揺が走ることも多々あったという。親鸞はこうした行動を是正するために、心を尽くして門弟に様々な教えを伝えたに違いない。

常に人々の側にいて、もがき苦しみながら阿弥陀仏を信じることにかけた親鸞の生涯は90歳をもって幕を閉じた。

果たして、親鸞聖人の素顔に迫れたのだろうか!?

三重県指定有形文化財 親鸞聖人坐像

親鸞については、知れば知るほどさらなる謎が浮かび上がり、あらたな謎が深まるばかりである。
また、天下人と高田本山との関連性、三重県との関わりについてもまだわからないことばかりだ。しかし、850年前から人々を引き付けてやまない、いまもなお続くドラマの一部を垣間見ることができた。

教科書で学んだつもりでいた知識や、スマホで検索してわかった気になっていた解説も、本当の姿からはほど遠く、実際に足を運んだからこそ、親鸞の思いそのものに触れ、歴史を肌で感じ、自分の視野を広げることができた。

6月末から7月にかけて見ごろを迎える『高田本山』の蓮の花は、その数35種100株以上あり、境内をやさしく彩るという。次は、初夏の季節に蓮の花が彩る『高田本山』に足を運びたい。足を運ぶたびに親鸞像が鮮明に色濃くなって目の前に現れ、生きる指標となり導いてくれくるだろう。

 


 

 三重県総合博物館 第33回企画展
『親鸞と高田本山
  専修寺 国宝からひろがる世界』

開催期間 令和5年4月22日(土)~6月18日(日)
開催時間 9時~17時(最終入場 16時半)

休館日 毎週月曜日
※期間中に展示替えを行います。
詳しくは三重県総合博物館HPでご確認ください。→https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/p0031300084.htm

会場 三重県総合博物館3階 企画展示室
住所 三重県津市一身田上津部田3060

観覧料 【企画展のみ】一般 800円 学生 480円 高校生以下無料
【基本展示室とのセット券】
一般 1,050円 学生 630円 高校生以下無料

展示資料点数 102件222点

TEL 059-228-2283

アクセスはこちらをご参照ください

 

藤原岳がエベレストに見えてきた?!

ちょっと前から私のトレランのトレーニング場所として藤原岳の往復というのをやるようになりました。以前友だちが藤原岳3往復したという話を聞いて、そんなすごい事できるの?出来たらかっこいいんじゃない?!って思いだした。当時友だちを誘って初挑戦したのですが、2往復の下りでよたよたになってて足をくじいてしまい3回往復なんてこりゃ無理だと断念。

でもどうしても3往復やってみたいから計画をしっかりし、装備も考えてやってみたら3往復出来た!3往復目が丁度昼時ですれ違う人とさっき会いましたよね?!って話で、3回目ですと話すと皆さん驚いてくれてすごく楽しくなる。こりゃ楽しいなと4往復もやって終わってみたらまだ余力があるのかも?って思って今回5回往復藤原岳に挑戦してみることに。

藤原岳一回目

そう!5回藤原岳を往復しようとすると夜中から出発しないと行けないんです。
非常に寒いので手袋もして防寒具もしっかり着込んでの出発。前日の夜10時から登りはじめました。

夜景

四日市方面の夜景が綺麗に見えます。

一回目

無事一回目の山頂到着。予定より少し早く2時間で到着。この往復で重要なのが最初から最後まで同じペースで登らないと疲れてしまうので、心拍数も上がらないゆっくりしたペースをキープして登る。

月

 

この日は天気もよくスマホでもこんなにキレイに月が撮影できました。

 

2度目

 

1時間で降りて来てまた二回目のスタート。

まだ真っ暗。

夜景

周りの景色は何も見えないですが森を抜けたところで町の灯りが綺麗に見えるのが感動。

2度目

2度目の山頂。

またすぐおります。

3度目

パンをかじりながらの3度目スタート。

 

夜明け

段々夜明けだ!

手前の小さな山が多度山です。その向こうから太陽が昇ってきた!

太陽を全身に浴びると体が温かくなってきてパワーを感じる。

しか

何度も鹿さん達と遭遇。向こうも警戒してこちらをチラミ。

山頂

山頂が近くなってきて太陽も高くなって行く。

3度目

3度目の山頂!

おにぎりをほおばりながら下って行くとします。

そろそろ登山者とご挨拶できるかな?

雲海

 

雲海の向こうに山が見えて幻想的でキレイ。この時間しかこういった景色が見えないので貴重です。

四回目

 

すっかり明るくなっての四回目のスタート。

今まで真っ暗の山道を登ってたので4回目なのに1回目の気分でこんな所を歩いてたんだーと新鮮な気持ちで4回目が始まります。もうこんなに明るくなると沢山の登山者がいるのでしっかり元気に挨拶をしてと。これには訳がありまして詳しくは後ほど。

 

2023-03-30 08.46.45  2023-03-30 08.55.51

2023-03-30 09.09.58

 

明るくなって野草が沢山ある事に4回目にしてやっと気が付く。
藤原岳と言えば福寿草。福寿草の花言葉は「幸せを招く・永久の幸福」ということでこれを見れると幸せな気分に。

4回目 4回目

おにぎりをほおばりながらの4回目。太陽がギラギラ眩しくちと辛い。

5回目

 

そして5回目これで最後かと思うと普通なら辛いと思うのですが、この藤原岳往復は最後が1番楽しい仕掛けにしてるんです。丁度昼前位からスタートすると、これから登る方はいないのです。そう!登山はだいたい昼に山頂でご飯を食べておりてくるのがだいたいのパターン。だから今まですれ違う人に全員に元気に挨拶している前振りがあるおかげで、またその方々とご挨拶が出来るって事です。

ワクワクの5回目スタート!

 

熊

同じ所登ってるのにやっと気が付いたこれ。

これってもしかしてクマさんの自己主張のお印?藤原でも出るのかな?

5回目

てな訳で5回目の藤原岳山頂!

安売りの粒あんパンをほおばりながら。

 

 

 

5回目

 

やったー!

晴天で最高の景色で5回登った!

この5回目登る時はほとんどの方が向から声かけてくれて

「さっきも登ってましたよね?」

「2回目です??」

と話しかけられるんですが、私は

「5回目です!」

と答えると皆さんどっひゃーって顔になってそれを見るのが楽しくなって藤原おかわり登山はやめられない。想定外の答えって面白すぎる。

そしてこの5回目が一番楽しい証拠に、それまでの4回より一番早くこなしているんですよ。だってさっき会った人に挨拶したいから早くおりないと会えないじゃない!って。

 

5回

これが実際の登山データ。キレイに5つ山が出来た。

距離43.12 km
タイム16:27:52
総上昇量5,057 m
このデータを見た友だちがこれってエベレスティングのハーフの申請できるんじゃない?って。エベレスティングってなに?
累積標高がエベレストと同じ8,848mに達するまで坂を登り下りするワールドワイドチャレンジ
そう。ロードバイクで累積標高をエベレストの高さになるためにやり続ける競技。それのランでハーフでも申請できるというのでやってみた。
evelest
 無事申請できました!
自転車でやる人が多いけどトレランでやる人は少ないみたい。自転車は下りはこがずに楽に下りれるけど、ランだと下りで膝のダメージがキツイのでヘビーみたい。

 と言うことで、9回藤原岳を往復するとエベレストの標高を制覇してエベレスティングの殿堂入りが出来るみたいなので挑戦してみたくなってきたぞ?誰か一緒に藤原岳でエベレスト登山一緒にやりません?

 

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.5.12update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


GREEN FESTIVAL 2023

主催者より
4年ぶりとなる久居のローカルフェス『GREEN FESTIVAL』を5月13日に開催します。
GREEN CAFE(マルシェ)のお店やACOUSTIC MUSICの出演アーティストなどの詳細は公式サイトにてぜひチェックしてください(^ ^)
そして!今回のスペシャルゲストは!
アン・サリーさんですっ!
2001年のデビュー以来、そのやさしくあたたかい歌声と、透明感のある独特な存在感で、ジャズやボサノバなどジャンルを超えて数多くの音楽ファンを魅了してきました。
まさかGREEN FESTIVALでのライブが実現するとは、夢のようです。
開催まであと少し。メンバーも準備に追われています。ボランティアスタッフもまだまだ募集しています!
ぜひ、みんなでGREEN FESTIVALをつくりましょう!
ボランティア申し込みも含め、詳細は下記GREEN FESTIVAL 公式サイトにて!
どうぞよろしくお願いいたしますっ!

日時|2023年5月13日 15時〜21時

場所|緑の風公園(近鉄久居駅東口すぐ)

詳細|https://greenfes.org/

 


希望の園
シルクスクリーンとポストカード、ポスター展

主催者より
安濃古道具店での作品展、5月は希望の園シルクスクリーンとポストカード、ポスター展を開催します。希望の園に所属するアーティストのシルクスクリーン版画やポストカード・ポスターなどの作品を展示販売します。
希望の園とは松阪市を中心に、障がいのあるアーティストの芸術活動を支援するNPO法人です。多くのアーティスト達が様々な芸術活動を行なっており、その活動は市内・県内だけでなく海外にも広がり、多くの反響と感動を生んでいます。また、芸術活動だけでなく地元小・中学校との交流や地域環境美化活動・国際交流などの社会活動も行なっています。
創造活動や社会活動などを通じて人々の個性を育み活かすこと・一人ひとりを豊かにし生活そのものが芸術になること・地域福祉及び文化の増進に寄与することを目指しています。
https://kibounosono.info/
https://www.facebook.com/kibounosono.info/

日時|5/12(金曜)〜5/30(火曜)
12:00〜18:00/Wed&Thu CLOSED

場所|安濃古道具店
https://www.instagram.com/anou_furudougu/
三重県津市安濃町東観音寺51-3 安濃交流会館2F

 

 


ココカランポ#2

主催者より
作家デビュー100年!
怪奇・推理小説作家の巨匠、江戸川乱歩の生誕地である三重県名張市にて彼の代表作のリーディング公演『ココカランポ』の第二回目が開催決定。
今回は石川県金沢市を拠点に置く、俳優・演出・脚本家「西本 浩明」と舞踏家「松本 拓也」による「芋虫」を上演。
朗読劇を超えた俳優✕舞踏家による表現に注目。

怪奇・推理小説作家の巨匠として知られる江戸川乱歩。彼のルーツである三重県名張市にてリーディング公演イベント『ココカランポ』の第二回目が開催される。
1894年、三重県名賀郡名張町(現・名張市)に平井家の長男として誕生した太郎はのちの江戸川乱歩となるが、残念ながら名張が生誕地であることはあまり広く知られてはいない。
今年は「平井太郎」が作家デビューし、「江戸川乱歩」になってから100周年となる年。
その記念すべき年に合わせて、昨年秋の第一回公演「赤い部屋」に引き続き、地元の有志たちによる実行委員会が全国から選りすぐった実力派の演劇人を誘致し、乱歩作品のリーディング公演の開催を企画。
また公演にあわせ、乱歩が生まれた時代の風情を残す名張の旧町の散策ツアーを行い、街の魅力を再発見、「江戸川乱歩生誕地」という事実を全国にあらためてPRしようというイベントだ。
今回は金沢を拠点に活動する俳優「西本 浩明」と舞踏家「松本 拓也」による「芋虫」(作・江戸川乱歩)を上演。
怪人二十面相や少年探偵団のようなステレオタイプな「乱歩」とは違う問題作を演劇×舞踏によって表現する演出に注目である。
乱歩作品がもつ退廃的な世界感に触れながら、彼が生まれた街で彼の息吹を感じてみてはいかがだろうか。

□出演:西本 浩明 松本 拓也
□演目:「芋虫」(作・江戸川乱歩)
□開催日:2023年5月13日(土)
□会場
名張市 旧細川邸やなせ宿
〒518-0727 三重県名張市新町136
http://www.yanase-shuku.com/

□昼公演
13:00 開場
13:30 開演

□夜公演
18:30 開場
19:00 開演

□ココカランポ実行委員長による町家散策ツアー
※事前予約制無料
15:30-17:00(予定)

□チケット料金
大人    ¥2500
学生    ¥1000
名張市民割 ¥2000
※未就学児の入場不可

□チケット予約
予約フォーム
https://forms.gle/bekxZvJy8p31uuYw9

古書からすうり店頭または電話受付
〒518-0717 三重県名張市中町363
0595-41-1578

□URL
Twitter:https://twitter.com/kococaranpo
Instagram:https://www.instagram.com/kococaranpo/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100083834486738

□主催
ココカランポ実行委員会

□お問い合わせ
kococaranpo.nabari@gmail.com

□協力
特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ

□後援
名張市 名張市教育委員会

□助成
公益財団法人岡田文化財団

 


 

笑顔と緑の音楽祭『HAZE SONIC』

主催者より

【趣旨】自然と人を未来につなげる地域や観光のコミニティフィールドとして波瀬で開放する“THE BIG愛LAND”のオープン記念して開催する“笑顔と緑の音楽祭”。県内外からの来場者に魅力ある波瀬の自然の中で開放感や安らぎを感じてもらい、また地元住民と新しい世代や移住者らとの交流の場として今後地域の活気につなげていこうとする。

【テーマ】“波瀬で遊ぼう“
ただただ楽しい集いの場をもち本来の活気や笑顔に溢れよう。

【内容】県内外の音楽アーティストのライブを中心に「村民カラオケ大会」など地元一般参加によるライブや漫才などのステージ。カラオケ大会参加者募集中!自然派な出店内容の地元生産者を中心とした“香肌ゆかいマルシェ”開催。

【日時】2023年5月28日(日) 11:00〜18:00
※前日当日キャンプ可能 ※要予約(info@bigailand.com)

【開場】THE BIG愛LAND (三重県松阪市飯高町波瀬732)
※駐車場は近隣に特設となります。現場にて係員の指示に従い駐車願います。

【入場】無料
※任意でのカンパは募ります。

【出演】山﨑くるみ(松坂) / 枝毛レノン(四日市) / むーのたね(松坂) /Qjapan(大阪) / jamzIp(神戸) / 佐中コーコー(愛知) / SINMO(大阪) / SEiZI/晴志(ソーセージ)(金沢) / 大島圭太(波瀬) / etc…
※地元高校生らに出演打診中。随時facebookイベントページで発表していきます。

【香肌ゆかいマルシェ】のんびり家 / 亀成園 / 幸せの太陽パン / cafe de HAZERU / のぱころ

【地麦酒】グットウルフ麦酒(東吉野村)

お問い合わせ
Facebookイベントページ
https://fb.me/e/uFnuUdP8

 

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記フォームからイベント情報をお寄せください。

掲載申込みフォーム

アウトドアデビューしたい人必見!キャンプスタイルの宿やまがらがオススメの理由@大台町

新緑がきれいで、外で過ごすのが気持ちいい季節ですね。
お弁当持って出かけたり、
バーベキューしたくなったりしませんか?
そして今や空前のキャンプブーム!
今更始められない?でも、今だから始めたい人も多いのでは?

キャンプは虫が苦手だから無理・・とか、小さな子がいるから無理・・と思ったりしてませんか?

今回はそんなモヤモヤを抱える方にピッタリの宿を紹介します!

 

伊勢から車で約1時間半。

あと少し早かったら、ピンク色の桜並木をたくさん見れたのに!と思いながら、山の方に山の方に車を進ませ大台町の道の駅に寄り道し、最後の買い出しを済ませます。
対向車来たらやだな・・というくらいの細い道を経て、たどりついたのは、古民家を改装した、キャンプスタイルの宿やまがら。

ここは一棟貸しの宿。

築100年近い古民家をリノベーションし、地元の木材を使用した木の温かみが感じられるキッチン兼リビングと、清潔感ある寝室。
庭にはウッドデッキと焚き火スペースがあり、キャンプ気分でテントを張りたい人と室内で眠りたい人が一緒に楽しめるスタイルの宿です。


昨年、姉に子供が産まれました。
私にとっては初めての姪っ子。
その小さくて今にも壊れそうだった赤ちゃんも、今や一人でてってと歩き回り、連れて出かけるのは一苦労。・・でも、一緒にでかけたいよね。
ということで、この宿を予約しました。

 

到着後、荷物を下ろすのもそこそこにまずは探検。笑

エアコン付のキッチン兼リビングには大きな机と、ハンモックのようにゆらゆら楽しめるアウトドアチェアー。薪ストーブもありました。
キッチンには冷蔵庫・IHクッキングヒーター・電子レンジ・ケトル・炊飯器・トースター・箸・食器類・スプーン・フォークなど。

基本的には6名分の準備ですので、それより大人数で行く場合は持ち込みとなります。

 

寝室にはベッド4台とコールマンのエアベット2台。
こちらにもエアコンあります。
布団の用意も6名分までなので7人以上の宿泊の場合、寝具等は持ち込みとなります。

今回は大人8人+幼児1人だったのですが、本気のキャンパーがいたので不足分寝具などの準備はお任せ。

こちらは持ち込んだエアベット。今のキャンプ道具は種類が豊富!

お風呂は懐かしいタイル張り、トイレは洋式です。

 

と、ここでそろそろ「ご飯だよー」の声が。
お昼は簡単にカップラーメンです。
お腹を満たして準備して、早めにお肉を焼き始める作戦。

普段あまり食べないけど、たまにみんなで食べると美味しいんだな。

 

縁側のピアノの鍵盤のような塗装が可愛い。
ここからウッドデッキへの出入りが簡単にできます。
この大きなウッドデッキが、最高でした!

バーベキューを楽しむ事ができるのはもちろんですが、公園で遊ぶような簡単なおもちゃを使い大人も身体を使って楽しめます。
例えば雨あがりの地面がまだ湿っている時でも、このウッドデッキで外遊びが可能です。

 

そんな感じで私が宿内を探検中(ただのサボり?)母は持ってきた食材を片付けお肉を準備し、姉夫婦は子どもから目を離す事なく、父や妹達は机や椅子、BBQの道具の準備をしてくれてました(ありがとう!)

ウッドデッキから少し離れた場所に焚き火スペースが。

 

お肉を焼くにはまだ早いと思っていたら、ポツポツーー。

山の天気は変わりやすいというが、その通り。
(ちなみにお邪魔したのは4月上旬。
天気がイマイチだったせいもあるけど、予想より寒くてダウン必須でした。)

 

ならば!と、ここに来て体験したかったアクティビティのひとつ「珈琲焙煎体験」をやることに。

冷蔵庫内に真空状態で保存された生豆を購入し、焙煎機をカセットコンロにセットし、緑色の草っぽい香りの、まだずっしりと重い生豆を焙煎機に入れ中火にかけます。

15分〜20分ほどかかるそうで、ちょっと長いかな?と思いつつも、急いでいるわけでもないので姉と久々のおしゃべりをしながらくるくる回し続けます。

段々と香りが変化してパチパチと小さな音が聞こえ出すと、ほんのり野菜を炒めた時のようないい香りがしてきます。
その内に、コーヒーの周りの薄い皮(チャフといいます)がカセットコンロの周りに羽ばたくように飛び散るのでご注意を。

最初より回し心地もカラカラ軽くなってきます。

そうして、見た目にも分かるくらい色と香りが変化したところで火を止め、一箇所に熱が入りすぎるのを防ぐためにもうしばらく回し続けます。

焙煎終了後の色の変化は一目瞭然。
一つ一つのお豆のサイズも少し大きくなってます。

横では妹がランタンにガスを入れてくれてます。

 

その間に抽出の為にケトルでお湯を沸かしながら、サーバーとドリッパーを準備。

ミルは手動と電動どちらも用意されてたので電動の方を使い、コーヒーを淹れていきます。
焙煎が終わったばかりのお豆にお湯を注ぐともこもこっ!と膨らみ、良い香りが漂います。(本当はもう少し冷やしてからと教えてもらったけど、待てなかった。笑)

ここで抽出の湯量を計測する計りや、電気ケトル以外にコーヒーを抽出する用の口の細いケトルまで用意してくれてあったのが、私的にポイント高い◎!
コーヒー焙煎体験を、最後まで楽しめる心遣いがいっぱいでした。
味は少しあっさりしていて、苦味がなく、ちょっと薄い感じもしましたが飲みやすく美味しかったです!

コーヒー好きなので、レポートに熱が入ってしまいましたが、初めての焙煎体験はとっても楽しかったです。

 

 

日が傾き気温も下がってきたので、焚き火とBBQのスタートです。

今回は事前に下味のつけたお肉をそれぞれジップロックに入れ、スープに使う野菜は刻んで、現場での調理を楽にする為に準備万端にしてやってきました。
が、包丁やまな板の調理器具類も充実しているのでここにきてから調理することも十分可能です。

 

それにしても大人8人分(メンズ4人含)のお肉の量って、想像するのが難しい。
焚き火の方では、さつま芋とじゃが芋を焼き始めました。

そしてここで、もう1つ楽しみにしていたのが「燻製体験」。
地元の木を使った燻製機とチップがあり、チップを購入すれば燻製体験が始められます。

今回はゆで卵とチーズ、あとナッツの燻製を作ろうと燻製機の中の網に並べ、一番下の段に火をつけた炭を置き、その上に燻製チップをかけて煙で燻していきます。

レクチャーしてもらったけど、これがなかなか難しい!

燻製チップをかけることで酸素に触れなくなるのか、火が何度も消えてしまい、なかなかうまくいかず。

気になって何度も見に行く私。

何度も燻製機を見に行っては火を付け直し、やーっとチーズや卵の見た目に変化が。口に入れた瞬間にほんのり燻製の香りが広がり、燻製になってなくもない・・けど、もっと上手にできそう。
またリベンジしたいです。

そうそう、かつお節屋なのでこんなこともやってみました。
野点ならぬ・・野削り?

焼き上がったほくほくのじゃがいもに、削り立てのかつお節とバターと醤油をかけていただきます!これは間違いなく、反則級の美味しさ!

お肉を食べて、焚き火にあたって、お酒もすすんで、会話も弾む。
周囲には人が住んでいないそうなので、子どもが泣いても、気持ちよくなって歌いだしても、遅い時間まで遠慮無く楽しむことができました。

わが家のキャンプの定番メニュー鮭のホイル焼き。

夜の星がすごくきれい!唯一撮れた1枚!

 

 

夜が明けてからは各自、思い思いの時間をすごします。

焚き火をたく人・・自然の音を録りに行く人・・
のんびり朝ご飯を食べる人・・ひたすら眠る人・・

フィールドレコーディング。こんな事するのはogurock しかいません。

 

そんな時間に過ごしてる間に、やまがらの良かった所を聞いてみました!

・古民家を上手に改装しており清潔感があり、おしゃれな空間になっている。

・人の目を気にせずに思いっきり楽しめる。

・自然の中で非日常を味わえる。

・BBQや焚き火などキャンプの楽しみを満喫しつつ、家の中で過ごせるリラックス感も味わえるのが良い。暑い季節や寒い季節もキャンプ気分を楽しめる。

・焙煎体験や燻製体験など雨の日でも楽しめるアクティビティが準備されてるのが嬉しかった!

・紙皿や割り箸じゃなくて、スノーピークのマグや食器が使えるのでこれからキャンプを始めたい人が体験できるのがよい!

このマグ、温かさが本当に長持ちしてびっくり!

小さな子どもを連れて行き感じた点は、絶対に目を離してはダメということでした。
(ここに限ったことではないですが。)

古民家なので土間と床に高低差があったり、ウッドデッキの角や焚き火。
庭に大きめの枝があったり、自然豊かな場所だからこそ、当たり前に危険な箇所もあることを、大人がしっかり理解しておく事が重要だと感じました。

(ちなみに今回は火も使用するので幼児用ハーネスというのを使いました。光るペンライトを背中につけて、暗闇でもどこにいるかすぐわかるように。)

初めてのキャンプデビューでした。

 

このキャンプスタイルの宿やまがらを運営するのは株式会社ロカ。

代表の野呂直宏さんは大台町(旧宮川村)に生まれ、大台町の職員として町の観光事業や過疎化対策の移住政策などの業務を担当されていたそうです。
その後、就職して25年の節目に退職し、一念発起して2020年㈱ロカを設立。
大台町の自然の中で遊ぶことで、日頃の疲れやストレスを「ろ過」できるアクティビティの提供を目指し、会社名にも用いたそう。

今回は体験できませんでしたが、水上のアクティビティも豊富でバイクSUPやステップSUPなどが体験できます。

また、今年になってからボルダリングジムとキャンプを掛け合わせた宿「かわせみ」もオープンされたそうで、今はこの近くで3件目の宿をリフォーム中。
宿泊のお客さんがいる時は、宿から5分ほどの場所で寝泊まりされているそうで、近くにいてくださると聞いて安心しました。

3件目の宿について、野呂さんはこう話してくれました。

「ダムに沈んでしまった村の方が、営んでいた旅館を復活させようとしています。
旅館を改修中、ダムの下に眠る集落の写真も見つかりました。

この場所が、いまはダムとなっている。

沈んだ村の上でサップをして遊び、残してくれた旅館で眠る。
口を揃えて『ダムが無ければ』と過疎になった集落を眺めながら語る老人達もいますが、ダムを活用したビジネスや観光事業で、大台町に関係する人口が増え、若者が都会からここに移り住んでくれたら、私の役目は終わりかな。って思ってます。」

ダムが出来上がるまでに、きっと色んなストーリーがあったんだろうと、胸がきゅっとなる思いでした。
次の宿ができあがったら、またゆっくりお話を聞かせていただきたいです。


今まで知らなかった場所も、楽しい時間を過ごしたり、その土地にまつわるストーリーを聞くと急に親近感が湧いてきませんか?

「ここにくる理由」となる宿や体験は、確実に、この土地と関わりたい!という人を増やすキッカケになると感じました。

 


キャンプスタイルの宿 やまがら
三重県多気郡大台町久豆477-3
 TEL:070ー1849ー9842(8:00-17:00)
https://www.rocaroca.jp
LINE : rocaroca.odai



三重県民的大NEWS!ベビースターラーメン専用日本酒「若エビスタ~」を飲んでみた!@津×伊賀

ここ数日のニュースでご存知の方も多いかもしれませんが、三重県を代表する企業・おやつカンパニー(津市/手島文雄社長)と、今年創業170年を迎えた酒蔵・若戎酒造(伊賀市/重藤邦子社長)の2社による三重県コラボ商品が実現しました!

 

純米吟醸 若エビスタ~/おやつカンパニー提供写真

 

おやつカンパニーの看板商品「ベビースターラーメン」と一緒に楽しむことをテーマに醸された日本酒が4月18日「三重県民の日」に発売になったということで、伊賀市阿保にある若戎酒造へ伺いました。

 

 

若戎酒造は、近鉄大阪線「青山町駅」から徒歩約5分。こちらは事務所で、敷地内に酒蔵、直営ショップがあります。

事務所に入ると正面には、今回のコラボ商品のディスプレイがドーン!!!

 

子どもの頃から慣れ親しんだ「ベビースターラーメン」と、大人になって慣れ親しんだ「若戎」のお酒が一緒に並んでいるパラダイス感。ワクワクがとまりません。

さっそく若戎酒造の重藤邦子社長に今回のコラボの経緯をお伺いしました。

若戎酒造・重藤邦子社長

きっかけはなんとTwitter。

かねてから「ベビースターラーメン」が好きで食べていた重藤社長が、#麺文字(ベビースターの麺を並べてつくる文字)に挑戦して投稿したところ、おやつカンパニーからの反応があったそうです。

若戎酒造Twitter投稿画像より引用

 

おやつカンパニーは「おやつの常識にとらわれず挑戦し続けるベビースターラーメン」ならではのコラボ商品をこれまでも、さまざまな業種と繰り広げてきた歴史があり、お酒で言えばすでに「ベビール」や麦焼酎「ベビースター酎」などがあり、今回のコラボは第22弾になるそう。

すでに多くの酒飲みの方はお気づきだと思いますが、ベビースターラーメンは子供の「おやつ」であり、大人の「おつまみ」なのです。

昨年8月のTwitter投稿をうけて、両社はすぐさま「ベビースターラーメンに合う日本酒」づくりに取り組みます。ベビースターラーメンとペアリングすることに重点をおいて、何度も試飲をしながら、味わいをイチから設計。最終的に三重県産「みえのえみ」を原料米とし、酸に特徴がある三重県酵母MK-5を使用し、伊賀青山高原の湧き水で、オール三重にこだわったベビースターのための1本を仕込みました。

 

純米吟醸 若エビスタ~/500ml1,430円(ベビースターラーメンミニ一袋、お楽しみカード付き)

寒い伊賀の冬を越え、2023年春、ベビースター専用日本酒「純米吟醸 若エビスタ~」が完成。

三重県の2社によるコラボということで、4月18日の「三重県民の日」にあわせてリリース。500ml1,430円(ベビースターラーメンミニ一袋、お楽しみカード付き)。

お楽しみカードの中身は、おたのしみ❤

全国5900本のみの限定販売です。

ベビースターラーメンに合う日本酒の味わい。非常に気になりますよね!?ということで、試飲させていただきました。

ベビースターラーメンをまとったパッケージもカワイイ

!!!!!!!!!!

合う!!!「純米吟醸 若エビスタ~」を口に含み、ベビースターラーメンをパクリ。お酒の酸味がベビースターラーメン(チキン味)の香ばしさと旨味と調和して、お互いの旨さ増し増し!そしてキレがいいので、口のなかがサッと流され、またベビースターラーメンを口へ・・・そしてもう一杯・・・。なんともちょうどよく、どちらかが空になるまで口に運んでしまう・・・なるほど、これがペアリングか!と思わずにはいられない。想像以上に相性がよくてびっくりしました。

味の感じ方は人それぞれなので、これは私の感想ですが、ぜひ実際に体感して欲しいです。

若エビスタ~をPRする重藤社長

購入は東海エリアのスーパーや全国の日本名門酒会加盟店など。さらに地酒専門店などでも飲めるそうです。

「創業170年の節目に、ワクワクするお酒が出来上がりました。思いのほか反響があり、蔵の在庫はもうございません。全国の販売店で見かけたらぜひ手にとってみてください。三重県を代表する企業・おやつカンパニーさんとのコラボで、今まで若戎酒造のことを知らなかった方がお酒を飲んでくださるきっかけになれば嬉しいです」と重藤社長。

ベビースターラーメンファンも伊賀酒ファンも見逃せない、今回のコラボ。三重県民であることが誇らしく感じるニュースでした。


■おやつカンパニー/https://www.oyatsu.co.jp/

■若戎酒造/https://www.wakaebis.co.jp/

「根明な友達と潮干狩り」連載エッセイ【ハロー三重県】第34回

ハネサエ.

海に突き出した半島の生まれだけれど、海が好きだったことなんて一度もなかった。
海はいつも荒々しくて辛気臭かったし、きめの細かい砂は衣類の繊維に絡みついて鬱陶しかった。地元の海でしか見たことがない1ミリほどのぞわぞわした虫がウジ虫みたいに足を這いまわるのも気味が悪くて嫌だった。一体あの虫はなんだったんだろう。

*

三重県で最初に暮らした家は車で3分も走れば海に突き当たった。
防風林を抜けるとこじんまりとした小さな海岸があって、ひっそりとした佇まいがかわいいな、と思っていた。
なんだかいろんなことが不安になったとき、ひとりでふらりと訪れてぼうっと海を眺めると安心した。まだまだ土地勘が鈍く、どこへ行くのも不安だった私が自由に拝める、数少ない世界だったのだ。
地元で海を見て大きいと思ったことがなかったのに、あそこの小さな海岸へ行くといつも「ああ、大きいなあ」と思っていた。そのくらいあの頃、私の世界はうんと狭かったのかもしれない。ひとりで行ける場所と言ったら明和のイオンくらいだったから。あの頃、私は下御糸海岸を「私の海」だと思っていた。

あれから10年経って、私の海はたくさん増えた。
なんと言っても三重県は南北に長く海岸線が続いているから、東に向かって車を走らせれば大抵海にぶち当たる。
好きな海はいくつもあるけれど、ここ2年ほどは御殿場海岸が好きだ。
下御糸海岸のような奥ゆかしさはないけれど、パッと明るい感じがするのと、近くに工場らしきものが見えるのが趣があっていいなと思う。あれは日本鋼管だろうか。
御殿場海岸は海水浴の季節に行くと大変な人なので、いつも9月や10月に子どもを連れて思い出したように遊びに行く。退屈を持て余した土曜日の昼頃とか、そんなとき。
貝でも拾ってお散歩を、と思って行くのだけど、大抵気がついたら子どもたちは足を濡らしてはしゃいで、気がついたら跳ね上げた水しぶきで全身が濡れている。けれど、三重県の9月なんてまだまだ温暖だからそれもただ楽しい。
御殿場海岸は遠浅なのがいい。
潮が引いているときに行けば、随分と沖へ向かって歩いたと思ってもまだ足首までしか濡れていない。くるりと海岸を振り返れば、前も後ろも海だらけでびっくりして楽しい。

もちろん、潮が満ちていれば当然それなりに海水浴らしくもなる。
2年前の夏の終わり。夏休みの終わりで退屈した子どもたちと御殿場海岸を眺めに行った。
そこで息子が巨大な流木を発見して、転がして遊んでいるうちに、妙にその流木を気に入ってしまったのだ。
転がしたり眺めたりまたがったりするうちに、その流木に乗って泳ぎ始めた。

流木にまたがって泳ぐ息子を見て、長女や末っ子も真似して流木を探して跨った。私は砂浜に腰かけてただその様子を眺めていたんだけれど、そのうちそれを見ていたよその子どもたちが真似をし始めた。
みんながこぞって流木を引っ張って海に入っていく。
あちこちで流木に跨る子どもが浮いていて、私のすぐ隣では父親の服を引っ張って「あれはどうやってやるの」と訊いている子どももいた。
見ているほうもいい時間だった。

*

先日、その御殿場海岸に潮干狩りに行った。
御殿場海岸と言えば潮干狩り、という人もきっといるくらい、御殿場海岸は潮干狩りで有名な場所でもある。
すぐ迷子になるタイプの子どもを育てているので、極力人混みを避けて生きているのだけど、友人家族が誘ってくれたので、それでは、と勇気を出して赴いた。御殿場海岸の潮干狩りはすごい人だ、という前情報だけは持っていた。
覚悟をして行ったつもりだったけれど、予想を上回るほどの人がいた。それはほとんど、テーマパークで、それも都会のテーマパークで、5分おきくらいに迷子のアナウンスが流れるほど、ほんとうに人だらけだった。
なんせ、長女はマイペースだし、真ん中は後ろを振り返らない。末っ子に関してはなぜなのか、迷子になっても大丈夫!といつだって自信満々で、2歳ごろから迷子になった回数は数えきれない。迷子に慣れ過ぎている。
親はと言えば迷子なんて何度経験しても肝が冷える。心臓が何個あっても足りないので、ほんとにやめていただきたいし、何度もこんこんとお話をしているのだけどどうしてなかなか伝わらない。迷子から生還した成功体験を彼らは積み過ぎている。

さて、溢れる人を見た瞬間、私は貝を探すことなど真っ先に頭から消して、「とにかく子どもを見失わない」が一番の目的になってしまった。
貝なんてぎゅーとらで買えばいい。
下しか見ていない子どもを見失わないでいるほうが、貝を探す何倍も集中力を要するに決まっている。
1か所にまとまっていてくれたらいいものを、子どもたちはそうもいかない。貝を探して下ばかり見ている彼らは迂闊に分散する。
産後間もない友人に代わって連れてきたよその子どももいたので、私が見るべき子どもは全部で5人。彼らの水着の色を脳裏に焼き付けて、常に脳裏の水着と一致する子どもを視界に収め続けるよう努めていた。お察しの通り、海岸にいたほとんどの人が水着らしきものを着ていて、もちろん子どももたくさんいた。ほとんどウォーリーを探すみたいな時間をひたすら過ごした。
眼が少しよくなったかもしれない。

*

そうやって貝を探さず、ひたすらに子どもの水着を追いかけて過ごしたけれど、子どもたちがたくさん貝を獲ってくれたのでバケツの中はそこそこ盛況だった。
獲るだけ獲ったらみんなで階段に腰かけてフランクフルトとおにぎりを食べた。まだまだ貝を獲る人がたくさんあって、彼らを眺めながらお腹を満たした。
御殿場海岸はいつもどこか陽気だ。
人がいるときに行っても、いないときに行っても、いつも明るい感じがする。

私はやっぱり秋の始まりくらいの少し落ち着いた御殿場海岸が好きだから、真夏の御殿場海岸へ行くことはこの先もそうそうないだろう。でも、真夏の陽キャな御殿場海岸が秋頃にすっかり落ち着いて、楽しかった夏の残り香を漂わせているのがまたいいのだ。

御殿場海岸は根明な友達みたいだな、と思っている。

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.4.28update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


 

希望の園
シルクスクリーンとポストカード、ポスター展

主催者より
安濃古道具店での作品展、5月は希望の園シルクスクリーンとポストカード、ポスター展を開催します。希望の園に所属するアーティストのシルクスクリーン版画やポストカード・ポスターなどの作品を展示販売します。
希望の園とは松阪市を中心に、障がいのあるアーティストの芸術活動を支援するNPO法人です。多くのアーティスト達が様々な芸術活動を行なっており、その活動は市内・県内だけでなく海外にも広がり、多くの反響と感動を生んでいます。また、芸術活動だけでなく地元小・中学校との交流や地域環境美化活動・国際交流などの社会活動も行なっています。
創造活動や社会活動などを通じて人々の個性を育み活かすこと・一人ひとりを豊かにし生活そのものが芸術になること・地域福祉及び文化の増進に寄与することを目指しています。
https://kibounosono.info/
https://www.facebook.com/kibounosono.info/

日時|5/12(金曜)〜5/30(火曜)
12:00〜18:00/Wed&Thu CLOSED

場所|安濃古道具店
https://www.instagram.com/anou_furudougu/
三重県津市安濃町東観音寺51-3 安濃交流会館2F

 

 


 

NETWORKS
Live in Mie 2023

主催者より
NETWORKSのライブのご案内です。NETWORKSはテクノやミニマルの要素も感じられる新しいジャズ系のバンドで、ライブ会場に漂う多幸感から多くのファンを魅了しています。
この日、ロビーではライブ専用のマルシェも開設しています。

開催日時
2023年5月3日(祝)
開場18:00/開演18:30

会場
三重県総合文化センター・小ホール

お問い合わせ
hiranokikakusha@gmail.com
(ひらのきかく舎)

 


ココカランポ#2

主催者より
作家デビュー100年!
怪奇・推理小説作家の巨匠、江戸川乱歩の生誕地である三重県名張市にて彼の代表作のリーディング公演『ココカランポ』の第二回目が開催決定。
今回は石川県金沢市を拠点に置く、俳優・演出・脚本家「西本 浩明」と舞踏家「松本 拓也」による「芋虫」を上演。
朗読劇を超えた俳優✕舞踏家による表現に注目。

怪奇・推理小説作家の巨匠として知られる江戸川乱歩。彼のルーツである三重県名張市にてリーディング公演イベント『ココカランポ』の第二回目が開催される。
1894年、三重県名賀郡名張町(現・名張市)に平井家の長男として誕生した太郎はのちの江戸川乱歩となるが、残念ながら名張が生誕地であることはあまり広く知られてはいない。
今年は「平井太郎」が作家デビューし、「江戸川乱歩」になってから100周年となる年。
その記念すべき年に合わせて、昨年秋の第一回公演「赤い部屋」に引き続き、地元の有志たちによる実行委員会が全国から選りすぐった実力派の演劇人を誘致し、乱歩作品のリーディング公演の開催を企画。
また公演にあわせ、乱歩が生まれた時代の風情を残す名張の旧町の散策ツアーを行い、街の魅力を再発見、「江戸川乱歩生誕地」という事実を全国にあらためてPRしようというイベントだ。
今回は金沢を拠点に活動する俳優「西本 浩明」と舞踏家「松本 拓也」による「芋虫」(作・江戸川乱歩)を上演。
怪人二十面相や少年探偵団のようなステレオタイプな「乱歩」とは違う問題作を演劇×舞踏によって表現する演出に注目である。
乱歩作品がもつ退廃的な世界感に触れながら、彼が生まれた街で彼の息吹を感じてみてはいかがだろうか。

□出演:西本 浩明 松本 拓也
□演目:「芋虫」(作・江戸川乱歩)
□開催日:2023年5月13日(土)
□会場
名張市 旧細川邸やなせ宿
〒518-0727 三重県名張市新町136
http://www.yanase-shuku.com/

□昼公演
13:00 開場
13:30 開演

□夜公演
18:30 開場
19:00 開演

□ココカランポ実行委員長による町家散策ツアー
※事前予約制無料
15:30-17:00(予定)

□チケット料金
大人    ¥2500
学生    ¥1000
名張市民割 ¥2000
※未就学児の入場不可

□チケット予約
予約フォーム
https://forms.gle/bekxZvJy8p31uuYw9

古書からすうり店頭または電話受付
〒518-0717 三重県名張市中町363
0595-41-1578

□URL
Twitter:https://twitter.com/kococaranpo
Instagram:https://www.instagram.com/kococaranpo/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100083834486738

□主催
ココカランポ実行委員会

□お問い合わせ
kococaranpo.nabari@gmail.com

□協力
特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ

□後援
名張市 名張市教育委員会

□助成
公益財団法人岡田文化財団

 


 

おかげ横丁「端午の節句」

主催者より
5月5日の端午の節句に合わせ、おかげ横丁では子供の健やかな成長を祈る催事を行います。独楽やけん玉、節句飾りが並ぶ市が立つほか、鎧武者姿での記念撮影もお楽しみいただけます。
また、4日午後5時ごろからは、伝統的な邪気払いの軒菖蒲を設置します。

開催日時
令和 5 年 4 月 29 日(土・昭和の日)~5 月 7 日(日)
10:00~17:00

開催場所
おかげ横丁一帯

お問い合わせ
おかげ横丁総合案内
0596-23-8838

 


 

笑顔と緑の音楽祭『HAZE SONIC』

主催者より

【趣旨】自然と人を未来につなげる地域や観光のコミニティフィールドとして波瀬で開放する“THE BIG愛LAND”のオープン記念して開催する“笑顔と緑の音楽祭”。県内外からの来場者に魅力ある波瀬の自然の中で開放感や安らぎを感じてもらい、また地元住民と新しい世代や移住者らとの交流の場として今後地域の活気につなげていこうとする。

【テーマ】“波瀬で遊ぼう“
ただただ楽しい集いの場をもち本来の活気や笑顔に溢れよう。

【内容】県内外の音楽アーティストのライブを中心に「村民カラオケ大会」など地元一般参加によるライブや漫才などのステージ。カラオケ大会参加者募集中!自然派な出店内容の地元生産者を中心とした“香肌ゆかいマルシェ”開催。

【日時】2023年5月28日(日) 11:00〜18:00
※前日当日キャンプ可能 ※要予約(info@bigailand.com)

【開場】THE BIG愛LAND (三重県松阪市飯高町波瀬732)
※駐車場は近隣に特設となります。現場にて係員の指示に従い駐車願います。

【入場】無料
※任意でのカンパは募ります。

【出演】山﨑くるみ(松坂) / 枝毛レノン(四日市) / むーのたね(松坂) /Qjapan(大阪) / jamzIp(神戸) / 佐中コーコー(愛知) / SINMO(大阪) / SEiZI/晴志(ソーセージ)(金沢) / 大島圭太(波瀬) / etc…
※地元高校生らに出演打診中。随時facebookイベントページで発表していきます。

【香肌ゆかいマルシェ】のんびり家 / 亀成園 / 幸せの太陽パン / cafe de HAZERU / のぱころ

【地麦酒】グットウルフ麦酒(東吉野村)

お問い合わせ
Facebookイベントページ
https://fb.me/e/uFnuUdP8

 


 

伊勢現代美術館・開館20周年記念イベント

主催者より
伊勢現代美術館・開館20周年記念イベントのご案内
日本とヨーロッパ 16名のアーティスト作品によるグループ展、「日本-ヨーロッパ対話型美術展」に関連した2つのイベントを開催します。
​皆様のご参加をお待ちしております。
…………………………………….
❶ オープニング イベント
​…………………………………….
【開催日時】4月8日(土) 14:00〜
【ご参加費】¥500
​■ ポーランドの画家 ミコライ・ポリンスキーによる、展覧会ガイド
■ ピアニスト 下村美佐 による、展覧会から着想を得たインプロヴィゼーション・ピアノLIVE
■ アーティストトーク
​● 入館料が必要となります。(一般 ¥700 / 学生 ¥500 / 小学生以下無料)
● 予約不要 (当日会場にて受付させて頂きます)
● イベント会場ではマスクの着用をお願いします。​
…………………………………….
❷ 作品発表イベント
​…………………………………….
【開催日時】5月4日(木・祝) 14:00〜
【ご参加費】無料
■ マーティン・リッチズによる、音を奏でる作品 “Thinking Machine”の発表
■ ポーランドの画家 ミコライ・ポリンスキーとのアーティストトーク​
​● 本展を以前にご覧頂いたお客様は入館無料 (以前のご来館チケットをご持参ください)
● 上記以外の方のご参加には入館料が必要となります。
● 予約不要 (当日会場にて受付させて頂きます)
● イベント会場ではマスクの着用をお願いします。

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://www.ise-muse.com/event

お問い合わせ
0599-66-1138(伊勢現代美術館)
info@ise-muse.com

 

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記フォームからイベント情報をお寄せください。

掲載申込みフォーム

【陶芸体験】三重県大台町「OLI’S工房」OPEN!フランス人陶芸家による特別な陶芸体験を

フランスから三重県・大台町への移住者、フランス人陶芸家、オリビエ・フックスさんが陶芸体験のできる薪窯工房「OLI’S工房」をオープンしました!

フランス人陶芸家、日本へ

フランス人の父、イギリス人の母を持つオリビエ・フックスさん。

学生時代にフランスの美術専門学校で陶芸を学び、日本の「詫び寂び」といった特有の美意識に惹かれ、1997年に焼き物のまち常滑へ渡ってきました。常滑市陶磁器会館すぐそばに「OLI’S SHOP」を構え自身の焼き物を販売していましたが、中部国際空港セントレアの完成から人口が増え、田舎で暮らしたいと思うように。

妻・美帆さんが三重県鈴鹿市出身であり、実家へも通いやすい田舎であったこと、またオリビエさんの趣味・SUPやカヌーができるフィールド、清流「宮川」の美しさに魅せられたことなどを理由に、2018年に家族で大台町へ移住しました。
JSPA(日本セーフティパドリング協会)認定ガイドでもあるオリビエさん。大雨が降った翌日など、激流の中をガイド仲間で川下り。アウトドアがすぐ間近である大台町での暮らしを楽しんでいるといいます。

日本の伝統技術「焼き締め」

一年ほどかけ、360°山々に囲まれた田園風景の広がる大台町長ケ(なが)という地区に薪窯工房「OLI’S工房」をDIYで構え、作品制作をスタート。

2023年、その工房で陶芸体験ができるようになりました。

焼き物は一般的に、粘土で形成し乾かした後、水の浸透を防ぎ強化するため、光沢の出る「釉薬」をかけて焼かれます。オリビエさんの作品は、釉薬を使わない日本の伝統技術「焼き締め」という作り方。3日間もの間、窯に薪をくべ続け、1200℃を越える高温でしっかり焼き上げます。

体験では体験では「電動ろくろ」か「手びねり」かを選択し、教わりながら粘土を造形していきます。作品は後日オリビエさんにより焼成され、1~3ヶ月で仕上がります。


日本の伝統技術「焼き締め」により現れる土の表情の力強さ。薪が灰になり、窯の火で含まれている成分が溶け出し、作品の表面に現れる美しさ。

ユネスコエコパークのまち大台町の自然の中、フランス人陶芸家、オリビエ・フックスさんの薪窯工房で特別な陶芸体験をお楽しみください。

日本語・英語・フランス語対応。

体験詳細

【料金】税込4,000円(2名様~)
仕上げ作品の追加2点目から+2,000円/1点 ※作品の送料はお客様負担となります。

【定員】2~5名(要相談)
※対象年齢おおむね8歳以上

【予約方法】大台町観光協会へ2日前までにお電話でご予約下さい。
・ご希望日時
・お名前
・人数
・お電話番号
をお伝えください。
TEL.0598-84-1050

【集合場所】奥伊勢テラス(三重県多気郡大台町佐原663-1)
大台町長ケにある「OLI‘S工房」へご案内します。

 

私も「OLI‘S工房」で陶芸を体験してきました。フランスの文化を教わったり、オリビエさんの持ち物だという裏にある山も案内してもらったり…文化交流しながら自然を満喫。

日常を忘れて心も体も解放される、そんなゆったりとした時間を過ごすことができました。自分で作った焼き物は一生の宝物です。

▼OLI’S工房での陶芸体験はこちらの動画でチェック!

俺は江戸っ子に行く。春ブリヤバイ!港町尾鷲で愛される居酒屋。

はじめてこの店に来たのは、仕事で尾鷲に行ったとき。せっかく港町にいるのだから美味しい魚が食べたいと、尾鷲の友人に聞いたらここだった。次にこの店に連れてきてくれたのは、漁協の職員。そして今回も漁協の職員と訪れた。

魚にうるさい地元の人もおすすめする店、江戸っ子。カウンターと奥にはテーブル席、2階には宴会席があるらしい。
店を切り盛りするのは野間 凌さんと祖母の悦子さん。大阪の学校で料理を学んだ凌さんは、祖父が亡くなった後に二代目になった。
カウンターにはお年を召した恰幅のよい常連さん。ビールをグイッと飲み干し、あては刺身。美味しいとも、旨いとも言わずにつまんでいる。そんな港町の日常。

この日は撮影のロケで、夜中に津を出て早朝からベテランカメラマンや若手の映像クリエイターと共に、尾鷲や熊野など東紀州地域の山中を駆け回っていた。体力的にキツい仕事だったが「俺は仕事が終わったら江戸っ子に行く。江戸っ子に行く。江戸っ子に」と呪文のように心のなかで唱え、なんとか踏ん張った。

店に入ると集合時間より15分早く着いたという漁協職員。生ビールを片手に「おすすめは注文しといたから」と心強い言葉。付き出しをつまみながらビールを流し込む。
俺は江戸っ子にいるんだ。
疲れ切っていた意識が、みるみる回復するのを感じる。

尾鷲に来たなら、刺身を食べなければ話にならない。今は3月。東紀州名物の春ブリが採れ始める時期である。

刺し盛りが届くと目配せをし、迷うことなく春ブリをいただく。黒潮に揉まれて脂の乗った産地で食べる春ブリは、旨いとかまずいとか、そういう次元ではない。
震えるレベルだ。
残念ながら同席している動画クリエイターは刺身が苦手。いや、答志島トロさわら、あのりふぐ、伊勢まだいの刺身は、過去にロケで食べて感動していた(高級魚はイケる!?)。ならば尾鷲の春ブリはイケるのか?
「カツオみたいな味ですか?それは無理かも・・」
カツオに失礼ではないかと突っ込みたくなるが、すかさず漁協職員は
「ええから、喰ってみ。ええから」
とすすめる。
「めっちゃ旨いです!なんすか?これ!めっちゃ旨い!」
ちなみに若い彼は語彙力こそないが、映像を作らせたら大手企業も呻らせる実力派。

アジのなめろう、アヒージョと、酒が進めば会話も弾む。今日あったできごと、最近の尾鷲での話題。なつかしい共通の友人のこと。話は尽きることがない。

3月といえば同じく、東紀州の紀北町で採れる幻の牡蠣「渡利がき」のシーズンでもある。海水と淡水の間にある汽水域で育つ渡利がきは、牡蠣独特の雑味がなくクリアな味わい。

フライにすると熱が加わり、クリーミーな食感と旨味が凝縮される。
うん!旨い!

この日、店を予約したときに注文していたのが、こちらも尾鷲名物のガスエビ。足が早く、痛みやすいので地元以外ではあまり出回らない海老の一種。噛みしめると溢れる、甘エビのような甘味と濃厚な旨味。
やはり!旨い!

夜も更けてきて、そろそろ締めの時間。どの料理で締めようかとメニューを見る。「やっぱりあれやろ」と言わんばかりに、漁協職員はニヤニヤしている。そう、江戸っ子のたまごサンドを食べずにこの店を出るのはオススメできない。

ふんわり食感の大きめの出汁巻きと薄めのパン。たまごサンドの黄金比だと思う。
旨い!

会計をして店をでるとき、常連同士がカウンターで世間話をしながら刺身をつまんでいる。やはり美味しいとか、旨いとかは言わない。この美味しさのクオリティが港町の常識なのかと思うと、また尾鷲に行くのが愉しみになるのでした。

 


 

江戸っ子
尾鷲市栄町6−9
tel 0597-22-2666
IN https://www.instagram.com/edokkoowase

 

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.4.21update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


 

NETWORKS
Live in Mie 2023

主催者より
NETWORKSのライブのご案内です。NETWORKSはテクノやミニマルの要素も感じられる新しいジャズ系のバンドで、ライブ会場に漂う多幸感から多くのファンを魅了しています。
この日、ロビーではライブ専用のマルシェも開設しています。

開催日時
2023年5月3日(祝)
開場18:00/開演18:30

会場
三重県総合文化センター・小ホール

お問い合わせ
hiranokikakusha@gmail.com
(ひらのきかく舎)

 


ココカランポ#2

主催者より
作家デビュー100年!
怪奇・推理小説作家の巨匠、江戸川乱歩の生誕地である三重県名張市にて彼の代表作のリーディング公演『ココカランポ』の第二回目が開催決定。
今回は石川県金沢市を拠点に置く、俳優・演出・脚本家「西本 浩明」と舞踏家「松本 拓也」による「芋虫」を上演。
朗読劇を超えた俳優✕舞踏家による表現に注目。

怪奇・推理小説作家の巨匠として知られる江戸川乱歩。彼のルーツである三重県名張市にてリーディング公演イベント『ココカランポ』の第二回目が開催される。
1894年、三重県名賀郡名張町(現・名張市)に平井家の長男として誕生した太郎はのちの江戸川乱歩となるが、残念ながら名張が生誕地であることはあまり広く知られてはいない。
今年は「平井太郎」が作家デビューし、「江戸川乱歩」になってから100周年となる年。
その記念すべき年に合わせて、昨年秋の第一回公演「赤い部屋」に引き続き、地元の有志たちによる実行委員会が全国から選りすぐった実力派の演劇人を誘致し、乱歩作品のリーディング公演の開催を企画。
また公演にあわせ、乱歩が生まれた時代の風情を残す名張の旧町の散策ツアーを行い、街の魅力を再発見、「江戸川乱歩生誕地」という事実を全国にあらためてPRしようというイベントだ。
今回は金沢を拠点に活動する俳優「西本 浩明」と舞踏家「松本 拓也」による「芋虫」(作・江戸川乱歩)を上演。
怪人二十面相や少年探偵団のようなステレオタイプな「乱歩」とは違う問題作を演劇×舞踏によって表現する演出に注目である。
乱歩作品がもつ退廃的な世界感に触れながら、彼が生まれた街で彼の息吹を感じてみてはいかがだろうか。

□出演:西本 浩明 松本 拓也
□演目:「芋虫」(作・江戸川乱歩)
□開催日:2023年5月13日(土)
□会場
名張市 旧細川邸やなせ宿
〒518-0727 三重県名張市新町136
http://www.yanase-shuku.com/

□昼公演
13:00 開場
13:30 開演

□夜公演
18:30 開場
19:00 開演

□ココカランポ実行委員長による町家散策ツアー
※事前予約制無料
15:30-17:00(予定)

□チケット料金
大人    ¥2500
学生    ¥1000
名張市民割 ¥2000
※未就学児の入場不可

□チケット予約
予約フォーム
https://forms.gle/bekxZvJy8p31uuYw9

古書からすうり店頭または電話受付
〒518-0717 三重県名張市中町363
0595-41-1578

□URL
Twitter:https://twitter.com/kococaranpo
Instagram:https://www.instagram.com/kococaranpo/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100083834486738

□主催
ココカランポ実行委員会

□お問い合わせ
kococaranpo.nabari@gmail.com

□協力
特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ

□後援
名張市 名張市教育委員会

□助成
公益財団法人岡田文化財団

 


 

おかげ横丁「端午の節句」

主催者より
5月5日の端午の節句に合わせ、おかげ横丁では子供の健やかな成長を祈る催事を行います。独楽やけん玉、節句飾りが並ぶ市が立つほか、鎧武者姿での記念撮影もお楽しみいただけます。
また、4日午後5時ごろからは、伝統的な邪気払いの軒菖蒲を設置します。

開催日時
令和 5 年 4 月 29 日(土・昭和の日)~5 月 7 日(日)
10:00~17:00

開催場所
おかげ横丁一帯

お問い合わせ
おかげ横丁総合案内
0596-23-8838

 


 

笑顔と緑の音楽祭『HAZE SONIC』

主催者より

【趣旨】自然と人を未来につなげる地域や観光のコミニティフィールドとして波瀬で開放する“THE BIG愛LAND”のオープン記念して開催する“笑顔と緑の音楽祭”。県内外からの来場者に魅力ある波瀬の自然の中で開放感や安らぎを感じてもらい、また地元住民と新しい世代や移住者らとの交流の場として今後地域の活気につなげていこうとする。

【テーマ】“波瀬で遊ぼう“
ただただ楽しい集いの場をもち本来の活気や笑顔に溢れよう。

【内容】県内外の音楽アーティストのライブを中心に「村民カラオケ大会」など地元一般参加によるライブや漫才などのステージ。カラオケ大会参加者募集中!自然派な出店内容の地元生産者を中心とした“香肌ゆかいマルシェ”開催。

【日時】2023年5月28日(日) 11:00〜18:00
※前日当日キャンプ可能 ※要予約(info@bigailand.com)

【開場】THE BIG愛LAND (三重県松阪市飯高町波瀬732)
※駐車場は近隣に特設となります。現場にて係員の指示に従い駐車願います。

【入場】無料
※任意でのカンパは募ります。

【出演】山﨑くるみ(松坂) / 枝毛レノン(四日市) / むーのたね(松坂) /Qjapan(大阪) / jamzIp(神戸) / 佐中コーコー(愛知) / SINMO(大阪) / SEiZI/晴志(ソーセージ)(金沢) / 大島圭太(波瀬) / etc…
※地元高校生らに出演打診中。随時facebookイベントページで発表していきます。

【香肌ゆかいマルシェ】のんびり家 / 亀成園 / 幸せの太陽パン / cafe de HAZERU / のぱころ

【地麦酒】グットウルフ麦酒(東吉野村)

お問い合わせ
Facebookイベントページ
https://fb.me/e/uFnuUdP8

 


 

伊勢現代美術館・開館20周年記念イベント

主催者より
伊勢現代美術館・開館20周年記念イベントのご案内
日本とヨーロッパ 16名のアーティスト作品によるグループ展、「日本-ヨーロッパ対話型美術展」に関連した2つのイベントを開催します。
​皆様のご参加をお待ちしております。
…………………………………….
❶ オープニング イベント
​…………………………………….
【開催日時】4月8日(土) 14:00〜
【ご参加費】¥500
​■ ポーランドの画家 ミコライ・ポリンスキーによる、展覧会ガイド
■ ピアニスト 下村美佐 による、展覧会から着想を得たインプロヴィゼーション・ピアノLIVE
■ アーティストトーク
​● 入館料が必要となります。(一般 ¥700 / 学生 ¥500 / 小学生以下無料)
● 予約不要 (当日会場にて受付させて頂きます)
● イベント会場ではマスクの着用をお願いします。​
…………………………………….
❷ 作品発表イベント
​…………………………………….
【開催日時】5月4日(木・祝) 14:00〜
【ご参加費】無料
■ マーティン・リッチズによる、音を奏でる作品 “Thinking Machine”の発表
■ ポーランドの画家 ミコライ・ポリンスキーとのアーティストトーク​
​● 本展を以前にご覧頂いたお客様は入館無料 (以前のご来館チケットをご持参ください)
● 上記以外の方のご参加には入館料が必要となります。
● 予約不要 (当日会場にて受付させて頂きます)
● イベント会場ではマスクの着用をお願いします。

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://www.ise-muse.com/event

お問い合わせ
0599-66-1138(伊勢現代美術館)
info@ise-muse.com

 


 

吉田 佳代子 作品展
“ つむぐ ”

主催者より
吉田佳代子にとって作品を創るということは「つむぐ」ことであり、つむぐことは重ねていくことだと言います。三原色の線や面が重なり現れてくるモノトーンの世界は、まるで物憂い世相を表現しているかのようです。一方で、鮮やかな色が溶け合う作品は、その混迷から解き放たれた世界感をイメージしているのではないでしょうか。今回の展示はリトグラフだけでなく、水性木版に油性エッチングを重ねた作品や、コラージュを施したモノタイプなど作家の力量を感じる作品が揃いました。この機会にぜひご覧ください。

日時
2023年4月8日(土)~23日(日)
12:00 – 18:00 火・水定休

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
http://www.studiorokyo.com/pg4787952.html

お問い合わせ
侶居
510-0061 三重県四日市市朝日町1-13
tel. 059-340-9172

 


 

皆様からのイベント情報も募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記フォームからイベント情報をお寄せください。

掲載申込みフォーム

地球食@名張

某友人から「地球食、食べに行こう〜!!」

地球食⁈ちきゅうしょく⁈何⁈と思いながら、よくわからないけどなんだか惹かれる‼︎と思い「行く!行く!」と返事したのが、ちきゅう食との出会い。

「地球食」って何?と聞いてみると、「ビーガンのカフェだよ!」という事で地球食に行ってきました♪

着いてみてわかった事は、Be Happyちきゅう食という名前のお店。私はずっと地球食というお料理の名前だと思ってました(笑)

中に一歩入るとこれまた不思議な雰囲気。アジアン?アフリカン?多国籍な感じ。

店内にはハンドドラムやジャンベなどの楽器も置いてある!

ちょうどお店の方とお話しする機会があったので、このお店やこのお店をやっている方にも興味津々で色々と地球食について聞いてみました。

このお店のコンセプトは…?

「今世界で起こっている様々な問題や課題を「食」を通して意識し、皆が良い未来へと向かっていけるきっかけの場でありたい。と考えています。」
「メニューには地産地消を心掛け、旬の食材を直接地元生産者様から仕入れることで流通などで発生する環境負荷をなるべく抑えれるよう努めています。スパイスやナッツなど輸入食材は出来る限り産地を訪問し、現地生産者との交流を大切にしています。地球を守るのではなく、常に私達は地球に守られているという意識を大事にしています。」
(地球に守られている…なんだか考えさせられますね。)

人気メニューは⁇

「ランチは主にスパイスやハーブを使用した創作ヴィーガンメニューです。週替わりランチプレート”yoga lunch plate heaven”。卵、乳製品、小麦、砂糖を使わず、非加熱で調理したrawケーキ
、自家製米粉を使用したグルテンフリーの米粉マフィン、メニューの全てはヴィーガン(完全菜食)で使用する食材は無農薬または減農薬、非遺伝子組み換え食品、フェアトレード、化学調味料、白砂糖不使用です。」(こだわりがすごい‼︎)
さっそくカレーを注文!

ビーガンのイメージを覆すボリューム!お肉を使っていないと聞いていたので、あっさりしているのかと思っていましたが、全くそんな事なくスパイスの香りが漂うコクうまのお味。

食べ終わる頃には、お腹いっぱいで食べきれないかと思ったくらい!

「ベジタリアンはもちろん、アレルギーなどの食事制限、宗教観、倫理観などどんどん多様化する人々の価値観ですが、一つのテーブルを囲み皆が食を楽しみ交流できる場所とメニューをこれからも提供していきたいです。」

「以前は、”たましいの里まつり”という名前でお店がある名張市滝之原地区の村おこしイベントを2009年から2019年までスタッフ含め1000人規模のお祭りを毎年秋に開催していました。自身が火を扱ったファイヤーダンサーということもあり、国内外で活動するパフォーマーの方々やミュージシャンのステージの他、仮想コンテストや盆踊り、マルシェを中心に地元の方々と共に開催してましたが、10回開催を区切りに今現在は開催していません。移住や農業、商売を始めた方など、祭りをきっかけに地域にも少しですが変化が生まれたと思います。
現在、店舗では季節によりますが、自身のファイヤーパフォーマンスショーやゲストに大道芸やマジシャン、ミュージシャンを招いてショーやライブを開催しています。そしてもう少し広く手軽に、ヴィーガンの事を知って貰いたいと最近オンラインストア開設しました。オリジナルレトルトカレーやひよこ豆ペーストなど、ヴィーガン食品のネット販売始めましたので、ご興味ある方は、ホームページ覗いてみて下さいね。」
とても優しい気持ちになり、お店の名前の通りご機嫌になる事が出来るお店でした⭐︎
お店の場所は、ほんとにこんなとこにあるの?という場所ですが、本当にお店あります!


Be Happyちきゅう食
https://chikyushoku.raku-uru.jp/

OPEN DAY
木、金、土 11時~16時
Thu, Fry, Sat, 11am to 4pm
季節により変更あります。詳しくはinstagrum またはFacebook でご確認ください。

どんぶりパーティーで地元民歓喜の声、 ローカルスーパー「つるや」の15周年イベントに行こう!

私が松阪市飯高町のローカルスーパー「つるや」に興味を持ったのは、インスタグラムでつるやの海鮮丼を見つけたからだった。山間部で美味しい海の幸が食べことができるなんて!感激してしまって、インスタグラムに投稿したことを覚えている。

※過去に投稿したものです。価格は変わっています。

店舗はこちら。道の駅飯高駅の近く、新鮮ya!つるや!が目印。

宮本店(本店)もあります。

 

丼物はとにかく種類豊富。こちらはチキンカツ甘酢タルタル丼!

安定の天丼!

デミオム丼、手作りエビクリームコロッケ乗せ!
特製ハンバーグとエビフライの洋食丼!
よっちゃんキムチを使ったビビンバ丼!
丼、丼、丼♡

どれも店内で丁寧に手作りしている感じがたまらない。

 

丼物担当のスタッフさんをご紹介。地元民の胃袋を掴んで離さない、こちらの美人コンビ。店長の谷口さん(写真左)とベテランスタッフの泉谷さん(写真右)。

谷口店長:鮮魚もお客さんに喜んでもらってますが、丼物と惣菜も人気ですね。お米はつるやの自家製なんです。水が綺麗な宮本や七日市地区で作ってるんで、酢飯もですけど、お米が美味しいって言われます。

1日に5、6回来店するおじいちゃんもいれば、市街地で働く地元の若者が、仕事帰りに寄ってくれるのだという。市街地なら大手スーパーやコンビニが多数あるのでは?

手書きがかわいい。

谷口店長:スタッフや他のお客さんとの会話を楽しんでいるお客さんが多いです。この店がそうゆう場になっているのが嬉しいですね。

お客さんと会話が弾む泉谷さん。

なるほど。ここは老若男女問わず、地元民の憩いの場にもなっているのだ。情報共有の場でもあり、核家族化や単身高齢者の増加が進むこの地域のセーフティーネットにもなっているのだろう。家から近くて、広すぎない店内はシルバーカーを押して歩く高齢者にも優しい。一人分のお惣菜、どれを買おうかと悩んでいる時「今日はこれが美味しいよー!」と優しく声をかけてくれる、いつもの店員さん。素晴らしきローカルスーパーつるや!

 

そして来たる4月22日は、15周年イベント開催!海鮮丼と天丼のどんぶりパーティー!22日はつるやへGO!

つるやのInstagramより


おまけ:つるやで買った駄菓子を持って、大人遠足。

これからのシーズン、ツツジが美しい松阪市飯南町の富士見ケ原へ。山頂付近まで車で行くことができる。道が狭いので、注意を促す親切な看板があちこちに立っている。

ちなみに「まくれるぞよ」とは「転げ落ちるよ」の方言。

何だろう、看板が訛りまくっている。「わっけん」はすごいという意味なので、わっけもねえぞは、えらいこっちゃ…みたいなニュアンスのはず。

そんなこといわれても。見ちゃうなあってゆう看板。

いいこと書いてありそうなのに、木で見えない残念な看板も。

頂上付近の駐車場に到着!きらきらした新緑が気持ちいい。

ドウダンツツジが見頃でした。ツツジの開花はこれから。

心地のいい木漏れ日の中、頂上まで遊歩道を歩いていく。

そして、展望台に到着!!

立派な展望台があります。

ちょっと歩いただけなのに、見晴らしサイコー!

展望台からの景色。

さて、つるやで買った駄菓子を広げます。

ビッグカツだと思って買ったら、アイドルかつ?でした。私が好きなのは断然、モロッコヨーグル!駄菓子ってなんだかワクワクしませんか。

 

新緑やツツジの綺麗な心地良い季節。つるや15周年イベントへぜひお越しください。

 


つるや宮前店

松阪市飯高町宮前281−3
T E L:0598−46−7030
Instagram:https://www.instagram.com/tsuruya7030

BARのカレーって旨そうやん。火曜・水曜のランチ限定「カレーショップすずき」

大門にあるバー「和院」。
今年の1月から「カレーショップすずき」の名でランチ営業しています。
営業日は毎週火曜と水曜の11:30〜14:00のみ。

メニューはカレー一択。
オーナー鈴木さんのカレーへのこだわりが感じられます。

具が溶けるほどじっくり煮込まれたカレーライス。
スパイスが効いているのですが、あとから野菜と肉から出た甘味と旨味が口の中に広がります。これは辛いのが苦手な人もイケるレベルの辛さ。

サラダと食後のドリンクがついて¥1380-
あと、先着でに来店特典が付きます。

この日の特典はソーセージ。


エビフライの日もありました。これは当たり!


店内はオーナーのクセが効いたおしゃれな雰囲気。
カレーを食べながら競艇をパブリックビューイング。
もちろん昼呑みもOK。

夜は本来のbar「和院」としてオーナーシェフのこだわりの料理とお酒が楽しめます。
JAZZが流れる大人なお店。

△ビーフカツサンド
これと赤ワインの組み合わせは優勝。


△雲丹クリームパスタ
これでもかってほどの雲丹。

店の名前の通り、オーナーこだわりのイタリアワインが揃っています。
一見強面のオーナーですが、話しかければ気さくに料理に合うワインを提案してくれます。

お昼のカレーも美味しいですが、夜のbarもおすすめです。
一人でしっぽりカウンターでワインなんかもいかがでしょうか?


和院
三重県津市22-6 前田ビル1F
tel 059-224-3605
in https://www.instagram.com/wine1968_tsu_city_japan/
▽カレーショップすずき
営業時間:11:30〜14:00(火曜・水曜のみ営業)
▽bar和院
営業時間:18:00〜24:00(Lo23:00)
定休日:日曜・水曜

 

移住って、遠くに行く事だと思ってませんか? 県内移住という新しい選択肢。

昨年、OTONAMIE にて募集していた
移住者と地域をつなぐ人づくり講座
 Local School Field Mie
 ローカル スクール フィールド ミエ」に参加させて頂きました。

その時の募集記事はこちら(昨年の記事で、募集は終了してます。)

参加する前は「何が学べるんやろ?」って思いながら、初めての人、場所が苦手なのでどきどきしてました。

県内の色んな地域づくりに取り組む方からのお話や、
現地での体験等を踏まえてディスカッションを行い、
地域づくりのノウハウを習得するとともに、つながりを構築する。


実際に行って見てみよう!
自分にできること、考えてみよう!

そんな仲間といっしょに地域づくりをたのしく学ぼう!
という内容の講座で、
私は実践編の全5回に参加させていただきました。

ゆるゆるとみんな興味のあるとこへ。街を散策。

 

参加しようと思ったキッカケは、
今住んでいる主に伊勢市中心部にもたくさんの空き家があり、この空き家、住むことも引き継ぐことも活用することもされずに朽ち果てて行くのか・・?
市内に空き家はあるのに、家を建てたい人の土地がなくて次の世代(主に結婚した後の20代後半〜30代の)が近隣の街に出て行く。
これって悪循環だよなー。と思ったことです。

 

空き家バンクってどうなってるの?
市はどんな対策してるの?
伊勢市以外の、もっと人口の少なくなっている市町村はどんな対策をとっているの?
そもそも、街づくりや地域活性化をしてる人は、どうやって行政と連携してるの?と、わからない事だらけ。

「移住、空き家、地域活性化、地元活用」などのキーワードと「実際の現場」の繋がりが私は全くわからなかったのです。

 

この講座では、いきなりの漁船に乗る体験と街並み散策をした鳥羽市に始まり、南伊勢町でも漁船にのり(笑)街全体を家と見立てて空き家の活用を学びました。
地域の資源を活用しながら、移住者がじわじわ増えている多気町丹生と、今観光に力を入れてることも知らなかった地元の明和町。
クリエイターが中心となり空き家の対策やリフォームの相談を受けたり、観光案内所のスタッフがもはや街の有名人という大台町。
最後は桑名市で、今回のスクールの振り返りをして半年間の講座終了!というものでした。

とっても面白い経験をさせて頂き、自分の見解が広がったことは言うまでもありません。
全ての回の感想を書きはじめると長くなるので、割愛させていただきますが・・。

鳥羽にて、漁船の上から牡蠣の養殖イカダを見せていただいたり。

 

今回これに参加させて頂き、わかったことは「答えは1つじゃない」ということでした。

移住してきて、これじゃまずい。と思って動いた方もいたし、
動き始めていたら行政から何かしらの業務委託されたという方もいたし、
行政側の視点から入り、今民間で活動してる方もいました。

大台町から見る、清流宮川。

 

移住や空き家というキーワードが以前よりも身近になってきた私の近くに、実は移住を経験された方がいました。
伊勢市内から、多気町丹生に移住された方が。

県外の方が落ち着いた土地に住みたいと移住を検討したり、そろそろ親の近くに・・と、Uターンで移住を考える人が多いイメージでしたが、三重県内の移住ってあまり聞いた事がなかった私。

県内で移住を決めたキッカケや、苦労したこと、実際に生活してみてどうなのか、今なら聞けるかも!と思い、今回取材をお願いしました。

下司恭子さん。

コロナ禍になってすぐ、何か始めようと音楽に手を出した私。
音楽全く初心者の私に根気よくピアノを教えてくれた、ピアノの先生で、ピアニストとして、ライブやホテルでのラウンジ演奏など活躍されています。

伊勢市で生まれ育ち、進学と共に名古屋へ。
ワーキングホリデーでオーストラリアで生活したり、家族の都合でバリ島で生活した経験も。
帰国後実家のある伊勢で暮らすも、老後まで住みたい場所はどこかな・・と考え、移住先を探し始めたそうです。

 

・移住先は元々、多気町丹生地区と決めてたのですか?

下司さん:「全然そんな事はなく、横輪の桜を見に行った時に【あ、私こんな山の近くに住む!】って直感的に思ったんさ。
玉城町、多気町、度会町、松阪市・・辺りで探し始めて、子どもの志望高が決まってくるにつれエリアが絞られてきて、以前丹生のあじさい祭りに来た時にすごく土地の印象が良くて丹生で探し始めたの。」

 

結構ざっくりしている・・。
というのが私の印象。笑

そして、移住先を丹生に決めた下司さんが、先に丹生に移住した人から言われた言葉。

「とにかく足しげく丹生に通いなさい。」

その土地の空気感や、歩いて生の情報を得にいく事が大切だと。

 

だから下司さんは何もなくても丹生に通い、歩きまわる時間がない時は金川珈琲(2020年にオープン。東京から丹生に移住してきた方が開いたお店)でコーヒーを飲んで帰るだけと、いうことも多かったそうです。

そして、ある日「区長さん」という存在を知る。

その日も金川珈琲でコーヒーでほっと一息ついた後、その近辺を歩いていたそうです。
そして出逢った人に「この辺りに住みたくて空き家を探している・・」と話すと、「そんなら区長さんとこ行きない」と言われたそう。

そして丹生区役所に行き、無事区長さんと対面。

下司さん:「とにかく『区長さん』の存在を知ってからは、めっちゃ早かったの!
区長さんはその地区のことをよく知ってて、どこが空き家になっているかも把握していたから、条件を話して、そこから家が決まるまではあっという間だった!」

今もよく行くという金川珈琲さん。

 

「区長さん」・・って、私は初めて聞く呼び方だったのですが、要はその地域のことをよく知っている、自治会町さんです。
(渋谷区とかの区長さんとは違うんです。)
その町によって独特の呼び方があると思いますが、丹生では「区」という呼び方で、その地域に住む時に「区費」というお金を年間で払う必要があったり、であい(お寺や公園の掃除など、寄り合って地域のことをすること)があったりするそうです。

ちなみに私が育った明和町の団地でも公園の草抜きをしたり、自治会費も払ってましたし、伊勢市ではお木曳に向けて積立したり、粗大ゴミの回収をしてくれたり。
アパートやマンションだとその呼び方は共益費になると思いますが、要はその地域を守り良くしていく為に、自分達でお金を出し合ってく仕組みや組織の名称が違うってことだと思いました。

地域によって呼び方が違うから、最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、移住を考えてる方は、最初にこの辺りのことも知っておくと不安が軽減されるかも。

 

 

・移住先が決まってからの苦労はありましたか?

下司さん:「土地を購入する時の手続きがめちゃくちゃ面倒くさかった。
色んな場所に行って、話を聞いてなんとか終わらせたけど、全部終わった今でも、うまく説明はできないかも。笑
あとは、家が広い上に片付けがされてない状態で買ったので、人の生活が丸ごと残ってた家の片付けが大変でした。
友達に来てもらったり、色んな人に手伝ってもらいました。」

使い物にならない大量の畳やゴミたち。

 

そうそう、私も家が決まった後のこの片付け中のタイミングで、下司さんの家の片付けを手伝いに行ってました。
1年ちょっと前くらい。

作業後のお茶タイム。右側、めっちゃ目をつぶってるのが私です。

 

床は浮いてるし、白アリもきてるし、階段はぎしぎしと音をたてて、畳も使えない古さで・・ここだけの話、本当に住めるの!?って思いました。
しかも、業者さんを入れずに知り合いと一緒に自力でリフォームしてるというから、ますます心配になります。

でも、ゴミを捨て、床を貼ったり、壁を塗ったり、砂利を入れて庭の整備をしたりして、目標をしていた、息子さんの高校入学のタイミングの1週間ほど前にはシステムキッチンが入り、なんとか住めるまでにリフォームを完了させるというスゴ技。

 

そこまでしてこの場所が良かった理由のひとつに、「はなれ」があったこと、があるそうです。

ピアノの先生である下司さんは、住む場所の他にピアノ教室にできる場所もほしくて、それが叶う条件はこの場所以外になかったそう。
どんなにリフォームが大変でも「ここに住みたい!」という思いの強さが、周りを動かすまでの行動力になっていたのかもしれません。

 

色々な工事を終え、今は猫ちゃんも快適そうに暮らしている。

 

下司さんのピアノ教室【フレンドリーPIANO】は現在3歳〜72歳までの幅広い年齢の方が通っています。

クラシックピアノだけじゃなく、JAZZやポピュラーミュージック、コードも学べるのが特徴。
コンサートも定期的に開催しているので、本番を経験すると度胸もつき、拍手をもらえてモチベーションがあがる、そんなピアノ教室です。
月謝制でなくワンレッスン制もあるので、自分のスケジュールのタイミングでレッスンを入れられるのが大人の方でも通いやすいと好評だそうです。
(レッスンの問い合わせはフレンドリーPIANOのInstagramか公式ラインからどうぞ!)

 

・丹生で暮らしてみて、どんな変化を感じましたか?

下司さん:「たまたまかもしれないけど、ここの地域の人たちは穏やかで過干渉じゃないの。
移住してきたからって白い目でみる人もいない。
息子も友達の家族に一緒にスキーに連れて行ってもらったり、家族ぐるみのお付き合いもあるけど、面倒臭くない。その距離感がちょうど良くて、私には居心地がいいかな。
あ、でも冬はめちゃくちゃ寒かった。初めてスタッドレスタイヤにしたの!
あとは、新しい生徒さんと出逢えたのも、変化のひとつかな」

田舎あるある。ご近所さんからのお裾分けが大ボリューム。

丹生で暮らしはじめてから、ちょうど1年。
ご近所さんとの関係が深まったり、季節ごとに変わる土地の香りを楽しんだり、伊勢市内では見られなかったような花や虫がいたり、色んな変化を楽しんでいる下司さん。

一方で、多少時間はかかるけれど行きなれた美容院やご飯屋さん、ピアニストとしての仕事先は今まで通りの場所に行けるし、会いたい時に友達にも会える距離。
1から全部の新しい関係を作るわけではないから、大きくストレスがかかることも少なかったそうです。

県内移住は新しい選択肢のひとつかもしれない。と、今回お話を聞いて思った私です。
暖かくなってきたし、気になる土地があれば、一度足を運んでみるのもいいかもしれません。

 

2023年春、牡丹を観に行こうと考えている方はこちらで気軽に楽しめます! ~長島水辺のやすらぎパーク~

春は花の季節、牡丹は元々中国が原産とのことですが、花が大きく幾重にも重なる姿は、まさに花の王様と呼ばれるほどの気品と風格を漂わせています。

 

そんな「花の王様」とも称される牡丹を気軽に楽しめるスポットの紹介です。

場所は桑名市「長島水辺のやすらぎパーク」。

 

昨年の2022年4月中旬に訪れていましたので、今年の2023年は牡丹を観に行こうと考えていらっしゃる方は、是非参考にしてみてください。
(取材は2022年の取材のため、昨年と状況が異なるところもあるかもしれませんが、2023年もぼたん園は開催されるとのことです)

 

「長島水辺のやすらぎパーク」は、木曽三川の長良・揖斐川と木曽川との間にあって、長島リゾートが経営する「なばなの里」の近くにあります。

 

隣接した駐車場がありますが数台とのことでしたので、国道1号線沿いある約50台停められる駐車場を利用しました。

 

駐車場のそばには長島川という川があって、川沿いには遊歩道があります。

 

この遊歩道を5分ほど歩くと・・・

 

着きました!!

 

白や赤、ピンクや紫の牡丹の花が咲いていて感動!!

 

それに、着いた途端に味わう牡丹の花の香りがすごい!!

写真や文章ではお伝え出来ないのが残念なのですが、
上品な香りがふわ~~っ、あっちでもこっちでも、ふわ~~っ、ふわ~~っと、牡丹ってこんなに香りがするんだ!!っと思えるくらい見事でした。

 

美しい女性を例えた「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があるように、気品があって華麗なお花ですね!!

 

黄色の牡丹もあるんですね!

黄色の牡丹は他の色の牡丹に比べて、咲くのが少し遅いそうですが、見に来られたご夫婦方が「黄色ももう咲いてるな。」とおっしゃられてました。

 

 

管理されているのはNPO法人木曽三川環境保全機構で、事務局長をされている加藤さんと伊藤さん(同性お二方)、そして、牡丹の時季にはボランティアガイドをされている稲垣さんにお話を聞くことができました。

 

このやすらぎパークは流れ着く流木をチップ化することをされてる事業をされている中、このパークを管理することになったということで、併せて旧武家屋敷を改修した昔の佇まいの風情を楽しめる休憩施設があります。

 

レトロな雰囲気を保ったままの家具や照明、

この時期は、ボランティアガイドの稲垣さんが撮影された写真も飾られていて、室内を華やかにしてくれていました。

 

庭園も整備されていて、ツツジ科のミヤマキリシマが満開でした。

 

見学は無料で、牡丹や庭を見ながらほんとに安らげますね!
まさに、やすらぎパークといったところです。

 

でも、管理は大変ご苦労されているようです。

やすらぎパークには約200本の牡丹があるとのことですが、デリケートなお花なので、いくらかは枯れてしまい毎年40本ほどは植え替えをされているとのことです。

 

運営協力金箱が設置されていますので、ささやかながらでも是非とも協力したいですね!

このやすらぎパーク、今回、牡丹の時季に訪れましたが、2月頃から6月頃までは、他にもお花を楽しめるとのことです。

 

牡丹の前は、早咲きの桜の河津桜。

牡丹の後は、藤、芍薬、カキツバタ(武家屋敷の裏庭)、紫陽花、蓮、そして柳の緑へと、楽しめるとのことです。

ちなみに、訪れた日は、牡丹のほかにも藤が咲き始めていました。

 

ちなみに、2023年の牡丹は4/15頃が見頃の予想で、押し寿司などの販売も計画されているとのことですので、長島水辺のやすらぎパーク、ご興味がありましたら、是非、訪れてみてくださいね。

長島水辺のやすらぎパーク/桑名市 (kuwana.lg.jp)

場所はこちら 35°05’25.6″N 136°42’18.2″E – Google マップより

 

OTONAMIE PUSH EVENT【2023.4.6update】

お寄せいただいたイベント情報をご紹介していきます。
※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください。

 


 

笑顔と緑の音楽祭『HAZE SONIC』

主催者より

【趣旨】自然と人を未来につなげる地域や観光のコミニティフィールドとして波瀬で開放する“THE BIG愛LAND”のオープン記念して開催する“笑顔と緑の音楽祭”。県内外からの来場者に魅力ある波瀬の自然の中で開放感や安らぎを感じてもらい、また地元住民と新しい世代や移住者らとの交流の場として今後地域の活気につなげていこうとする。

【テーマ】“波瀬で遊ぼう“
ただただ楽しい集いの場をもち本来の活気や笑顔に溢れよう。

【内容】県内外の音楽アーティストのライブを中心に「村民カラオケ大会」など地元一般参加によるライブや漫才などのステージ。カラオケ大会参加者募集中!自然派な出店内容の地元生産者を中心とした“香肌ゆかいマルシェ”開催。

【日時】2023年5月28日(日) 11:00〜18:00
※前日当日キャンプ可能 ※要予約(info@bigailand.com)

【開場】THE BIG愛LAND (三重県松阪市飯高町波瀬732)
※駐車場は近隣に特設となります。現場にて係員の指示に従い駐車願います。

【入場】無料
※任意でのカンパは募ります。

【出演】山﨑くるみ(松坂) / 枝毛レノン(四日市) / むーのたね(松坂) /Qjapan(大阪) / jamzIp(神戸) / 佐中コーコー(愛知) / SINMO(大阪) / SEiZI/晴志(ソーセージ)(金沢) / 大島圭太(波瀬) / etc…
※地元高校生らに出演打診中。随時facebookイベントページで発表していきます。

【香肌ゆかいマルシェ】のんびり家 / 亀成園 / 幸せの太陽パン / cafe de HAZERU / のぱころ

【地麦酒】グットウルフ麦酒(東吉野村)

お問い合わせ
Facebookイベントページ
https://fb.me/e/uFnuUdP8

 


 

三重のもめん展

主催者より
丈夫で吸水性がよい上、夏は涼しく冬はあたたかい「もめん」は、古くから生活の中で重宝されてきました。三重県では「松阪もめん」「伊勢もめん」「市木木綿」など、今も変わらぬ製法でもめんが織り継がれています。
県内3地域のもめんそれぞれの魅力を発信します。

日時
2023年4月6日(木)~19日(水)

場所
赤福 本店別店舗

三重のもめんを使った箱鈴つくり体験
日時
2023年4月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)
9:00~17:00

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://okageyokocho.com/main/works/momenten/

お問い合わせ
もめんや藍
伊勢市宇治中之切町77
tel. 0596-23-8809

 


 

伊勢現代美術館・開館20周年記念イベント

主催者より
伊勢現代美術館・開館20周年記念イベントのご案内
日本とヨーロッパ 16名のアーティスト作品によるグループ展、「日本-ヨーロッパ対話型美術展」に関連した2つのイベントを開催します。
​皆様のご参加をお待ちしております。
…………………………………….
❶ オープニング イベント
​…………………………………….
【開催日時】4月8日(土) 14:00〜
【ご参加費】¥500
​■ ポーランドの画家 ミコライ・ポリンスキーによる、展覧会ガイド
■ ピアニスト 下村美佐 による、展覧会から着想を得たインプロヴィゼーション・ピアノLIVE
■ アーティストトーク
​● 入館料が必要となります。(一般 ¥700 / 学生 ¥500 / 小学生以下無料)
● 予約不要 (当日会場にて受付させて頂きます)
● イベント会場ではマスクの着用をお願いします。​
…………………………………….
❷ 作品発表イベント
​…………………………………….
【開催日時】5月4日(木・祝) 14:00〜
【ご参加費】無料
■ マーティン・リッチズによる、音を奏でる作品 “Thinking Machine”の発表
■ ポーランドの画家 ミコライ・ポリンスキーとのアーティストトーク​
​● 本展を以前にご覧頂いたお客様は入館無料 (以前のご来館チケットをご持参ください)
● 上記以外の方のご参加には入館料が必要となります。
● 予約不要 (当日会場にて受付させて頂きます)
● イベント会場ではマスクの着用をお願いします。

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
https://www.ise-muse.com/event

お問い合わせ
0599-66-1138(伊勢現代美術館)
info@ise-muse.com

 


 

吉田 佳代子 作品展
“ つむぐ ”

主催者より
吉田佳代子にとって作品を創るということは「つむぐ」ことであり、つむぐことは重ねていくことだと言います。三原色の線や面が重なり現れてくるモノトーンの世界は、まるで物憂い世相を表現しているかのようです。一方で、鮮やかな色が溶け合う作品は、その混迷から解き放たれた世界感をイメージしているのではないでしょうか。今回の展示はリトグラフだけでなく、水性木版に油性エッチングを重ねた作品や、コラージュを施したモノタイプなど作家の力量を感じる作品が揃いました。この機会にぜひご覧ください。

日時
2023年4月8日(土)~23日(日)
12:00 – 18:00 火・水定休

イベントに関するHPやSNSなどのリンク先
http://www.studiorokyo.com/pg4787952.html

お問い合わせ
侶居
510-0061 三重県四日市市朝日町1-13
tel. 059-340-9172

 


 

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